友情と年代
前回の物語で、法王行善と所長の王全国が友になったと語りましたが、これについては詳しく物語る必要があるでしょう。 先ずは...
日本全国の旅
前回はちょっと宗教に深入りしすぎて、「日本語の郷愁」を絶滅収容所で行善と共有できた唯一の人物について、語りそびれてしまいました。 その人物とは所長の王全国(ワン チェングオ)で、...
日本語の郷愁
前回に引き続き、最終章「祥(シャン)」の主人公である行善(シンシャン)のキャラクター作りから入ります。 行善は日本山の僧名で、開祖の行勝(ギョウショウ)の名から弟子はみんな「行」...
法の力
前回から引き続き「法の勝利」について書きます。 前回の最後に「法の力」という表現を用い、それは終身囚を社会的使命に立ち上がらせる力だと書きました。 これについては前にテレビで北欧...
目標を持って生きる
前回、チベット絶滅収容所の囚人全員がハンガーストライキを表明するところまで物語りましたので、今回はその理念と目標について述べたいと思います。 普通、囚人が無実を訴えてハンガースト...
ハンガーストライキの歴史
今回はコラムの紹介をメインにさせて貰います。武器として、人々をつなぐ絆として 食料が果たす役割とは (2/3) - T JAPAN:The New York Times Styl...
「Love of it all」(愛のすべて)
今回は物語の挿入歌を紹介します。 これまでも多くの挿入歌を紹介して来ましたが、実写映画化を目指す上ではやはり音楽にこだわりたく、それはストーリーを盛り上げるのに欠かせないと思いま...
21世紀のテーマは共生
前回、絶滅収容所の所長の名前を決める上で「チベット侵略史」についてのコラムを載せました...
所長の苦悩
今回はチベットに侵攻した人民解放軍にスポットを当てて、絶滅収容所の所長に登場人物としての名前を授けたいと思います。 チベット侵攻の歴史は「チベット女戦士アデ」という本に詳しく書か...
法王の帰還
チベットでは昔から、僧界のトップである法王が国の司法と行政のトップも歴任して来ました。...