いりりんの育児映画人生

映画が好きです!子供育ててます!14歳と8歳の姉妹にメロメロの毎日です~♪

「俺は君のためにこそ死ににいく」私って若すぎる?~800円~

2007年05月24日 | 映画 MOVIE LIFE
かの石原都知事は言った、
「硫黄島からの手紙なんてね、
 相手の焦燥感とか、全然伝わって来ないでしょう」
よ~しそこまで言うんだから
よほど良い脚本なんだろうねえ!!
まあ、所詮勝負する方が間違いだったんだけど。

まず今回もやっちゃったのが
「見分けがつかな~~い」地獄。(笑)
主要人物が多すぎるのと
それをいっぺんに描いちゃったので
もう見分けがつきません。
所詮、軍事マニアでもない私に
軍服姿の人たちを見分けろという方が無理がある。
あれ?でも硫黄島では見分けられたんだけど。
もう一本とられてるよ、石原さん。

鳥浜トメさんを通して見た特攻隊、という話自体は
とてもとっつきやすいし、
女性にも分かりやすい視点で良かったです。
でも生かしきれてない感じがとても残念でした。
あと「靖国」「靖国」ってうるさすぎる。
「靖国で会おう」というセリフ自体は
最初はへえ~って思ったものの、
「俺は他の仲間と」とホタルのシーンでは
もういいです・・気分。
別に石原都知事がどういう思想の人でもいいけど、
こういう押しつけがましい描き方は
本当に興ざめです。
靖国神社のど真ん中でホタルが飛ぶわけないっつーの!
最後の車椅子のトメさんシーンは
本当に余計なものでしかなかった気がします。
「兄ちゃ~ん」と走ったり
「死なないで」と泣いたり
こういうお涙部分を全面に押し出して
何故素直に泣かせてくれないんでしょうか。
結局は1つ1つが浅い印象で終わってしまったのは
私が若すぎるせいなのでしょうか?

まあ戦闘シーンは確かに
日本映画にしては迫力あったとは思いますが、
結局の所、どこに主眼を置いたのかが不明なこの映画、
辛いと言われてもせいぜい800円でした。


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