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お探し物は図書室まで

2021-05-03 | 読む

 

お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?


人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。


彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。

仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。

「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。

狭いレファレンスカウンターの中に体を埋めこみ、

ちまちまと毛糸に針を刺して何かを作っている司書さん。

本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。不愛想なのにどうしてだか聞き上手で、

相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。


話を聞いた司書さんは、一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本、詩集......。

そして選書が終わると、カウンターの下にたくさんある引き出しの中から、

小さな毛糸玉のようなものをひとつだけ取り出します。

本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは、羊毛フェルト。

「これはなんですか」と相談者が訊ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。 「本の付録」と――。

自分が本当に「探している物」に気がつき、


明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

 

 

以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。

 

とても人気のあるらしい本で、図書館で予約してもなかなか

手元に届かない本でした。

 

ざざーと内容を見ても、最近よくあるっぽいストーリーだなと思いつつ

甘くみてましたが、生意気にも(笑)

読んでみると、さすが~おもしろい!

 

読みやすいし、ちょっと付箋つけたいフレーズもたくさんあって

ふだん本を読まない人にも「これ面白いよ~読んでみー」って

すすめたくなりました。

 

司書さんに後押しされる5人がさりげなく繋がっているのもいいですね。

 

 



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