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古本市デビュー~♪

2012-12-14 | 読む

 

世の中に敷居の高いものは数々あれど・・・

古本屋さんもそのひとつでしょうか。。

 

ビブリオ古書堂の栞子さんみたいな女性が店番してて、オープンな雰囲気なら

いいのですが

頑固オヤジが店の奥で目を光らせてるカビくさい閉鎖的な空間ってイメージが

あるのでとてもじゃないですが入れません^^;

 

そんな私に朗報が@@!

 

確か日傘をさしてサンダルはいてた記憶があるので9月くらいだったかな・・・

四天王寺の境内で古本市が開かれているという記事を新聞で見つけたので

行ってみたのです。

 

境内いっぱいに古本が並びその間をぬうように古めの人々(笑)がゆっくりと行きかう様は

写真に撮りたくなるような景色でしたが、その日はカメラ持たずにきたので残念^^;

 

どこから見ようかワクワクする心をどうどうとなだめつつ、まずはすいてる所から・・・。

美術書や料理本もちろんミステリや古典、マンガ、いろんなジャンルがごった煮のごとく

放りこまれてる空間は、町のブックチェーン店とは匂いが違いました。

かかわった複数の人間の体臭と長い時間を経てまとった空気の匂いでしょうか。

 

買ったのは1990年に出たクリスチアナブランドの短編集です。

この著者の本格ミステリはすごく好きで何冊か読んだのですが、この本は初めて!

偶然のステキな出会いに感謝です。

 

読む本が切れたときに、ああ~コレがあった!とおずおず取り出して読んでます。

タイトルがしめすようにカクテルからメイン料理コーヒーまで舌をうならせる逸品が

目白押し・・・だと思います。

まだ二話目読んだところなので、太鼓判は押せず認印くらいなんですが。

 

その二話目 「血兄弟」  なんてヘンテコなセンスのないタイトルなんだ・・ブツブツ

言いながら読み始め・・・

読み終わると、うまい!これしかない!すばらしいタイトルだ!

あっさり前言撤回しました(笑)

 

 

300円で購入。

むかしだったら、こんな日焼けした古い本ぜったい買わなかっただろうになあ。。

 

 

 



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