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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第17回 「夏時間」

2009年02月12日 00時10分36秒 | 『CLANNAD-クラナド-』
 
CLANNAD ~AFTER STORY~
第17回 「夏時間」



あれから5年。
渚が死んだ事実から逃げるように仕事に没頭し、休日は時間つぶしに金を使う惰性の毎日。
汐は一緒じゃないのか?
それは作中ですぐに判明しますが、抜け殻のようになり機械的な人生を送る朋也は痛々しいものです。
まるで朋也の父親の姿がそのまま反映されたようにも見えます。
この回からは朋也と娘の汐の触れ合いが描かれます。
汐が朋也を一度も「お父さん」や「パパ」と呼ばなかったりと、親子の関係はゼロに等しいものです。



《画像キャプチャ&コメント》

①幻想世界



ガラクタは所詮ガラクタ。
飛行装置はガラクタの塊に過ぎない。
そして僕の声も自分はどういう存在で、行為に意味が無い事に気付いてしまう。
もう一緒にいようとしか言えない女の子。
終わった世界の本当の終焉が目前に?


②あれから5年



汐が生まれ、渚が帰らぬ人となり5年が経過。
朋也は汐を早苗さん達に託し、早苗さんは時間を見つけては秋生や汐を連れてアパートに訪れたりしている。
何もかも早苗さんに押し付けてしまっている状況に、朋也は頭が上がらない。


③早苗の罠?



みんなで旅行に行きましょうと早苗さんは朋也を旅行に誘う。
その上目遣いはとてもおば…には見えない可愛らしさが。
しかし過去を振り向かないよう惰性のごとく過ごして来た朋也は気が乗らない。
所が早苗さんのお誘いはどこかしつこい。
ストーカー顔負けの超速電話攻撃(2度目で陥落)に負けた朋也は了解するのだった。


④旅行当日



朋也が古河家を訪れたが早苗さんとおっさん(秋生)の姿がない。
書置きに2人で出かける急用が出来たので後は宜しくと切符が2枚置いてあった。
2人で出かける…。
という事はこの家の中にまだ1人いる。
トテトテと走る音、家中を見回る朋也の目に渚の部屋が。
渚…。
そしてリビングに戻った朋也をそっと見つめる姿がひとつ。


⑤岡崎汐



あれから5年。
汐は5歳になっていた。
古河家で育てられた、おじ…、おば…ちゃん子である。
朋也がこれまで汐の顔をまともに見ようとしなかったのはあまりにも渚にそっくりだったからか?


⑥早苗の目的




ここで早苗さんが何故朋也をしつこく旅行に誘ったのかが見えてくる。
朋也1人での子育てが難しい為に汐を古河家で育てたが、汐が5歳ともなれば親と一緒にいる時間を作る必要があったと判断したのかもしれない。
そこで早苗さんは朋也と汐の2人で旅行に行かせようとしたらしい。
しかし汐は早苗さんとアッキー(秋生)と行きたいらしく、朋也は完全に乗り気ではなかった。


⑦親子の触れ合い




旅行は早苗さん達が帰って来るまでお預け。
汐1人を置いて帰る訳にも行かない朋也は汐を見る事に。
何も旅行だけが2人を引き合わせる手段ではない。
1人で遊んでろとつっけんとうな朋也だが、性格的に完全に放任する事も出来ない。
つい人の事に首を突っ込む気質が汐の面倒を見る事にも繋がる。


⑧親子




朋也と自分(汐)は親子。
外出途中で磯貝さんと会った時の朋也の会話にあった「親子」。
その言葉にきょとんとした汐は朋也とは親子の関係である事を理解したのか、しないのか…。
まだ5歳の子供に親子だと言われても実感が湧く筈もない。
しかし汐は既に親とは5年も離れている。
汐が朋也を「お父さん(パパ)」と呼べないのは親子としての絆が希薄である証。
実に寂しいもの。


⑨汐のこだわり




早苗さんの情操教育が元教師という事もあり、しっかりしている。
朋也が作った焼き飯に手を合わせていただきます…。
焼き飯が苦い??
子供に胡椒は早過ぎるだろうが、朋也は朋也なりのこだわりがある。
作っている時に胡椒でくしゃみをしている汐。
焼き飯を食べようとスプーンですくうのに苦労していた汐が見もの。
結局食えないご飯は要らないと、普通のご飯にふりかけをかけて食べる。
その仕草に朋也はかつての自分を見たのだろうか。


⑩1人で出来た


親子の素っ気無い会話。
5歳児ならトイレも1人で出来て当然かもしれないが、親子として未熟な朋也は1人でトイレに行けた汐を褒めようともしない。
冷たい朋也にぐずらなかったのは、渚の精神的な強さが遺伝した賜物なのだろうか。


⑪決意



朋也が古河家に来た翌日も早苗さん達は帰って来なかった。
旅行を楽しみにしていた汐も寂しい表情を浮かべる。
今回の一件は明らかに早苗さんが朋也と汐を2人きりにさせようとした作戦。
殺風景な古河家で汐と時間を持て余すのも…。
と家の前を歩く、出かけようとしていた父子の姿。
旅行、行きたいか?
朋也は気持ちと裏腹に汐にそう訊ねた。


⑫出発



朋也も渚が亡くなっていなかったら率先的にそうしていたかもしれない。
そうでなくとも汐と、娘と出かけたい気持ちはあった筈。
気乗りはしないが、汐が楽しみにしていた旅行。
これまで汐とまともに会ったり会話もしなかっただけに、朋也が父親として娘と向き合う時がようやくやって来た。



【総括】

他の親子(特に母子)が楽しそうにしている姿を見ては舌打ちをしてしまう朋也。
渚と3人でしたかった事が一度も出来ず、それを他所に周囲では当たり前のようにしていると妬みたくなる。
これまで肝心な所で不運に見舞われて来た境遇だけに、朋也の性格上、そうなってしまうのでしょう。
次回の予告シーンで朋也は早速他の親子にキレてましたが、リアルでは非常識な親子の場合には有効かもしれませんが普通にやってはいけません。
旅行先で朋也は何を得るのでしょうか。
OP(1期・2期)で見られたあの風景がようやく見られそうです。
今更ですが1期のOPで原っぱを駆け抜けていた影、2期のOPで風子に抱かれた女の子、2期のEDでスキップしていた女の子が汐である事は言うまでもないです。
 


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