◆三和酒類
・三和酒類株式会社 Sanwa Shurui Company, Limited
・本社所在地 〒879-0495 大分県宇佐市大字山本2231番地の1
・設立 昭和33年(1958年)9月5日
・三和酒類株式会社(さんわしゅるい)は、大分県宇佐市に本社を置く酒類
総合醸造企業である。
◇概要
・「下町のナポレオン」として知られる麦焼酎「いいちこ」をはじめ、清酒、
ワイン、ブランデー、リキュールなどを生産している。
・課税移出数量は、日本国内の単式蒸留焼酎(焼酎乙類)メーカーで日本一
(2006年現在)。
・また2009年現在、焼酎以外の酒類メーカーを含めても5位である(1位から
4位はビール大手4社(キリンビール、アサヒビール、サントリー、サッポロ
ビール)。6位もオリオンビール)。
・大量生産の一方で、醸造研究所内に「虚空乃蔵」(こくうのくら)を設けて、
常圧蒸留などの製法や原材料にこだわった焼酎の研究を行い、そこから
生まれた『杜翁』などの焼酎を限定販売している。
・中小企業特有の営業力の弱さは支店や営業所を置かず、販売は問屋に任せる
戦略を取ることでカバーしている。
◇沿革
1958年(昭和33年)9月5日 - 三和酒類株式会社設立
1979年(昭和54年)2月 - 麦焼酎「いいちこ」発売
1986年(昭和61年)10月 - 『季刊iichiko』創刊
1989年(平成元年)4月 - 三和研究所、日本酒醸造場、アジムワイナリー開設
2001年(平成13年)10月 - 安心院葡萄酒工房開設
2002年(平成14年)4月 - 日田蒸留所開設
◇生産施設
本社工場:大分県宇佐市
安心院葡萄酒工房:大分県宇佐市安心院町
日田蒸留所:大分県日田市(元ニッカウヰスキー九州工場)
◇主力商品
焼酎 - 麦焼酎 いいちこ(25度、20度)
いいちこフラスコボトル(30度)
いいちこスペシャル(30度)
いいちこシルエット(25度)
いいちこパーソン(25度)
いいちこスーパー(25度)
いいちこ民陶くろびん(25度)
いいちこ深薫(25度)
いいちこ日田蒸留所 長期熟成貯蔵酒(40度)
いいちこ日田蒸留所 全麹減圧蒸留原酒(44度)
いいちこ日田蒸留所 全麹常圧蒸留原酒(44度)
西の星(20度) - 大分県産の大麦ニシノホシを原料に使った麦焼酎
清酒 和香牡丹(わかぼたん)
福貴野(ふきの)
大吟醸 虚空蔵(こくぞう)
ワイン 安心院葡萄酒工房
安心院ワイン
卑弥呼
リキュール iichiko BAR
清涼飲料 虚空蔵麦酢(ブルーベリー、ラズベリー&カシス、
クランベリー、ゆず、黒糖) - 麦酢(発酵大麦エキス飲料)
黒ギャバ - 発酵大麦ギャバ飲料
◇広告戦略
・1979年に発売された「いいちこ」のイメージアップのため、1984年、
クリエーターに河北秀也、ポスター写真撮影に浅井慎平を起用した。
河北起用は実姉が三和酒類に勤めていたことが縁であった。
・広告イメージの中心にいいちこのボトルが置かれ、ロゴもローマ字をベース
にした物を採用。本格焼酎の古いイメージを払拭する爽やかさを出すものが
考えられた。当初はいろいろな写真が使用されたが、現在では広大な風景の
中にポツンとたたずむ人物のようにいいちこのボトルが置かれるイメージが
定着している。
・テレビコマーシャルは1986年から年一回制作ずつされ、CMソングは1987年の
『時は今、君の中』以降ビリーバンバン(1992年までは菅原進単独)が歌う
曲が一貫して使われてきた。外国の大自然や田園などの静かな風景とビリー
バンバンの歌が独特のイメージを確立し、印象に残るCMとなっている。彼ら
を起用した理由は、当時の社長がビリーバンバンのファンだったためだという。
・2009年からは新たに発売された「いいちこ日田全麹」のCMが登場、従来の
「いいちこ」のCMと並行して2種類が流れることとなった。「日田全麹」の
CM映像は以前とはいわば正反対に、和を思わせる空間に的場浩司演じる武士風の
人物が登場するシリーズとなっている。
・「日田全麹」のCMソングは、2009年では同年に「いいちこ」で使われたビリー
バンバンの『また君に恋してる』を、演歌歌手の坂本冬美がカヴァーしたもの
が使用され、2010年もビリーバンバンが歌う「いいちこ」CMと坂本冬美が歌う
「日田全麹」CM共に『ずっとあなたが好きでした』を使用している。
◇メセナ
・メセナ活動として、1986年から20年以上にわたり文芸誌『季刊iichiko』を
発行しており、1994年11月にはメセナ大賞1994のメセナ企画賞を受賞して
いる。また、別府アルゲリッチ音楽祭、第1回アジア太平洋水サミットなどへの
協賛も行っている。
・また、スポーツについては、大分県に本拠を置くJリーグ・大分トリニータの
アドボード・スポンサー、bjリーグ・大分ヒートデビルズのチーム・パートナー
となっている。
---- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ----
サッポロビール日田工場を後にして、
同じ日田市内、
「いいちこ」で全国的大分ブランドとなっている三和酒類の工場へ向かった。
「また君に~、恋してる~♪」
ビリーバンバンのメロディが流れて来そうな大判ポスター、
一口に「いいちこ」と言ってもいろんなお酒があるんですね~。
【いいちこ】ビリー・バンバン 夢を紡ぐ季節【iichiko】
工場の見学棟は数ある建屋のうちの一つ。
どうぞご自由に~って感じで綺麗な施設を見させていただきました。
こちらは試飲コーナーとショップのある迎賓館のような建物。
素敵なディスプレイ、
他にも現代絵画やジーンズやらサーフボードなど、
随所にセンスを感じさせる展示が魅せてくれます。
素敵な試飲コーナー、
他の見学者が引けた後も一人粘っているのが身内だと思うと。。。
ショップはゆったりした造り、
買わせるよりも魅せる方に重きをおいた感じ
ワインは「安心院(あじむ)ワイン」というブランドを展開している。
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・三和酒類株式会社 Sanwa Shurui Company, Limited
・本社所在地 〒879-0495 大分県宇佐市大字山本2231番地の1
・設立 昭和33年(1958年)9月5日
・三和酒類株式会社(さんわしゅるい)は、大分県宇佐市に本社を置く酒類
総合醸造企業である。
◇概要
・「下町のナポレオン」として知られる麦焼酎「いいちこ」をはじめ、清酒、
ワイン、ブランデー、リキュールなどを生産している。
・課税移出数量は、日本国内の単式蒸留焼酎(焼酎乙類)メーカーで日本一
(2006年現在)。
・また2009年現在、焼酎以外の酒類メーカーを含めても5位である(1位から
4位はビール大手4社(キリンビール、アサヒビール、サントリー、サッポロ
ビール)。6位もオリオンビール)。
・大量生産の一方で、醸造研究所内に「虚空乃蔵」(こくうのくら)を設けて、
常圧蒸留などの製法や原材料にこだわった焼酎の研究を行い、そこから
生まれた『杜翁』などの焼酎を限定販売している。
・中小企業特有の営業力の弱さは支店や営業所を置かず、販売は問屋に任せる
戦略を取ることでカバーしている。
◇沿革
1958年(昭和33年)9月5日 - 三和酒類株式会社設立
1979年(昭和54年)2月 - 麦焼酎「いいちこ」発売
1986年(昭和61年)10月 - 『季刊iichiko』創刊
1989年(平成元年)4月 - 三和研究所、日本酒醸造場、アジムワイナリー開設
2001年(平成13年)10月 - 安心院葡萄酒工房開設
2002年(平成14年)4月 - 日田蒸留所開設
◇生産施設
本社工場:大分県宇佐市
安心院葡萄酒工房:大分県宇佐市安心院町
日田蒸留所:大分県日田市(元ニッカウヰスキー九州工場)
◇主力商品
焼酎 - 麦焼酎 いいちこ(25度、20度)
いいちこフラスコボトル(30度)
いいちこスペシャル(30度)
いいちこシルエット(25度)
いいちこパーソン(25度)
いいちこスーパー(25度)
いいちこ民陶くろびん(25度)
いいちこ深薫(25度)
いいちこ日田蒸留所 長期熟成貯蔵酒(40度)
いいちこ日田蒸留所 全麹減圧蒸留原酒(44度)
いいちこ日田蒸留所 全麹常圧蒸留原酒(44度)
西の星(20度) - 大分県産の大麦ニシノホシを原料に使った麦焼酎
清酒 和香牡丹(わかぼたん)
福貴野(ふきの)
大吟醸 虚空蔵(こくぞう)
ワイン 安心院葡萄酒工房
安心院ワイン
卑弥呼
リキュール iichiko BAR
清涼飲料 虚空蔵麦酢(ブルーベリー、ラズベリー&カシス、
クランベリー、ゆず、黒糖) - 麦酢(発酵大麦エキス飲料)
黒ギャバ - 発酵大麦ギャバ飲料
◇広告戦略
・1979年に発売された「いいちこ」のイメージアップのため、1984年、
クリエーターに河北秀也、ポスター写真撮影に浅井慎平を起用した。
河北起用は実姉が三和酒類に勤めていたことが縁であった。
・広告イメージの中心にいいちこのボトルが置かれ、ロゴもローマ字をベース
にした物を採用。本格焼酎の古いイメージを払拭する爽やかさを出すものが
考えられた。当初はいろいろな写真が使用されたが、現在では広大な風景の
中にポツンとたたずむ人物のようにいいちこのボトルが置かれるイメージが
定着している。
・テレビコマーシャルは1986年から年一回制作ずつされ、CMソングは1987年の
『時は今、君の中』以降ビリーバンバン(1992年までは菅原進単独)が歌う
曲が一貫して使われてきた。外国の大自然や田園などの静かな風景とビリー
バンバンの歌が独特のイメージを確立し、印象に残るCMとなっている。彼ら
を起用した理由は、当時の社長がビリーバンバンのファンだったためだという。
・2009年からは新たに発売された「いいちこ日田全麹」のCMが登場、従来の
「いいちこ」のCMと並行して2種類が流れることとなった。「日田全麹」の
CM映像は以前とはいわば正反対に、和を思わせる空間に的場浩司演じる武士風の
人物が登場するシリーズとなっている。
・「日田全麹」のCMソングは、2009年では同年に「いいちこ」で使われたビリー
バンバンの『また君に恋してる』を、演歌歌手の坂本冬美がカヴァーしたもの
が使用され、2010年もビリーバンバンが歌う「いいちこ」CMと坂本冬美が歌う
「日田全麹」CM共に『ずっとあなたが好きでした』を使用している。
◇メセナ
・メセナ活動として、1986年から20年以上にわたり文芸誌『季刊iichiko』を
発行しており、1994年11月にはメセナ大賞1994のメセナ企画賞を受賞して
いる。また、別府アルゲリッチ音楽祭、第1回アジア太平洋水サミットなどへの
協賛も行っている。
・また、スポーツについては、大分県に本拠を置くJリーグ・大分トリニータの
アドボード・スポンサー、bjリーグ・大分ヒートデビルズのチーム・パートナー
となっている。
---- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ----
サッポロビール日田工場を後にして、
同じ日田市内、
「いいちこ」で全国的大分ブランドとなっている三和酒類の工場へ向かった。
「また君に~、恋してる~♪」
ビリーバンバンのメロディが流れて来そうな大判ポスター、
一口に「いいちこ」と言ってもいろんなお酒があるんですね~。
【いいちこ】ビリー・バンバン 夢を紡ぐ季節【iichiko】
工場の見学棟は数ある建屋のうちの一つ。
どうぞご自由に~って感じで綺麗な施設を見させていただきました。
こちらは試飲コーナーとショップのある迎賓館のような建物。
素敵なディスプレイ、
他にも現代絵画やジーンズやらサーフボードなど、
随所にセンスを感じさせる展示が魅せてくれます。
素敵な試飲コーナー、
他の見学者が引けた後も一人粘っているのが身内だと思うと。。。
ショップはゆったりした造り、
買わせるよりも魅せる方に重きをおいた感じ
ワインは「安心院(あじむ)ワイン」というブランドを展開している。
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(1本500円前後だったと思います。我が家の記事のURL添付します。)
大好評でしたよ~!
岐阜にもお出かけされてるようで懐かしく思いました。
三和酒類さんって知れば知るほど面白い会社ですね。
大分では二階堂さんもありますが、それぞれ独自のブランディング戦略で興味深いものがあります。
岐阜にいたときは「いいちこ」を私以外が大量消費していましたので、最近は二階堂さん、その他の地酒を送るようにしています。