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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第11回 「約束の創立者祭」

2008年12月21日 23時33分09秒 | 『CLANNAD-クラナド-』
 
CLANNAD ~AFTER STORY~
第11回 「約束の創立者祭」


朋也が卒業した後のストーリーが続いています。
その分、渚以外の主力ヒロイン達の登場がめっきり減りました。
学校が舞台にならないとそうなってしまうのは仕方の無い事です。
しばらくは朋也と渚中心の話で進むのでしょうか?
それと、今回の話は社会人の心得として、とても共感出来る部分がありました。
芳野祐介の仕事に対する考え方は会社の研修等でもあげられたり、上司から教えられたりする内容そのものではないかと思います。
鵜呑みにするだけではダメでしょうけど…w
様々な人間が集まる職場。
「光坂電気」のような現場の仕事がきつくても、和気藹々な職場はそうそうあるものではないと思います。



《画像キャプチャ&コメント》


すっかり通い妻的な渚の日常。
制服を脱いだら、その風景は全く違和感無し。
とても家庭的な姿はさすが早苗さん譲り。




昔の朋也なら1日で投げていたのかもしれない。
自立心と渚を連れて行きたいという気持ちをバネに仕事に励む。
しかし祐介には朋也の右肩が悪いのを見抜いていた。




こうして食事は一緒に出来ても2人の時間が中々作れずやきもき。
しかしそれを自覚し互いが理解し合っている所は他所のカップルとは違うらしい。



想定外だった?渚のブルマ姿が登場w
数え二十歳の渚の体操服姿。
同年代にはもう恥ずかしい恰好だが、大人としての落ち着きと色気が窺えそう?



朋也の作業は基本から外れているが、作業手順は筋が通っている。
祐介は褒める一方、右肩の故障について指摘する。
しかしそれは言いふらす事ではないと黙認。
右肩の故障が会社に気付かれたらお終いと思っていただけに、朋也は涙ぐむほどの感動を覚える。
とても頼りになる芳野祐介の下で働こうと思ったのは大正解だった。



何気ない日常の横で、光坂の街並みは急速に変わろうとしている。
それは後に祐介の口から語られる。




食事中、会話が噛合わない時がまだ出る。
渚は自己主張を押し切る性格ではないのを朋也も解っている。
朋也は考え事を明かす事により渚の気持ちを汲もうとする。



心配の種は常に付きまとう。
渚の一番の心配は朋也と一緒にいられる時間が限られてしまう事。
夜は朋也1人で寂しいのでは?と恋人らしい心配の種を抱いている。
渚はまだ朋也のアパートに泊まる段階までに至っていないが、それは時間の問題だろう。



仕事の途中で朋也はかつての父の職場仲間、木下氏と再会する。
光坂電気と縁があり、祐介が良く知る人物と朋也は知り合いという、世間の狭さを朋也は痛感した。
しかしそれは狭さではなく、新しい世界として感じていた。



今度こそ時間が取れるのか?
しかし渚は模試を受けてみたいと、2人がゆっくり出来る時間はまたも無くなる。
すれ違いが起きるのは解っていても、やはり寂しい。




で、渚の代わりに付き合えと、朋也はおっさん(秋生)に駆り出される。
遊び心に子供も大人も無いと言わんばかりと、おっさん(秋生)はこのはっちゃけぶりw
春原化しているとしか言えないw



早苗さんの苦手なものがベンガルオオトカゲである事が発覚。
おっさん…、昔、早苗さんに何かしたな?
これからいたずらされるとは知らずにいつもの笑顔を振りまく早苗さんが痛々しいw






ああっ!こんな所にベンガルオオトカゲがぁ~っ!!
もはや大人の威厳値がマイナスなおっさん(秋生)であったw
恐怖に満たされた時の早苗タックルはアメフト選手でも阻止不可能か?w




また今日も?早苗さんは近所を駆けずり回る。
それをおっさん(秋生)がいつも追いかける。
この近所迷惑な大はしゃぎが古河家名物として、近隣の住人達には逆にウケていると、隣家の磯貝さんは言う。
その大はしゃぎメンバーに朋也はいつの間にか入っていた。
ちなみに古河パンがこの状態に陥った時は磯貝さんが店番をしていたそうな。



これも渚を、ご近所を楽しませるのが狙いだとか?
単に早苗さんとおっさん(秋生)がオーバーなだけだと思うのだが……w



ここでサブタイトル「約束の創立者祭」が反映される。
最近一緒にいる時間が限られてしまうので創立者祭で一緒に楽しもうと。
渚の申し出に朋也は時間を空けようと誓う。



朋也の伝票整理が良く整理されていると同僚から褒められる。
光坂電気の事務所内はよく見ると女性従業員がいない事から、親方(社長)が事務を担っているのだろう。




これから忙しくなるので休日出勤が出て来るだろう…。
その親方の言葉から、朋也は創立者祭の日も仕事になるだろうからと、渚に一緒に行けないかもと漏らす。
仕事と彼女、どっちが大事なの?とか、約束したんだから絶対に休め!等のような我侭を渚は一切言わない。
渚は大人として、パートナーとしての寛大な態度で応えた。
それが朋也に休ませて欲しいという申し出を決心させる。



すっかり仕事に慣れた朋也。
祐介には及ばないが、飲み込みも早いらしい。
電気工事の用語も迷う事もなく言える。
※ちょっと解説※
★難燃=おそらくビニール材の電線(VSF等)と思われ、被覆材が難燃材で出来ている種類(HVSF等)は火が点いても燃え難く、用途によっては自己消炎するタイプもある。難燃の方がコスト高。
★2cm・4cm=電線の被覆を先端から4cmの所まで中の導線を剥き出しにする。導管はスリーブとも呼ばれ、導線同士を繋げて外側から圧着して保護をする。サイズの単位は通常ミリで統一され40ミリと言うのが普通だが、アニメとして判りやすく言い換えた可能性がある。



朋也が創立者祭の日曜日は休みたいと祐介に申し出る。
幸いその日は出勤が無いので休んでも大丈夫。
これで久しぶりに渚とゆっくり出来そうだ。
休ませて下さいも、立派な仕事の一つと言えよう。



作業漏れが一箇所見つかってしまった。
親方は朋也に作業が出来るかと依頼。
朋也でも出来るレベルだったので、急遽夜間作業に向かう。
仕事の組み立て上、どうしてもその日の内にやらなければならないらしい。



心なしに晴れやかな表情でいる渚。
念願のデートが目前とあればウキウキするのは当然の事。
しかし…。



昨晩に朋也が担当した作業箇所を祐介が手直ししていると聞き、朋也は一目散に現場へ向かった。
不具合が見つかり、祐介を駆り出させてしまった事に責任を感じた朋也は頭を下げてまで作業を手伝わせて欲しいと申し出る。
自分のミスをカバーして貰ってまで創立者祭を楽しむ訳にはいかない罪悪感。
勤め始めて間もない朋也にはそれが重くのしかかってしまう。




結局、朋也は創立者祭に間に合わなかった。
渚は朋也が駆けつけるまで沈んだ表情をしていた。
しかし朋也の大幅な遅刻を渚は許した。
仕事をする以上、こうなるのではないかと渚も大方予想していた。
渚が事情を理解するのも、互いの気持ちがきちんと疎通していたからだろう。




渚は朋也が仕事でミスしたのを無意識に悟ったのだろうか。
ごめんと力なく謝る朋也を問いただす事もなく、温かい笑顔で包み込む。
少しでも雰囲気を楽しもうと、渚は焼きとうもろこしを差し出した。
俺は渚に支えられている…。
その心境を渚はいつも行動で示してくれていた。



仕事をする以上、ミスはどうしても出てしまう。
自分の犯したミスをフォローしてくれたように、今度は自分に後輩が出来たら同じ事をやれ…。
従業員のミスに、いつまで経ってもネチネチ責め立てるのは職場いじめやパワハラと言っても過言ではない。
ミスはカバーし合い、次に活かす事が大切。
少なくとも光坂電気の社員達の姿勢は理想の職場に挙げられるかもしれない。
芳野祐介はリアクションこそオーバーだが、朋也にとってはとても鑑となる存在。
しかし芳野祐介には今では考えられない過去があった事が第12回で明かされる。



【総括】

冒頭にも書きましたが、この回は仕事をする社会人にとってためになる事が見受けられます。
仕事や会社組織とは何か?に対する捉え方は目を醒まさせてくれもします。
それを実際の職場に持ち込めるかは職場の雰囲気によりますが。
大切な人に支えられ、仕事もこなせるようになって来た朋也。
第12回でコケてしまうのですが、それは12回の記事にて。
大切な人、家族、友人との絆が描かれる作品なだけに、ドラマ性が安定するのはそうそうありません。
それでも笑いを取る所は取ってるのでシリアス一辺倒でなく、飽きが来ず楽しめます。
朋也も社会人になり、渚という大切な人がいてくれるお陰で人間として成長しています。
ただある事だけは昔のまま。
それを忘れようと躍起になって仕事に打ち込んでいるとも言えそうです。
親と真剣に向き合わなければならない時。
それが第12回から展開されています。
 


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