夜空にも虹がかかる

ラパコレの体験記など

Wii炎?

2010年02月14日 | 翻訳
The New England Journal of Medicineを見ていたら、A Wii Fractureというタイトルの論文が。

内容についてはこちらで上手くまとめられています。
『2006年にテレビゲームWiiが登場して以来、手の靭帯(じんたい)や腱にとどまらず、最近では足を負傷するプレイヤーが増えているようだという。「Wii症(Wiiitis)」として知られるこのような損傷について詳細が報告され、医学誌「New England Journal of Medicine」2月4日号に掲載された。』

その論文の中に、Nintendinitisとかwiiitis(発音はwee-eye-tis、ウィーアイティス)という単語があります。

-itisは、炎症という意味を表す接辞ですが、これが任天堂やWiiの後ろに付けられ、新しい語になっています。
ギリシャ語由来のこの接尾辞は非常に良く使われます。
例えばconjunctivitisは結膜炎、gastritisは胃炎(gastr(o)-は胃を表します。ガスター10という胃薬がありますね)など。

話がそれましたが、このwii炎についての海外の意見を訳したいと思います。
ギズモードからです。

記事は辛口の文で始まっています。
『とあるイギリスの医師がご親切なことに、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに手紙を送った。要約によると、任天堂関連のケガについてのものである。主旨は、「Wiiは君の命を狙っている」である。』
そして記事は、『だから基本的にWiiは積極的にあなたと子ども達に重症を負わせようとしているのである。』と締め括られています。

任天堂、ありがとう!君達はさらなる進化のために弱い者たちを葬り去ろうとしてるんだね!
スーパーマリオブラザーズ以来、Wiiでの負傷は十字キーを使ったことによる左親指の先の痛みくらいだな。1時間ほど休憩したら徐々に治ったけど、これが違うゲームに移るべきという僕のシグナルになっている。
"Nintendinitis"より"Nintendonitis"と綴るべきなんじゃない?だって"tendonitis(腱炎)"がそうなんだから。
いったいwiiitisには何個のがあるんだ?
Wiiは十分なバランスと優雅さがある人たちが使うために設計されているんだ。運動音痴が使うのは違法で、同意書は無効さ。
集団訴訟の弁護士になりたいなあ。
Wiiによるケガの統計が自転車とか水泳とかの他のスポーツと比べてどうなのか知りたい。裁判の餌の臭いがする…。
僕がAtari 2600以来ゲームをしているのは保険会社にいわないでくれ。将来の全ての申し立ては既存の症状のおかげで必ず否定されるだろう。
次は僕が任天堂を訴えるよ。Wii fitをしている妻が、裸の僕の股間に熱いコーヒーをこぼしたとして。
きっと彼らは使用許諾契約書の中の免責条項によって言い逃れをするさ。
いつかたぶん保険ゲームを買えるようになるよ。クッパが君の申し立てを、マリオが火の玉で燃やす前にするのさ。
悲しいけど、このニュースには全く驚かないよ…。僕を含むゲーマー達は両手で1つのコントローラーを使うのに慣れていて、2つのコントローラーをそれぞれの手に1つずつ持つのには慣れていないんだ。さらに、何年もの間座ってゲームをしているのに、急に実際に動かないといけなくなると、脳が歩いたりガムを噛んだりを同時にするための必要な調整ができないんだ。こういった人たちの半分にはそもそもWiiの所有を認めるべきではないように聞こえるんだが!そういえば、 Wiiリモコンによって破壊された高価な大型テレビはどうなんだろう?誰かがジャイロスコープで頭をケガしたとか聞いたことがないんだけど、それもおそらく時間の問題だろうね…。僕はこの問題の究極の解決法を持っているんだ!マインドコントロールさ!おぅ…いまマリオマラソン(多分これ)に関連する頭痛がやって来るのを感じるよ…。
実際僕は20年前の子どもの時、ファミコンで任天堂親指になったよ。ピーチ姫を助けられなかったにも関わらず。
バランスボードでスノボをやっていたせいだと思うけど、一度足首をくじいたよ。それで数週間プレイできなかった。
任天堂の最終目標…Wii以前「太って近視で中毒の子どもをつくること」、Wii以降「近視、中毒の子どもをつくり、子ども達を負傷、殺害すること」。フレディ・クルーガー(映画の「エルム街の悪夢」に出てくる殺人鬼)とは違い、中毒性があり、傷つけるのは夢の中だけじゃないんだ。
僕は裏庭の木を訴えようと思う。しっかりした枝にならなかったために落ちたら危険だということで。

…う~ん、賛否両論ですね。

手術後2日目

2010年02月13日 | 胆石体験
この日から食事が開始になりました。

3分粥くらいでしょうか。
梅干がほしいなあと思いました。


そして、どんどん歩きましょうとのこと。
内臓同士が癒着するのをなるべく避けるためだそうです。

さすがに階段はまだ無理かなと思ったので、廊下を歩いていた所、先生が偶然通りかかり、「打ち所が悪かったら脳外行きになるよ。」と。

そんなにフラフラしてましたかね…?
私、かなり下半身に安定感があるのですが。


この日いちばん辛かったのは、お風呂に入れないことでした。
特にどこがかゆいとかはなかったんですけどね…。

でも頭だけでも洗いたかったです。
美容室みたいな洗髪台があればなあ…と思ったけど、あれは仰向けに反り返るからまずいですよねー。
傷口がぱっくり開いて、ピューって血が噴き出したりして。
…体を張った水芸?


あとはお手洗いの他はほとんど寝ていました。
それにしてもよく眠れる…。