今宮祐貴 〜活動日記passion 〜

相模原市議会議員 passion for the best

3.13重税反対統一行動に参加しました

2019-03-15 23:18:14 | 活動
 みなさん、こんばんは。日本共産党の今宮ゆうきです。私が税金について初めて意識したのは、社会に出て左官職人を始めたばかりの頃でした。毎月、年金や国保税を払うのですがそれがきつかったです。職人さんは、道具も交通費も自分持ちなので給料から家賃や光熱費、奨学金の返済、携帯代、食費、そして道具代と交通費などを払うと殆ど残らず、ほとんど残らないところから年金や国保税を払うのが本当に大変でした。急な出費にも対応しなくてはなりませんから余裕はありませんでした。当時、消費税が5%で、同じものを20回買ったらもう一つ買えるのかあと思うと、スーパーで総菜を買う時は必ず5%以上の値引きしてある品を選ぶようにしていました。当時は、逆進性などという言葉を知りませんでしたから、消費税は所得が少ない人ほど負担が重たくなる税制だということは知りませんでした。店長を務めた前職の古物商に正社員として転職して、初めてボーナスをもらった時も驚きました。払うものが多く生活が大変なのに、ざっくり2割くらい額面から所得税などが引かれていて、なんだこれはと。生活の至る所で税金について意識するようになりました。所得税も所得1億円を境に、所得税負担率が下がっていく(富裕層ほど、税率の低い株式や土地の譲渡所得が多いため)、ということも当時は知りませんでした。
 

 生きていくうえで納税の義務はあるにしても、自分たちの税金が適正に使われていないという事実があったらどうでしょうか。私なら怒ります。毎日毎日一生懸命働いて、支払いや税金で何も残らないという生活をしたことがあるからこそ特に怒りを感じます。消費税は1989年に導入されましたが、導入の口実に使われた「社会保障にまわす」というのは大きな嘘で、消費税の殆どは法人三税減税の穴埋めや大企業の優遇税制に消えています。むしろ私たちの社会保障は削られ、軍事費は右肩上がり、大企業の内部留保は過去最高を更新中というのはどう考えてもおかしい。消費税導入前の1988年にはサラリーマンの医療費自己負担は1割でしたが今は3倍の3割、国民年金保険料は月7700円だったのが今は2倍以上の16400円。私たちの負担は重たくなっています。

 

 今年の統一地方選挙、参議院議員選挙の大きな争点は国保料・税問題と消費税増税です。国保は年々引き上げられ、相模原でも昨年引き上げられましたが、今後8割の自治体で平均4.9万円値上げの危険があることが分かりました。今、全国で高すぎる国保の問題が深刻化しています。消費税は前回の増税から家計消費が年間で25万円も落ち込むなど家計に打撃を与えています。受取配当益金不算入の廃止、法人・所得税率改定、大企業にもせめて中小企業並みの負担をしてもらえれば消費税に頼らない財源の確保もできると、日本共産党は提案しています。公費を1兆円投入すれば国保を協会けんぽ並みに引き下げることができることも提案しています。私たちの生活に大きな負担になっている重税の押し付けを、力を合わせて跳ね返せるチャンスが今回の統一地方選挙と参議院議員選挙です。私、今宮ゆうきは相模原から、みなさんと力を合わせて国保税引き下げ、消費税増税をストップさせるために力を尽くします。

最新の画像もっと見る