ゆうくんちの日常

ショウガイジの居る家庭の日常をありのままに。

卒業式

2005年03月17日 | ゆうくんのこと
今日は小学部・中学部・高等部の卒業式だった。
うちの学校の高等部は、K養護の分教室という形で存在している。(実際は中等部からエスカレーター式)
先輩方や教職員の方々の熱心な活動で、ようやく認められた高等部の今年度の卒業生は第二回生となる。

ここからは、地域の通所施設に通うことになるのだが、通うところがスムーズに決まったことはラッキーだったと思う。
施設の数に比べて、学校を卒業するヒトの数は年々増えるばかり。
ゆうやんがその年頃になった時には、「通う」ところがあるかどうか?!という状態なのだ。
ま、そんなことはさておいて、高等部を卒業するということは、もう滅多なことでは顔を合わせないということ。
寂しくなるなぁ…と、卒業生の保護者気分。←想像力豊かな裕母ですから。
ユウヤの調子が悪くて登校できないことも多かったし、給食注入のため皆さんとお食事に行く機会も殆どなかった。
話せる時は、PTAの集まりの時くらい。時間が足りなくてなかなか細かいことは話せない。
それでも「ゆうやくん、バスに乗れるんだってね!よかったね!」と、卒業生の母に声を掛けてもらう。
「卒業おめでとうございます!」とこちらが言おうとしたその前に。
何だかじ〜んとしちゃった。

中学部の卒業生は、3年前にも卒業式を経験しているしまだ後3年在校するので、そんなに涙に暮れることもないだろうと思っていたが、それがそうでもないらしい。
「分教室」という響きが、少し離れてしまうような寂しさを感じるのだとか。そんなものかなぁ。

小学部の卒業生は、入学当時から6年間の思い出の写真をスライドで見ていると「うわ〜!このコこんなに小さかったの?可愛い〜!」と、びっくりするやら感動するやら。
他人が見てもこうなのだから、保護者の気持ちはどれだけ感動で胸一杯なことだろう。
「これ、自分達のコドモだったら号泣間違いなしだね。」と同級生の母と笑う。
あのコもこのコも本当に成長したね。

さて。うちのゆうやん。
久々に卒業式仕様?で編み込みして登校。
昨日「ねぇ。髪切ってもイ〜イ?」とユウヤに聞いたら、どんな聞き方をしても「パチ(イエス)」しない。
「えーっ。何で?!髪伸ばしてるの?」「パチ」ほんまかいな。

それをヒロに報告すると、入浴中に男同士の会話を始める。
「ユウヤ、髪短くしたくないのか?」「パチ」
「でも、あんまり伸び放題なのも格好良くないぜ。少〜しだけ切ろうか?」「…パチ」

どうやらね。もう裕母はなめられてるっぽい。軽くゆうやん反抗期入ってるっていうか。
でも、ヒロには反抗しないんだよなぁ。お風呂に入れてくれるから?だとしたら計算高いオトコだ(笑)。
ここまであからさまにされると、もう髪を切る気もなくなった。←コドモかよ
ということで、編み込みが復活したのだった。

あんまり長時間編んでいると頭が痛くなるから、帰宅後ほどいてやると↓

こんなことに↑(ケータイのヒト見られなくてゴメンね)
ウエラもびっくりっすよ。つややかなウェービー。そして栗毛色(笑)。
画像が悪いからつややかさ加減はイマイチ伝わりませんが。

反抗期の始まったゆうやんも、もうすぐ3年生修了だ。
残り少ない3−Bの思い出を作っておくれ。



全国の卒業生の皆さん、そして保護者の皆さん。
ご卒業おめでとうございます。
あなたの人生(イノチ)が輝き続けることを願っています。