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殺意の構図

2014-03-22 | 読む



読んでかなり経つけれど、本のフォトも撮ってるしムダにしてはならぬ!と

とりあえず薄まる記憶をさぐりながらの感想を少しだけ。



もし、著者の名前が「深木章実」だったら迷わず男性だと思うだろう。

文体とか書き様が角角していて(へんな日本語^^)男性っぽい。

元弁護士だそうで、なるほど~とも思う。


最後はバタバタっとアクロイド風どんでん返しがあり、好みのタイプの

ミステリイだけれど、ちょっぴり難をひとつ言わせていただくと・・・。



地下に作られた密閉された部屋、すべての蛇口をあけっぱなしにして数日すると

逃げ場のない水が部屋いっぱいに溜まり飽和状態になる。

そこに降りてきたエレベーターのドアが開いた瞬間、

水がドドーッとエレベーターになだれこみ、乗っていた人が水攻めで死ぬ・・

という設定がある。


んん・・ちょっとくらいはどこかで水漏れしたり、電気系統が壊れたりして

気がつくんじゃないかな~と思うのだが、

他の部分がとてもリアリティある分、なんだか非現実的で違和感が残った。





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