いりりんの育児映画人生

映画が好きです!子供育ててます!14歳と8歳の姉妹にメロメロの毎日です~♪

5月13日(金) 忘れ物をしたお客さん

2011年05月13日 | 主婦の日常 したこと、思ったこと
事務所で仕事をしていたら、電話中の上司に突然聞かれた。
「医療センターってどこにあります?ここからどの位?」
1年前に転勤してきた人だからこのへんの地理はまだまだなのでした。
「○○町です。ここからならバスで10分位です。」
上司、電話でお客様にご説明している模様。すると
「○○市から医療センターまで車でどの位ですか?」
「○○市のどこからか、によりますけど。代わりましょうか?」
「すみません、お願いします。」
「お待たせしました。○○市のどちらからお越しでしょうか。
 ○川町ですね。そちらからですと、車で1時間ほどになります。」
すると

「あのね、わたくし、そういう事をお尋ねしたんじゃないんです!
 医療センターと、そちらと、どちらの方が
 タクシーで行くのに手前にあるか、とお聞きしたんです!」
「(びっくり)失礼いたしました。そうですね、医療センター方が手前になります。」
「そう。・・・あなた、どういう立場の方?」
「(!?!?)オフィスを担当しております、パートの者ですが。」
「さきほど電話に出られた方は?」
「私の上司になります。」
「なぜ電話を代わったの?」
「申し訳ございません。(以下略 転勤して1年で地理はこちらか詳しい旨説明)」
「わかりました。あのですね、申し上げたいことがあるので、責任者の方に代わって下さる?」
「申し訳ございません。支配人が12時出社になっておりまして・・・」
「今の時点での責任者の方、いらっしゃるでしょ?」
「さきほどの田中(仮名)になりますが。」
「社員の方?」
「そうです。」(正確には契約社員だけど、責任者であることは変わりないので)
「その方で結構です。」
保留にして、簡単に説明して上司に代わる。
と、電話応対中で・・・と謝っている。どうやら出るのが遅いと怒られている模様。
「いえ、事務所からは5分もかかりません。2分位です。」
???

電話が終わって整理したところ、
前日映画を見た際に忘れて帰ったトートバッグを、
今日、医療センターに来るついでに取りに寄るとのこと。
しかし、忘れ物をしたのは自分が悪いけど、
わざわざ2階まで上がって、しかも事務所保管のバッグを持ってくるまで
待つのが大儀らしい。
しかし、ご本人の物と確認できないものを着払いで送るわけにもいかないし、
ましてやロビーに置いておいて置き引きにあってもいけない。
結果、お越しになったら田中さんがダッシュで持って行くと約束したそうな。
ロビーにいる全スタッフに、このお客様が来たら速攻で連絡するように伝達。

やねこい・・・・・(山口弁で面倒くさい)

そしてその2時間半後、田中さんはダッシュ20秒で走っていきましたとさ(笑)。
戻ってきた田中さん。
「いえ、とても物腰柔らかな方でしたよ。
 あと、2番目に電話に出た方に、
 とても良い応対だった、申し訳ありませんでしたとお伝え下さいって。」

2番目?
私!?
やったーーーーーーー!!
やねこいお客様だったけど、そのお褒めの言葉で全て(?)を許せます。
あと、映画館の印象を損ねなくて良かった♪
映画館、たまーにいるやねこいお客さんに当たると気分が沈みますが、
こういうお褒めや感謝の言葉を頂くと、一気にやる気が出ます。
これからも丁寧な対応のパートのおばちゃんでいるぞ♪

そして追記。
ホッとして一同お昼休憩中。一本の電話が鳴った。
「あの、昨日、緑のトートバッグを落としたのは見つかったでしょうか?」
「?あの・・・見つかりましたけど、既にご本人にご連絡済ですが」
「あ、そうなんですか。私、連れの者なんですけど、見つかったんですか」
「ええ、もうお引き取りに来られました。」
「そうなんですかーもう取りに行かれたんですかー。安心しました。」ガチャン。
????????????
連れの人ならなぜ本人に聞かないの?
休憩室での予想
「実はあのバッグ、落としたのが連れで、今日来た方の持ち物だった?」
「あなたが教えてくれなかったから!と怒られた?」
真相は闇の中(笑)。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿