夢実現研究会2009

団塊世代の生き方を考えよう。

経済的自立:起業:情報起業

2009-03-16 13:19:31 | 経済的自立:起業
ドロップシッピング
ドロップシッピングとは、ネットショップで注文が入った時点で、それをメーカーや卸売り業者(以下、ベンダー)から直送させるネットショップの運営方法の一形態である。商品提供業者の卸値に自由に上乗せをして販売し、差額分がネットショップの利益となる。  ネットショップは注文を受け次第、注文情報をベンダーに転送することで、商品の発送を代行してもらうことができる。在庫を持たずに、商品に触ることなくネットショップを開くことができる。 アメリカやイギリスではメーカーなどのベンダーと販売者(以下、ドロップシッパー)が直接連絡を取って契約を結び、販売を行うケースが多く見受けられるが、日本ではサービスプロバイダが両者を仲介していることがほとんどである。

メリット
· 仕入れる必要がなくなるので、ネットショップを始める上でのリスクが少なくなる
· 梱包、発送などの受注後の業務を行う必要がないため、サイト作成とサイトのマーケティング活動に専念することができる
· 自分で価格を設定することができるため、プロモーション手法に応じた価格設定をすることができる
· 豊富な商品が取り揃えられているので、選択肢が多い
· サービスプロバイダを探すと楽天やYahoo!ショッピングで売れ筋の商品も複数見つかる
· 問い合わせ、クレーム、返品対応などをサービスプロバイダが行ってくれることもある
· 特定商取引法の表記はサービスプロバイダの記載でもよいことがある。その場合は個人情報を掲載必要がない。
デメリット
· 通常の小売と違って、仕入れを行わないため利益率が低くなる
· 個人情報を持つことができないことが多い。個人情報を持てないとリピーターの囲い込みができない
· 手元に商品がない状態で売るため、商品のことがよくわからない
· 配送はベンダー、サービスプロバイダ任せなので、リードタイムの管理がしづらい。
· シェアの非常に大きなシッピングサイトの場合、大勢の登録者が同じ問屋から同じ卸値で商品を販売する事になり、大勢のユーザーが最低価格を付け販売する事も少なくなく、事実上最低販売価格以上の値を付けた場合価格競争には勝てない現象が起こる。また大勢のユーザーが管理するサイトで最低販売価格の横並びが大半を占める事となり、どの競合サイトを開いてもどのサイトも同じ値段(最低販売価格)で販売している現象が起こっており、またシッピングサイトの特性上同一商品を大多数が販売している為に販売率が非常に悪い結果となる。これは、シッピングサイトを通さない多くの実店舗の小売店は、仕入れロットが多ければ多い程に割引率が多くなり大量仕入れや、問屋との駆け引きにより仕入れ値が左右され他社競合が行われるが、シッピングサイトを通しての仕入れはユーザー全員が横並びとなっている為、価格競争の概念がそもそも希薄なのが現状である。ドロップシッピングは、問屋は大勢にユーザーを対象に大量に商品を卸せるメリットがある反面、シッピングサイトへ登録し商品を販売するユーザーには相当な販売取引き手腕に長ける極一部のユーザーを除き"旨み"があまり無いとの指摘もある。
現状
 各社が2006年夏のサービスリリースから約1年半が経過した。早くも淘汰が始まっており、採算が取れないサービスプロバイダは撤退している。 株式会社サイバーエージェント傘下のストアファクトリーが運営していた「ミセつく」が2007年9月に、ビジョナリー株式会社が運営していた「ドロップス」が2007年11月にサービスを終了するなど、採算が取れないと判断した企業は撤退している。
 一方、株式会社もしもが運営する「もしもドロップシッピング」は会員数13万人を突破していたり、株式会社リアルコミュニケーションズが運営する「RMドロップシッピング」の取扱商品点数が20万点近くになっていたり、株式会社ClubTが運営するオリジナル商品デザイン型の「ClubT」の取扱商品点数が50万点を超えたりと、順調に成長しているサービスプロバイダもある。
 ほとんどのドロップシッパーが売上をあげることができていないようであるが、一部のドロップシッパーは月商100万円以上売っているようだ。しかしながら、月商100万円でも報酬は20~30万円程度のため、アフィリエイトと比較するとまだまだ稼いでいる人間が少ないと言える。有力なアフィリエイターは資料請求や申込などで稼いでいることが多いため、あまりドロップシッピングに参入していない。徐々に売上をあげる人間が増えてきているため、今後の成長が期待される。
 売れない商品ばかりが並んでいると言われていたが、徐々にまともな商品が増えてきており、楽天などで上位にランクインしている商品などを扱えるようになってきた。
 アメリカにおいてはインターネットの専門小売のうちの3割がドロップシッピングの仕組みを活用している。ソース
今後日本で同様の成長をするかどうかはサービスプロバイダの活動にかかっていると言える。
集客方法
 サービスプロバイダの売れ筋ランキングに掲載されている商品を調べてみると、多くの商品がオーバーチュアやアドワーズなどの検索連動型広告を使って販売されているようだ。今のところはSEOで集客を行っている例よりも検索連動型広告で集客を行っている例が目立つ。これはまだ初めてからあまり時間が経過していないユーザーが多いためかもしれない。

1-1 : ドロップシッピングとは?
ドロップシッピングとは、ものすごい簡単に言うと 「商品を持っていなくても、その商品を自由に売れるシステム」です。
注文が入れば、あとはメーカーが直接商品を発送してくれます。 これはとても便利です。なぜなら、在庫を持つ必要がないからです。

しかもポイントは、メーカーからの品物は、あなたのサイト名義で送られる、というところです。 つまり、お客さんからしてみれば「あなたから購入している」と思うわけです。 ブランドものの財布をドンキホーテで買った時に 「グッチから買った」というより「ドンキでグッチの財布を買った」と思いますよね。 それと同じです。

2-1 : ドロップシッピングの特徴って?
ドロップシッピングは、アフェリエイトとは根本的に どの点で違うのでしょうか。 アフェリエイトになくて、ドロップシッピングにある大きな特徴として、
1. 自分で商品の値段をつけられる
2. 自分のオリジナルの商品を在庫リスクなしで作れる
2つがあげられます。

2-2 : 自分で商品の値段をつけられる
たとえば、ブランドの財布を自分のサイトで売りたいとします。 今までのアフェリエイトですと、2万円の財布は、2万円で売らなければいけませんでした。
しかし、ドロップシッピングは違います。 2万円の財布だからといって2万円で売る必要はありません。 ブランドの財布の原価が1万円だとすると、1万円で仕入れて、 それを5万円で売ることもできます。 もちろん、5万円では誰も買わないでしょうから、 一番売れる値段を考えることになるでしょう。
つまり、このように、自分が売りたい商品の値段は自分でつけられるのです。 自分で値段がつけられるということは、マーケティングのセンスや 世の中の動向を見極める必要があります。 その読みがあたれば、ガンガン売れるようになるわけです。
これだけだと普通の小売と同じですが、ドロップシッピングが小売と違うところは、 「在庫を自分で持たない」という点です。 普通のお店ですと、1万円の財布を10個仕入れて1つも売れないと10万円の赤字です。 しかし、ドロップシッピングは在庫を持たないため、 売れたら売れた分だけの利益が、売れなくても出費がない、というものなのです。 これは、お店をやりたい人には非常に敷居が低くなりますよね。

2-3 : 自分のオリジナルの商品を在庫リスクなしで作れる
ドロップシッピングでは、自分のオリジナルの商品を売ることもできます。
これはどういうことでしょうか? ドロップシッピングの大きな特徴は、そう、在庫を持たない ということでしたね。 これを言い換えると「注文があってからメーカーに発注する」ということです。
ドロップシッピングでは、 自分のデザインしたオリジナルTシャツを作りたいと思ったとき、 デザインだけを用意しておけばいいのです。 そして、そのTシャツを注文された場合のみ、Tシャツを作成するということができます。 わざわざオリジナル商品を作り、在庫を抱え お客さんに発送をするという従来の方法とは違い、 自分はデザインだけを作れば、オリジナル商品が売れてしまうのです。 クリエーターや、小さい中小企業のオリジナルグッズなどを作るには とてもリスクが少なくて楽な方法ですね。
なんだかいいこと尽くしのようですが、 もちろん、ドロップシッピングにもリスクはあります。 誰でも簡単に楽して儲けられるものでもありません。

3-2 : 普通の小売と比較してのリスク
普通の小売と比較すると、以下のようなリスクがあります。
· ASPによっては、商品が手元にないので問い合わせ対応が大変になる
· 大量に仕入れるより粗利率が低くなる
· ASPによっては個人情報が完全には渡されない
· 発送時の工夫が限られる(お礼の手紙を入れたりできない)
3-3 : 問い合わせ対応が大変
まず1点目。ドロップシッピングでは、問い合わせは 商品を売る側が受け付けることになっている場合がほとんどです。 ブランドの財布を買う時に、メーカーにではなく、 それを売っているお店に問い合わせますよね。それと同じです。 しかし、ドロップシッピングの場合、在庫が手元にないので、 問い合わせに答えるのが大変です。 ぱっと商品を見て答える・・・ということができないので、 自分で買ってみるなり、商品を見に行くなりの対応が必要になってきます。
3-4 : 粗利率が低い
これはなんとなくわかってもらえると思います。 ある商品を、1回づつ100回注文するより、 100個大量に注文したほうが、値段は安くなりますよね。 ドロップシッピングでは注文ごとに発注する形なので、 大量発注のメリットが適用されません。 一日100個品物が売れるようなお店を作れるなら、 ドロップシッピングを使うより、自分で在庫を持ったほうがはるかに儲かります。

3-5 : 個人情報が渡されない
普通、小売ですと、買った人の個人情報を把握できます。 これによって、ダイレクトメールを送ったり、 リピーターになってもらうための戦略が練れますが、 ドロップシッピングですと、個人情報を持つのはASP側です。 (ASPによっては違う場合もあり)
3-6 : 発送時の工夫が限られる
これもわかりやすいですね。 発送時に、普通の小売では、 手紙を入れたり、一言添えたり、 袋を工夫したりできるのですが、 ドロップシッピングですと、 発送はメーカーがやるので、売り手側はそこには関与できません。 顧客との接点が極めて少なくなるので リピーターを増やすための方法が限られてきてしまいます。

4-1 : アフェリエイトと比較してのリスク
· ASPによっては問い合わせ対応をしなくてはならない
· ASPによっては決済をしなくてはならない
· ASPによっては特定商取引法の表記に自分の名前を書く必要がある
· ASPによっては返品されたものを買い取る義務がある
4-2 : 問い合わせ対応の必要
ASPによっては、問い合わせ対応は 売り手側がしなければいけません。 アフェリエイトだと「自分は紹介しているので、 問い合わせされてもわからない」といえますが、 ドロップシッピングだとそうはいえません。

4-3 : 決済の必要
ASPによっては決済の必要があります。 アフェリエイトだと、決済はすべて 紹介先のサイトで行ってくれますが、 ドロップシッピングでは、 自分で決済をする必要があるところもあります。
4-4 : 自分の名前を書く必要
これも、ASPによりますが、 特定商取引法の表記をする必要がある場合があります。 これはつまり、に自分の名前などを書かなければいけないということで、 アフェリエイトのように、責任なしに気軽にはできないことになります。 詳しくは経済産業省のホームページにある特定商取引法のページをご覧ください。
4-5 : ASPによっては返品されたものを買い取る義務がある
そして一番大きいのがこれ。ASPによっては 返品されたものを買い取る義務がある場合があります。 これはかなり大変です。 原価が5万するものを10個注文を受けて、全部キャンセルになったら 50万分買い取らなければいけません。 いくら在庫リスクがないとしても、これはちょっと負担が大きいです。
5-1 : ドロップシッピングはやるべきか?
ドロップシッピングは目新しいサービスのため、 いろいろな人が飛びついているのが現状ですが、 私は、単純に「やったほうがいい」とはいえないと思っています。 前ページのドロップシッピングのリスクについて でも書いたように、リスクはそれなりにあります。



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