ザガットサーベイは「ミシュラン」と双璧のグルメガイドブック。
過去に紹介したこのガイドブックは、
日本で数年前から東京版と関西版を販売している。
すべて読者からの投票の結果だけでランキングや掲載店を決定する独自方式。
結構、役に立つので毎年ネットでまじめに投票して無料で頂戴している。
今年も新刊がそろそろ来る筈ですが。
お店から一円の掲載料金を取っていないのは「解説」を見れば一目瞭然。
この解説は読者からのいろんな投稿文を繋ぎ合わせてまとめているのだが
これが結構面白い。
原文通りちょこっと紹介してみます
一応言っときますが、
ここにあるのは「最後の店」を除いて良質なお店ばかりですよ。
にんにくや
渋谷区恵比寿1-26-12 03-3446-5887
恵比寿にあるニンニク料理専門店。料理は「ニンニクが効きながらもあっさりして食べやすく」、定番のガーリックトーストは他店が「真似できない」ほど「やみつきになるおいしさ」だが、「おなかの底から臭くなる」ので「次の日予定がない日にしか行けない」とも。「素晴らしいとはいいがたい」サービスだけど、気にせず「ニンニク大好きな人はマストカム」。
鞍馬
杉並区西荻南3-10-1 03-3333-6351
「ベスト・オブ・ベスト」と推す声もある西荻窪のそば屋。「味、のどごし、香りをバランスよくかつ高いレベルで提供」し、「甘めのつゆがそばに合う」と味への評価は揺るぎないが、「食べ始めてから一分で終わってしまう」など量の少なさに不満を示す声多し。酒と付け合わせの焼き味噌で「一杯やってから」という通なそば食いもいるとか。
尾花
荒川区南千住5-33-1 03-3801-4670
南千住という「不便」な立地ながら「2時間は覚悟」、「土用の丑の日は3時間」の長蛇の列ができる老舗うなぎ屋は、「予約不可」がいまだ変わらず。「ふんわりと焼き上げた白焼き」は「感動」もので、「今まで食べていたうなぎは何だったの？」と「概念を変えてくれる」おいしさが根強い人気。店内は「昔懐かしい風情がある」が、テーブルは「ちゃぶ台のように」「小さく」、「長居はできそうにない」。
サバティーニ青山
港区南青山2-13-5 サンクレストビルB1 03-3402-3812
神宮外苑にほど近い老舗イタリアン。「今ではクラシック」となった感のある「しっかりとした味」の料理は「少し古臭く」感じられるようになったものの、「やはりうまい」。「一瞬ここはローマかと誤解される」内装は「重みがあって素敵」だが、テーブルを巡回するカンツォーネの生演奏は、チップを「強要している」ようにも思え、「放っておいて」という声も少々。
ふーみん
港区南青山5-7-17 03-3498-4466
「本格中華とは違うお袋の味」に出会える。台湾人店主が腕を揮う南青山の中国料理店には納豆チャーハンが「忘れられない」というファンの声が多く、「普通の食材がおいしくなるのが魅力」とか。お客の名前と顔を覚えている」ホスピタリティも「なかなか」。「ちょっと強引」な接客も「バブリー」な内装も、「おいしいから許せてしまう」。
ニューヨーク・グリル
新宿区西新宿3-7-1-2 パークハイアット東京52F 03-5323-3458
新宿のパークハイアット東京52Fにあるアメリカン料理店は、「最高の夜景」と「どこの席でも雰囲気抜群」の「おしゃれな内装」に「幸せな気分になれる」と絶賛の声多数。「適度にくつろげる」丁重な対応も「満足」だけど、料理は「量が多い」以外は「大雑把な味で「特質すべき点はない」。値段も「かなり高価」だけど、そこは「景色代」と思えば「納得」とか。
あら皮（aragawa)
港区新橋3-3-9 阪急交通ビルB1 03-3591-8765
新橋で「最高においしい」ステーキが食べられる店。ステーキは言うまでもなく、前菜の渡り蟹のコニャック漬けなどが「感動的」で、「勘定書には目の玉が飛び出る」が「一生に一度食べられたら幸せだと思う」。高評価の料理に対し、内装は「時代錯誤かも」との意見もあるが、「食に徹している」とフォローの声も上がる。
青木
中央区銀座6-7-4 タカハシビル2F 03-3289-1044
「寿司ネタは極上」カラスミや煮アナゴ、キスの昆布締めなど「仕事も丁寧」な銀座の有名寿司店。「凛とした雰囲気」で「カウンターはいつも大賑わい」。「庶民派とは言いがたく」「コストパフォーマンスが高いとは言えない」が、比較的「ランチはお得」。「熟練の風格」漂う店主の青木氏には「先代なき後、よくもち堪えた」と評する声あり。
サバエブ食堂
住所不定 電話秘密
店主があちこち駆けずり回り、「いいトコ撮り」した多国籍料理。なんでもあるのは楽しいが、「メニューの写真が全然イケてない」と言う声もある。行ってみたら「味は確か」という説も。もっと「バランスよくして欲しい」と言う声も聞こえるが、本人に「さらさらその気なし」。なかには「たいしたことない」料理もあるが「許せる範囲」とか。
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