ゆかるひ

BookCafe & Hallゆかるひの店舗紹介リーフレット出来ました。
ホール規定・カフェメニュー載ってるよ!

「シマの宝さがし」ウチナアのシマ社会(村落共同体)システムを考察する。

2017-09-26 09:05:59 | 日記
グスウヨウチュウウガナビラ ハイタイ道子ヤイビーン

昨夜、夜7時~8時半までゆかるひカフェで講座「シマの宝さがしクラブ」がありました。

昨夜のテーマは、【守姉】



復帰前まで、沖縄のシマ社会の中で、守姉の果たした役割は大きなものでした。
守姉とは、3歳未満の子供たちを、親戚筋ではない少女に子守をしてもらうものです。
復帰前まで、このシステムが先島も含め、広く普及していました。

家族以外の少女に幼い子どもの世話を任せることによって、得られる
波及効果は、計りしれません。

☆家族内での直近間の緊張が避けられる
☆家族以外の信頼者を持つことによって、悩みや相談事を語れる人がいる精神の安定を得られる
☆守姉と守子の関係は、実の兄弟以上の絆で結ばれる。それは、人に対する信頼感を育てる
☆守子と守姉のそれぞれの家族がもう一つの家族としてコミュニティの輪が強化される
☆守姉に幼児を託すことにより、守子の母親は存分に労働に従事できる

この素晴らしいシステムを誰が考え出したのだろうか?
この講座を受けて、かつての沖縄のシマ社会の、誰も取りこぼさせずに人と人との信頼関係を構築していくやり方に、驚嘆と羨望の思いで一杯になりました。

それからとても嬉しいこと!
五島列島に、行ってしまったガオこと優ちやんが講座めがけてきてくれたのです〜
ゆかるひは、強力な磁場になりつつあるなと優ちゃんの三線を聴きながら感動した一夜でした。


アチャーヌ ゆかるひを二ガティ

道子ヤイビータン