読んでかなり経つけれど、本のフォトも撮ってるしムダにしてはならぬ!と
とりあえず薄まる記憶をさぐりながらの感想を少しだけ。
もし、著者の名前が「深木章実」だったら迷わず男性だと思うだろう。
文体とか書き様が角角していて(へんな日本語^^)男性っぽい。
元弁護士だそうで、なるほど~とも思う。
最後はバタバタっとアクロイド風どんでん返しがあり、好みのタイプの
ミステリイだけれど、ちょっぴり難をひとつ言わせていただくと・・・。
地下に作られた密閉された部屋、すべての蛇口をあけっぱなしにして数日すると
逃げ場のない水が部屋いっぱいに溜まり飽和状態になる。
そこに降りてきたエレベーターのドアが開いた瞬間、
水がドドーッとエレベーターになだれこみ、乗っていた人が水攻めで死ぬ・・
という設定がある。
んん・・ちょっとくらいはどこかで水漏れしたり、電気系統が壊れたりして
気がつくんじゃないかな~と思うのだが、
他の部分がとてもリアリティある分、なんだか非現実的で違和感が残った。
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