夢実現研究会2009

団塊世代の生き方を考えよう。

生きがい:活き活き生きる その3

2009-03-16 11:39:57 | 喜びの生活:生きがい
脳にいいことだけをやりなさい:マーシー・シャイモフ その5
<<要約>>

〇プラス思考に走る
① 私たちは生まれつき、ポジティブな考え・経験より、ネガティブなものの方が強く記憶されます。
② この生来の傾向を修正するためには、意識的にポジティブなものに注意を向けることが必要。
③ すでにある幸せの価値を認めれば、それが増えていく。

〇脳にポジティブ感覚を植えつける「鏡のマジック」
① 鏡に向かって自分を褒める。それだけで自信がつきます。
② 自分を褒めちぎるのは、自惚れのようで気が引ける。
③ しかし、幸せな人々は自分に優しく、決して自己卑下することはありません。
④ 自己中心でも傲慢でもなく、ただ自分をあるがままに受け入れて長所を認めようとしているだけです。

〇こんな感情が起きたら「30秒間浸り続ける」
① 思考をプラスにするのは、積極的にうれしい経験を積み重ねることが必要です。
② 嬉しい経験をゲーム感覚で探してみましょう。
③ ちょっとでもいいことがあったら、見逃さず意識するのです。嬉しいな・楽しいな、と思うことを毎日見つけてください。
④ 何事でも意識すると、脳の中の「RAS網様体賦活系」を活発化させることができます。
⑤ このRASは脳幹にある細胞で、たくさんの情報の中から重要なものを選び出し、私たちの注意をそれに向けさせる役割を果たします。
⑥ 例:ある車を買うと、街中でその車が目に付きやすくなる。
⑦ このことから、前向きに気持ちをさせてくれるものを意識して探すことで、RASが次から次へと幸福を見つけ出してくれるのです。
⑧ 嬉しいことを見つけたら、少し時間をとって味わってみる、深く心に刻み、感じるのです。
⑨ 書き留めておくとさらに効果的です。

〇頭に中で「怒鳴り合い」をするな


4. 脳が一番喜ぶことを毎日する
☆ こんな簡単なことが、なぜ気付かなかったのか
〇強心臓の人ほど長生き
① 心臓が直径数10cmの電磁場を作り出していて、それは脳がつくり出す電磁場の5千倍:心理学研究組織ハートマス財団
② 不満を感じている人は、不整脈が見られ、それはストレスホルモンやコレステロールの放出、血圧の上昇など、身体への悪影響をまたらす。
③ 一方、満足を感じている人は、心拍リズムが安定していて、アンチエイジングホルモンのDHEAなどの有益ホルモンの生成が促され、血圧は安定し、認識力が高められ、免疫機能が強化されるのです。
④ 「幸せの国の百人」は、感謝、許し、思いやり、称賛、といったプラスの感情を大切にしています。
⑤ わけもなく幸せな人は、一日のうちに何回も感謝の気持ちを表しています。

〇毎日、人に話しきれないほど「いいこと」を見つける。
① ありがとう、という思いがなぜ、それほど効果的なのでしょうか?
② 引き寄せの法則です。
③ 感謝すれば感謝するほど、次々に別の嬉しいことが集まってきます。
④ 毎日、感謝したことを日記に書く習慣をつけたいものです。

〇一日一回、その日のテーマを決めるだけでこの効果
① 幸せの国の百人」のVIP席は、デビット・スタインドルラスト修道士
② その修道士は、80代ながら驚くほど若々しく、感謝の気持ちを通して自己啓発を図る組織を創設した人。大戦中はナチス占領下で悲惨な生活を強いられました。
③ そんな希望のない状況であっても、彼は幸せであったと言います。
④ 人生は神から与えられた贈物だと思っていたからです。
⑤ 感謝の気持ちに理由はありません。持っているものがどんなに少なくても、感謝することはできます。感謝とは、あるがままの状況を素晴らしいと考え、一瞬一瞬を満たされた気持ちで生きることです。
⑥ 幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せなのです。
⑦ 修道士は、感謝の気持ちをもって暮らす方法を教えます。毎日、その日のテーマを決め、ありがたみを実感するのです。
⑧ 例:水を選ぶ。手を洗ったりするたびに、水を感謝する。もし、水がなかったら、と想像し、水があることの素晴らしさをしみじみ噛み締める。そうすることで、今を生きていることを実感できます。

〇ありがとう儀式の薦め
① 毎晩寝るときに、感謝したことを5つ書く
② それを3週間続ける。そして素晴らしい結果になる。

〇アメリカ・ハートマス財団の、思い出しエクササイズ
① 人を許す。:相手を憎んだり恨んだりするのは、自分で毒を飲んで相手が傷つくのを期待するようなもの。
② 本当の許しとは、相手のためにする行為ではありません。それは自分のためのもの、心の縮小を抑えるための行為です。

〇お金はかからず、副作用もない、効果絶大のクスリ
① 心の中で許そうとしただけで、心臓の血管や筋肉や神経系の機能はたちまち向上します。
② 怒りや拒絶の感情が、病気や悪癖を生み出す大きな要因です。

〇自分の中にいる「暴れる子供」との付き合い方
① 許したいと思うことが、実は一番難しいのです。
② こう考えてみましょう。その人がそんなことをしたのは、その人自身が苦しんでいるのか、未熟なのか、心に傷を負っているからだ。自分が傷ついているから、他人を傷つけたくなる、と。

〇実例:脳をハッピーな感情で満たす買い物


5. 脳細胞が元気なら、何でも思い通りに!
☆ タフな脳にする「夜十時ルール」
〇脳は年中無休の薬局
① 幸せ、とは心の状態だけでなく、身体の状態をも表します。
② そして、人間の身体は、もともと幸福であるように設計されれいるのです。
③ 幸せなとき、脳から、前向きな経験を促す化学物質が分泌されています。
④ 例:エンドルフィン=鎮痛作用・モルヒネの3倍の効果、セロトニン=不安を鎮め、憂うつを取り除く、オキシトシン=結びつきの気持ちを生む、ドーパミン=警戒心と喜びを促す。
⑤ 細胞を幸せにしていくには、まずストレスや疲れを溜めないようにして、身体から毒素を排出し、脳の中でつくられる化学物質を滞らせないようにすること。
⑥ 脳で作られる幸せの化学物質は、日々の行動によって増やすことができる。
⑦ 例:歌を歌う、音楽を聞く、ペットをなでる、マッサージをしてもらう、子どもを抱きしめる、庭仕事をする。ただ笑顔をつくる。
⑧ 顔をしかめる→ストレスホルモン(コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン)が分泌され、高血圧、免疫機能低下、不安・うつ状態
⑨ 笑顔→ストレスホルモンの分泌を抑え、幸せを促す化学物質や免疫力を高めるT細胞を生み出し、さらに筋肉を弛緩させ、痛みを和らげ、治療の速度を上げる効果がある。声を出して笑うことは最良の薬。

〇風邪をひく人が、平均より35%も少ないグループの特徴
① 幸福感が免疫力を高め、病気を予防する。
② 幸せと健康は比例関係にある。

〇脳細胞の栄養をよく考えた食事
① 脳細胞の栄養、をよく考えた食事法
② 加工されていない新鮮なものを食べる→パックや缶に入っているものは、何らかの処理が施されたもので、偽の食べ物。
③ 水分を多くとる
④ 幸せを阻害する食べ物を避ける→砂糖を控える(憂うつ・不安を引き起こす)+炭水化物を減らす(玄米・雑穀・全粒に切り替える)+カフェンを排除する

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