日本橋にある国立文楽劇場へ~
二度目の文楽観賞です。
今回はランチ後の二時開演という
なんとも危うい時間帯・・・
案の定、こっくりこっくり舟を漕ぎ
映画館とは違い、背もたれが低いので
大きく後ろに首を持ってい行かれ
軽くムチ打ち状態に(笑)
まあ~私だけではなくあちらこちらで
漕ぎ人続出、義太夫節がなんとも
気持ちよく脳内α波が流れるのを
止めることができません。
最初の出し物、「平家女護島」
舞台上に字幕が出るのでそれを読んでいくと
かなりエロいんですが、義太夫の語りにのせられると
卑猥さが消え、格調高く聞こえるので不思議。
次の「槍の権三重帷子」
いわゆる世話物ですが、ストーリーは
一応、お涙誘う悲恋モノなんでしょうが、
ぶっ飛び過ぎて笑えます。
三人の子供がいる女、一回り下の気になる男を
自分の娘の婿にと思うが、競争相手が出現・・
排除しようと策を講じるが、なんやかんや
してるいうちにその男と良い仲に・・
台詞も、そこで言うか~!ソレ言うか~?の
オンパレード、つっこみどころ満載です。
もう文楽はいいか。。と思いつつ
舟を漕ぎながらもけっこう楽しめたので
次回は・・うーん、どうなるかなあ。
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