西湘日記2

気候温暖、風光明媚、自然に恵まれた西湘地域に住む夫婦2人の気ままなブログ。お気軽にお立ち寄りください。

高祖父について調べてみました。

2024-04-19 23:30:07 | 日記
妻です。

お立ち寄りくださり、どうもありがとうございます。


先日、何十年かぶりに、父方のご先祖のお墓参りに行ってきました。
お墓はかなり高台にあり、何段もの石の階段と急な傾斜を登らねばなりません。

80代に突入した両親とともに行けるのは、これが最後かもしれません。

足の付け根が痛くて、ステッキと雨傘で一歩一歩慎重に歩く父。
当日は小雨が降り、滑りやすくてひやひやしましたが、ご先祖さまたちの応援もあってか、何事もなく無事にお墓参りをすることができました。

お墓は2基あり、古いほうには、大正時代に建立した、わたしの祖父の父(曾祖父)の名、そしてその父母(高祖父母)の名も刻まれていました。

へとへとになって座り込んでいた父に
「ねえ、わたしのひいひいおじいちゃんって、なにやってたの?」
と聞きましたが、首をひねって「さぁなぁ?」とのこと。


家に帰り、明治20年代に亡くなった高祖父について、何かわからないかと調べてみることにしました。
わたしの検索の力でわかったのはほんのわずかなことのみ。

当時の史料から、ある裁判の委任状に並ぶ何十人かの名の中に、高祖父の名前を見つけることができました。
漁師だったようです。

高祖父が生きただろう時代は江戸から明治にうつるとき。

お墓から見下ろし一望した海。あの海できっとひいひいおじいちゃんは一生懸命、地道に働いていたんだろうと。
そのおかげで、わたしたちにまで命がつながれてきたんだと、ありがたく、わたしもこの人生を大切に生きていかないとな、
としみじみ思えたのでした。

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