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遊行七恵、道を尋ねて何かに出会う

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「江戸風俗人形」の世界に遊ぶ その1

2020-07-29 23:08:29 | 展覧会
下町風俗資料館でこの素晴らしい展示をみた。

実に久しぶりに観れてとても嬉しかったが、まさかの撮影可能に狂喜した。
なにしろわたしが最初にこの下町風俗資料館を訪ねたのは、これを見るのが目的だったからだ。
1989年の話。もうこんな大昔なのか。びっくりした。

建物の躯体は三浦宏さん、人形は辻村寿三郎さん、小間物は服部一郎さんが担当された名品。
素晴らしい出来栄えなのだ。
もともと「新八犬伝」以来のジュサブローファンなのだが、この展覧会以降は三浦さんのいわば和風ドールハウスも好きになった。
服部さんの御作はほかのを知らない。機会があればぜひ見てみたい。

さて、ぱちぱちの成果を挙げよう。
本体正面



花魁道中の帰還









格子の中(見世)





天水桶
吉原では付け馬をつけても始末屋にたのんでも支払金をとれなさそうな客をここに閉じ込める罰があった。
「助六」ではここに身を隠すシーンがある。



内へ



構造


見世



鏡を見る


細工が濃やか



内証へ





針箱や火鉢が可愛らしい。


続く

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