夢実現研究会2009

団塊世代の生き方を考えよう。

生きがい:活き活き生きる その6

2009-03-16 11:40:42 | 喜びの生活:生きがい
脳にいいことだけをやりなさい:マーシー・シャイモフ その2
<<要約>>

〇家を一軒建てるのと、脳をよくする手順は同じ。
① 脳にいいこと、は家作りの工程に例えられます。以下の7つです。
② ネガティブ思考の大掃除をする。
③ プラス思考で、脳にポジティブ回路をつくる。
④ 何事にも愛情表現を忘れない。
⑤ 全身の細胞から健康になる。
⑥ 瞑想などで「人智を超えた大いなる力」につなげる。
⑦ 目標をもち、脳に眠る才能を開拓する。
⑧ 付き合う人を選んで、脳にいい刺激を与える。

〇脳をよくする「4つの幸せのレベル」
① 単に幸・不幸とはいっても、そこには4つの種類があります。
② 経済力や環境に左右される幸せ:お金、仕事、人間関係など、何かがうまくいったとき、得られる喜び。この幸せは、外側の要因によってもたらされ、それが変化するかなくなれば萎んでしまう。
③ 特に恵まれていなくても、なぜか幸せ:本当の幸せ。外的な要因に関わらず、常に揺ぎない充足と喜び、心の平安を感じる。このとき、人は外から喜びを得るよりも、自分の幸福感を外に表したくなる。
④ つかの間の幸せ:アルコール、セックス、ギャンブルなど。
⑤ 不幸:人生そのものに不快感を覚える状態。怒りや疲労、憂鬱などを感じている。
⑥ 多くの人は、幸福は「できるだけ多くの楽しい経験をすれば得られる」と考えていますが、どんなに楽しい経験であっても、それを支える根っこがしっかりしていなければなりません。
⑦ 私たちの内側にある幸福感がその根っこであって、それこそが人生の成功をもたらします。
⑧ 逆に、何が私たちの根っこを枯らし、不幸に陥れているのでしょうか?
⑨ 2つの神話を信じているから。「もっと」神話と「いつか」神話。


〇「もっと、もっと」と言う人ほど、なぜ満たされないのか?
① 世の中のほとんどの人々は、もっと神話にだまされて、「もっと幸せになるには、もっと多く手に入れなければならない」と頑なに信じています。
② しかし、それは大間違いです。例えば、アメリカ人の個人所得は50年間に2.5倍になりましたが、幸福度は50年前と変わっていません。
③ また、世界初の億万長者ポール・ゲティは「あなたは世界一の大富豪になったわけですが、どこまでいったら十分だと思いますか」との記者の質問に、「少なくとも、今は十分ではないですね」と答えたといいます。
④ 何かを手に入れたいという欲望は、それが実現しても本当の喜びをもたらしてくれないばかりか、さらに別の欲望を喚起するだけです。
⑤ 「いつか神話」も厄介です。
⑥ いつか素晴らしいパートナーにめぐり逢えたら、いつかもっと所得が上がったら、幸せになれるはず。という「いつか神話」
⑦ これらがいくつ実現したところで、本当の幸せはやってきません。
⑧ 試しに、自分がこれまで達成してきたことを5つ思い出してください。それはあなたに今も喜びを与えていますか?
⑨ 幸せはいつも「ちょっと未来」にあって、決して捉まえられないもの。
⑩ 幸せを感じられるのは、今この瞬間しかない、という事実に気付くべきです。
⑪ 脳が幸せを感じられるのは「今」だけなのです。


〇まるでカーナビのようにあなたを導く脳の力
① 幸せの国の百人」はシンプルな法則に従って生きています。
② 拡大の法則:あなたを広げていくものが、あなたを幸せにしてくれます。
③ 支援の法則:宇宙はあなたを支えています。
④ 引き寄せの法則:あなたが価値を認めるものが、あなたの周りに増えていきます。

〇拡大の法則
① 脳にあるエネルギーGSPの感度を上げよう。
② あなたを含め、宇宙にあるすべてのものはエネルギーでできている。
③ 思考、言動、すべての物事は、あなたのエネルギーを拡大させるか縮小させるかのどちらかです。
④ エネルギーが拡大すると、幸せになり、縮小すると、幸福感は減少します。
⑤ 幸せになる人は、いつもエネルギーが拡大するような考え方や感情、行動を選んでいるのです。
⑥ エネルギーの拡大を感じれば、あなたの進路は正しいというここです。
⑦ あたかも、GSPのようなシステムです。

〇支援の法則
① すべての世界はあなたに優しくできています。
② 幸せの国の百人」は、宇宙は自分を支えてくれている味方だと信じています。
③ 困難にぶつかっても「なぜ私だけ、こんな目に」なんていう不平は言いません。
④ その困難も「自分に必要だったから起こった」と考えます。
⑤ 何があっても、これは私のためになる。必ずここから何かいいことを学べるはず、と思うのです。
⑥ 悲しいことや辛いことがあっても「宇宙はいつも私の味方、これにはきっと大きな意図があるはず」と考えて乗り切るのです。

〇引き寄せの法則
① 今ある豊かさを認めれば、もっと豊かになれます。
② 引き寄せの法則=好きになったものが自分の周りに集まってくる。
③ この法則の基本=幸せであることが、望むものを引き寄せる。
④ 具体的には、悲しいとき、満たされないときでも、ひたすら感謝の種を探し、どんな小さな進歩でもそれを喜ぶことです。
⑤ すると、次から次へと幸せがやってきます。

〇今、あなたの幸せ度をチェック:なぜか幸せ度
① 人のいいところを探すのが得意
② 心の奥に穏やかな満足感がある。
③ ネガティブな考え方にとらわれない。
④ どんな経験からも学ぼうとしている。
⑤ 自分には大きな力が働いていると思う。
⑥ 自分の変えられるところは変え、変えられないと事は受け入れる。
⑦ 生きがいがある。
⑧ なぜかいつも幸せ。
⑨ 一瞬一瞬を大切にしている。
⑩ 自分には生命力がある。
⑪ 人生は大きな冒険だ。
⑫ あまりくよくよしない。
⑬ 何事にも熱中できる。
⑭ 一日一回は楽しい気分になる。
⑮ 世の中は自分に優しい。
⑯ 人を大目にみるのが得意。
⑰ 自分自身に愛を感じる。
⑱ 暖かい人の囲まれている。
⑲ 何でも人のせいにしない。
⑳ 何事にもいつも感謝している。

〇何でも「画像化」すれば、脳は面白がって動き出す。
① 自分を変えるには、具体的にどうなりたいか、目標をしっかり持つことです。
② つまり、自分に脳に「幸せ状態」を刷り込むのです。
③ 例えば、「私は、心の穏やかさを感じることができて幸せ」といった具合に、あたかも今、心から満足しているかのように、現在形で書き出します。
④ 次に、そのイメージを心に刻むためにビジョンボードを作りましょう。
⑤ 美しい風景写真や、愛する人や尊敬する人と一緒に写っている写真など。
⑥ エネルギーの拡大を感じさせてくれるもの、開放感を感じさせてくれるものを絶えず目にする場所に掲げ、目標を書き添えるのです。
⑦ そして、あたかもあなたがその写真の中にいるかのように想像するのです。
⑧ これで、「脳にいいこと」を実践する準備が完了です。



最新の画像もっと見る