おっさん、女子マラソン・中村友梨香に最年少メダルを期待！！

３月９日の名古屋国際女子マラソンで、
２時間２５分５１秒で初マラソン優勝した
中村友梨香（２１歳）が、１月の大阪国際２位で
２時間２５分３４秒の森本友（２４歳）を抑え、
初代表に選ばれた。

この２人はともに天満屋で、中村友梨香は所属するチームメートとの争いを制した。
中村友梨香は２１歳。爆発力が魅力や。
先輩の森本友は補欠に選ばれた。
一発勝負を制したスーパーヒロイン・中村友梨香は勢いに乗って大舞台に立つ。
「シンデレラランナー」の五輪デビューに拍手。

中村友梨香は高校の先輩で、アテネ五輪代表（７位）の坂本直子（２７歳）に
あこがれ、同じ天満屋入り。その坂本直子とともに出場した名古屋国際で
初マラソン優勝。高橋尚子、弘山晴美ら実績のある選手がそろうレースで、
終盤の果敢な仕掛けは、代表選考で高い評価を受けた。

天満屋は中国・四国地方最大の百貨店グループ。
創業者一族である伊原木家が社長を務める同族経営。
女子陸上競技部がすごい。
１９９２年創部。現コーチの山口衛里（シドニー五輪）、坂本直子（アテネ五輪）などの
オリンピックに出場するマラソンランナーを輩出。中村友梨香の北京五輪で、
３大会連続の輩出や。ユニフォームカラーのピンクがおっさんにはいい意味でまぶしい。
天満屋本社のある岡山では、中村友梨香、北京五輪代表決定の号外がでたらしい。

中村友梨香は１９８６年４月１日、京都・福知山市生まれ、２１歳。
１メートル６６、４８キロ。
趣味：料理とスーパー銭湯巡り
家族：父、母、弟、妹
兵庫県立西宮高等学校→天満屋に入社、同社の女子陸上競技部に所属。

おっさん的には、北京五輪はＱちゃん（高橋尚子）に出てもらいたいとも思ったが、
やっぱ、新しい人にも出てもらいたいとも思った。
おっさん的には、野口みづき、土佐礼子はメダルに近いと思うが、
中村友梨香にメダルの匂いを感じる。
中村友梨香が２２歳４カ月でのメダル獲得となれば、
１９９６年アトランタ五輪金メダルのロバ（エチオピア、２２歳８カ月）を抜き、
女子マラソン史上最年少となる。がんばれ。

北京五輪は８月８日に開幕し、女子マラソンは８月１７日である。
開始時刻は午前７時３０分（日本時間８時３０分）。
コースは全体の高低差が８メートルで、アップダウンの少ないフラットなもの。
最大の敵は北京の真夏の気候だ。予想される気象条件は気温３０度前後、
湿度８０％前後とされ、時には４０度に達することもある。
優勝するには暑さ対策は絶対条件。昨夏に大阪で開催された世界選手権と
似た条件となり、大集団でのスローペースのレースになる可能性が高い。

中村友梨香の敵は、２大会連覇を目指す野口みづきと
メダル争いに食らい付く不気味な土佐礼子、
世界記録保持者のラドクリフ（英国）、ヌデレバ（ケニア）、
そして、地元中国がやはり、強いと思う。周と朱は要注意。

さあ、もういまから、めちゃめちゃ楽しみなおっさんや。
おっさんはシンデレラ・中村友梨香の金メダルを期待している。