西湘日記2

気候温暖、風光明媚、自然に恵まれた西湘地域に住む夫婦2人の気ままなブログ。お気軽にお立ち寄りください。

父親と妹について

2023-04-29 19:12:51 | 思い出

妻です。

お立ち寄りいただき、どうもありがとうございます🌸

 

GWに入りましたね~。毎年、月日がたつのははやいと感じますが、今年は一層はやく感じます。

今日という日はあとにもさきにも一日だけ。

日々を大切にすごしていきたいな、と思います。

 

わたしの父親は建築関係。自営でずっと働いてきましたが、ある年、熱中症にかかりました。

以来、調子が悪くなることが重なって、数年前に廃業しました。

 

子どもをかわいがる人ではありましたが、パチンコ好きで、わたしが小さいころは家にあまりいませんでした。

学校の友だちと家族の話をするようになると、うちの父親ってよそとちょっと違うのかな、と思い始めました。

 

わたしの2つ違いの妹は、在宅している時は父親にからかわれて、よく悔しくて泣いていました。

母いわく、かわいくてしょうがなくて、泣くまでからかってしまうんだよ、と。

 

ホールのケーキに載っていた、バタークリームでできたきれいなバラの花。

わたしと妹と、どっちが食べる? と相談しているすきに父に食べられました。

 

妹は、風船の割れる音、クラッカーの弾けるような音が大の苦手でした。

クリスマスのとき、父はわざと妹に向けてクラッカーを鳴らします。

母は毎回「もう! お父さん、いい加減にしな」とたしなめますが、父はどこ吹く風とばかり、小さい男の子がいたずらを楽しむような顔をしていました。

 

こんなふうにイベントごとに妹はぎゃあぎゃあ泣かされていました。

 

大人になっても、妹は小さいころのことを根にもっていました。

孫は目に入れても痛くないほどかわいい、とはよく言われますが・・。

「将来わたしに子どもが生まれても、お父さんには絶対にさわらせてやんない!」

決意を固め、わたしに宣言していました。

 

妹に最初の男の子が生まれ、ベビーカーに乗るようになると、

「えっ、いつの間に!」と驚くほど、父は誰よりも早くベビーカーのハンドルを握り、ベビーカーを押して歩いていきます。

 

わたしが帰省すると、父が孫を乗せてウマになっていたり、延々と「いないいないばあ」をしていました。

その間妹は、のんびりとテレビを見ながらおやつを食べています。

(『子ども、お父さんに絶対さわらせない』んじゃなかったの?)という意地悪い言葉を、その後もわたしはぐっと吞みこんだのでした。

 

 

 

 

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「運をよくする練習」の成果

2023-04-29 00:00:39 | スピリチュアル

妻です。

読んでくださり、本当にどうもありがとうございます🍀

 

以前ブログで書きました「運をよくする練習」。この成果が出た! というできごとがありました。

 

我が家の玄関(家の中側)の電気が、スイッチを入れてもつかなくなって、何か月か経過していました。

(特に困ることもなかったので放置してました💦)

急な来客のためダンナに直してもらおうとしましたが、直るどころかドライバーで分解し、どうにもならない状態に。

瞬間、(あ~、なんてこったい)と思いましたが、(・・・!! こんなときこそ「運をよくする練習」なんじゃないの⁉)と。

 

「いや~、こうなって、かえってよかったよ。もう、業者さんを呼ぶしかなくなったし。・・いつまでも玄関が暗いのはよくないもんね。どうもありがとう」

 

以前のわたしならぎゃーぎゃー言ってたところですが(笑)、最近の練習のかいもあって、わりとすんなり言葉にできました。

 

知り合いの業者さんは、翌日すぐに来てくださいました。

玄関の電気だけでなく、何年も調子がイマイチだった他の部屋の電気系統もあっという間に直してもらえました。

さらにしっかり閉まらなかった扉と、わたし達が長い間使って慣れてしまい気づかなかった扉のすべりの悪さまで修理していただけました。

 

「まるで新築になったみたい」(㊟ちょっとオーバーな表現です)と2人で大喜び。

わたしが口にしたとおり、本当に『かえって(すごく)よくなった』のです。

 

言霊ってほんとにスゴいものなんだな、とびっくりしています。

 

 

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10年運の切り替わり

2023-04-26 21:10:02 | 占い

妻です。

お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます🌸

 

早いもので、もうゴールデンウイーク直前。

今年は観光地がにぎわいそうですね~。レジャー、観光のご予定のあるかた、健康、安全に気を付けて存分に楽しんできてくださいね🌷

 

さて、今年はわたしの10年運が切り替わります。

1年ごとの運にしても2、3か月前から徐々に変わっていくのを感じるのですが、10年運も切り替え時の半年前あたりから流れの変化を感じています。

具体的に書くことができなくて、もどかしいのですが・・家の外の環境、親の環境が急激に変わっていきそうです。

 

10年運の干支が嬉しいものがめぐってくるせいなのか、以前このブログで書きましたブロック解除のせいなのか、それとも「運をよくする練習」の成果なのか。・・タイミングの良さが驚くほどになっています。

 

イヤなことがあって(あ、今波動が重くなってるな)というときでも、口に出して「かえってよかった!」と言うと、ふっと波動が軽くなるので不思議です。

 

 

 

 

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2、3回遊んだだけの男の子

2023-04-17 13:37:17 | 思い出

妻です。

お立ち寄りくださり、どうもありがとうございます。

 

小学校1年のころ、同じクラスに勉強をとても苦手にしている男の子がいました。

授業中は先生に当てられないように、いつも体を小さくしています。

どの教科でも、指名されてもほとんど答えられなくて、「わかりません」の声もほとんど聞こえないくらい。

そういう感じでしたので、男の子はクラスの中でも【ちょっと変わった子】という位置づけでした。

 

ある日の給食は、もう何の日だったか覚えていませんが、カップに入ったケーキがついていました。

白いクリームの載ったケーキに、クラスメイトたちは大喜び。

わたしも、最後まで大事にとっておいたケーキを食べ終えて大満足でした。

 

ふと気づくと、あの男の子の席の周りに何人かの子たちが集まっています。

「なんで食べないの?」

「いらないなら、ちょーだい」

すきまから見えたのは、ケーキに手をつけず、まるで授業中のときのように小さくなっている姿でした。

気になった先生がやってきて話を聞くと、「今までケーキを食べたことがないから、どんなものか、わからなくて食べられない」。

事情を知ったクラスメイトたちは一斉に驚きの声を上げました。

 

わたしは家に帰るといつもどおり、学校であったことを母に話します。

ケーキを食べられなかった子のことを話すと、母は泣いていました。

 

しばらく経った休日。

川沿いの原っぱで母とバドミントンで遊んでいると、近所に住んでいた、あの男の子が偶然やってくるのが見えました。

「お母さん、ほら、あの子だよ。ケーキの・・」

こそっと教えると、母はわたしに前もって相談することなく、いきなり

「ねえ、いっしょに遊ぼう!」

男の子に向かって叫びました。

(ええーっ⁉)

とつぜんのことにびっくりしていると、男の子はうれしそうに近づいてきました。

そのあと、バドミントンをしたり、鬼ごっこなんかをしたりして、しばらくいっしょにあそびました。

楽しかったものの、わたしは(こんなところ、同じクラスの子に見られたらどうしよう)と気が気ではありませんでした。

同じクラスの男の子と、しかもこの子と遊んでいたなんて知られたら、何て言ってからかわれるか、

わかったもんじゃありません。

ちらちらと川の向こうの道路に目をやり、知り合いが来ないことを祈りました。

 

一方、男の子はそんなこと全然気にしていないようでした。

男の子は原っぱを転がるように駆け回って、学校では見たことがないようないっぱいの笑顔で、聞いたことがないくらい大きい声でゲラゲラ笑っていました。

ほんとうに、ほんとうに楽しそうでした。

 

その後もこうやって、母と3人で、1、2回遊んだような記憶があります。

その都度わたしは人目が気になってしようがなかったのです。

(あー、あと何回、こんなドキドキ、続くんだろうなあ)と少し困っていました。

 

その日教室に配られたテストは、ちょっと変わった問題ばかりでした。

『同じなかまのものはどれですか?』のような、勉強というよりクイズみたいなもの。

このテストの点数は何日待っても教えてもらえず、ヘンだなあと思っていました(あとからわかったのですが、このテストはIQを調べる知能テストでした)。

 

それからしばらくすると、あの男の子は、クラスからいなくなりました。

わたしたちがいる、同い年の子たちばかりいるクラスでなく、いろんな年齢の子がいっしょのクラスに入ることになったのだそう。

 

家に帰ってさっそくそのことを母に話すと、母はまた泣きました。

 

学年が上になっていく中、休み時間などに、男の子の姿を見る機会が何度かありました。

彼は低学年の子たちの面倒をよく見ているようです。

 

休み時間。校庭のはしの鉄棒で前回りをしていると、不自由そうに動く下級生に手を貸している彼が見えました。

(あ、やさしい・・)

鉄棒の棒はちょっとサビていて、にぎって回すとザラザラします。

先生に交じってやさしい顔で下級生の世話をする彼と、人目ばかり気にしていた自分・・。

手のひらには鉄棒のザラザラ感、そして独特の鉄のにおい・・。

転んだ子のひざを払ってやっている彼の姿。

ザラザラ、ザラザラ・・。

 

わたしは小学校5年の終わりに転校するのですが、それまでの間、わたしは何度か彼の姿を見かけました。

 

でも・・彼と言葉を交わすことも、目が合うことも、二度とありませんでした。

そうして・・太陽の下、元気いっぱい、ゲラゲラ大きな声で笑っていた彼の顔を見ることも、もう二度とありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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三嶋大社 再訪

2023-04-10 21:04:07 | 日記

妻です。

お立ち寄りくださり、どうもありがとうございます。

 

父が数年前に熱中症になり、以来後遺症なのか体調がすぐれないことが多くなりました。

三嶋大社でご神水をいただいて父に飲んでもらったところ、母から「お父さん、あのあと調子がいいみたい」と言われました。

 

なので再び大社を訪れ、ご神水をいただくことにしました。

「神様、またお水をいただいていきます」と手を合わせます。

 

     

透明な水がこんこんと湧いています。

家に帰り煮沸した後、わたしもコップ一杯いただきました。

 

明日からの仕事、わたしもまた頑張れそうです。

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