今日は『ハイジの日』です
「8(は)12(いじ)」という語呂合わせからです
「アルプスの少女ハイジ」が日本にやってきて初めて翻訳されたのは1920年で
本のタイトルは「ハイヂ」でした
しかしその後1925年、山本憲美さんの翻訳によって発行された内容が
『瑞西(スウイス)の國(くに)マイエンフエルトと云(い)へば、舊(ふる)くからの街(まち)で
一寸良(ちよつとよ)い處(ところ)であるが』
・・・とはじまり、
『「足疲(くたび)れたかい。楓(かへで)ちゃん」と婦人(ふじん)が訊ねた。
「ウン、暑(あつ)いの」と女(をんな)の兒(こ)が答へた。
「もー直(じ)きだよ」』
そうなんです
なんとハイジは「楓(かへで)」ちゃんで、本のタイトルも「楓物語」でした
そしてペーターは辧太(べんた・新漢字なら弁太)『辧太は今年十三歳である。』
楓は『七年斗(なゝつばかり)の兒(こ)』とあるそうです
この時代ですから数え年でしょうね
「フランクフルト編」では
『久良子(くらこ)は顔色(かほいろ)の青白(あをじろ)い目付(めつき)の優(やさ)しい娘である。』
はい
身体が弱く、華聯で上品な少女「クララ・ゼーゼマン」は「本間久良子(ほんま くらこ)」と名付けられ
それに続く文章が
『古井(ふるゐ)さんは古風な肩衣(かたぎぬ)様なものを着てゐるのと
丈(せい)の高(たか)い圓帽(まるぼう)を被(かぶ)つてゐるのとで、大層(たいそう)鹿爪(しかつめ)らしい婦人に見えた。』
ですよね(笑)
言わずと知れた「ロッテンマイヤーさん」です
「口笛は なっぜ~♪」の替え歌ですね(笑)
何がどうしてこういうネーミングになったのか
今となっては理由も定かではありませんが
これはこれで面白い?と思ってしまいました(笑)
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