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CLANNAD ~AFTER STORY~ 第18回 「大地の果て」

2009年02月19日 23時23分00秒 | 『CLANNAD-クラナド-』
 
CLANNAD ~AFTER STORY~
第18回 「大地の果て」



これこそやっと見つけられた絆というものなのでしょうか。
朋也の祖母に当たる史乃から聞かされた父親の過去。
その話から、朋也は忌み嫌った父親と同じ道をたどっていた事に気付かされました。
朋也は何故幼い頃の記憶を何故忘れてしまったのか。
1期のことみ編でも幼い頃の出来事を忘れてしまっていただけに、それが幻想世界と関係があるのか等、まだまだ判らない部分があります。
残り6話(確か予定では24話?)でその辺も解明してくれればなと。



《画像キャプチャ&コメント》

①幻想世界


飛行装置を諦め、ガラクタ(僕の声)と女の子は歩いてこの世界を出ようとする。
その先がまるで朋也が行き着く場所を指しているかのよう。


②道中



こうして汐と一緒に移動するのはもちろん始めて。
という事で普段は何して遊んでいるのだと聞く朋也。
早苗さんのはまともだったが…。
おっさん(秋生)は駒田のマネ
かつての満塁男を汐に教えたおっさんは偉大だ。
この回、唯一のお笑いシーン。


③泣きたい時


朋也の怒号に怯えた汐はトイレで泣こうとした。
それにはとても訳の深い早苗さんの教えが隠されていた事が判るが、早苗さんの教えの素晴らしさには脱帽してしまう。


④変わり者?



汐を泣かせてしまった事に、朋也は乗換駅で汐に玩具を買い与える。
男の子向けの玩具を女の子が素直に喜ぶ。
5歳位になれば玩具の好みがハッキリするのだが。
玩具を気に入った汐に深い訳があった。


⑤ママの顔


泊まった旅館の中庭に浮かぶ蛍。
しかしこれは(場所は違えど)光坂の言い伝えにある光の玉では?
汐は朋也にママ(渚)の事を聞きたいと恐る恐る口にする。
早苗さんが教えないのは、早苗さんの性格ならば朋也抜きでは絶対に教えないから。
汐は渚の写真を見た事がないのだろうか?


⑥大地の果て





朋也と汐が来た場所はとても観光地には見えない。
一面に広がる花畑に感動した汐は、さっそく花畑の中で駆け回る。
OPで渚はここに立っていたが、本編では実現していない。
そして汐は朋也から買って貰ったロボットの玩具を失くしてしまう。


⑦この場所は



汐がなぜ玩具を必死に探すのか?
そんな汐に不思議がる朋也は、玩具を探す汐の姿に幼い時の自分の影を見る。
この場所、見覚えがある…。


⑧思い出の場所



足が無意識にとある場所へと向かう。
その先には1人佇む初老の女性。
その人は朋也がここに来るのを待っていたという。
岡崎史乃と名乗る女性は父直幸の母、つまり朋也の祖母に当たる人。
古河さん(早苗さん)から連絡がありここに来たという。
早苗さんのした事が出過ぎた行為かは当事者達の裁量に任せよう。
娘が嫁いだ家の事だから、古河家の事を知って貰いたい意味も込められたのだろう。


⑨父との出発点





史乃から聞かされる、父直幸の真実。
ここは父の故郷でもあり、朋也と父の出発点でもあった。
母との出会い、結婚。
そして朋也が生まれ、母が事故で無くなり、朋也を男手一つで育ててきた。
自分の都合を犠牲に朋也の為に尽くして来た父。
その為に今はあのような状態に。
渚との出会いから早い結婚と汐の誕生。
その間の人生は直幸がたどった人生と被っていた。
抜け殻のように惰性に生きていた父親こそ、自分の為に尽くしてくれたなれの果てだった。


⑩融解



直幸と朋也の関係を史乃はもちろん知っていた。
それでもあえて史乃は直幸がどんな人物であったかを朋也に聞いて欲しかった。
こんな人生にしてしまって申し訳無いと。
ダメなのは父親じゃなく、自分の方だったと悟る朋也。
世間ではダメな父親でも自分にとっては最高の父だったと。
最後に史乃は疲れ果てた直幸にここへ帰って来るように伝えて下さいと朋也に託す。
長年積もりに積もった父親へ不信感が融解していく瞬間。
これを機に朋也の人生観が打って変わった。


⑪初めてパパが買ってくれたから





朋也が戻っても汐はまだ玩具を探していた。
あれじゃなくちゃダメだという汐。
理由は朋也が、パパが初めて自分に買ってくれたものだから。
汐が朋也の事を初めてパパと呼んだ。
今まで言わなかったのではなく、怖くて言えなかったから。
渚を失った自分は過去を忘れるように惰性で生きていた。
それは小さな汐にとって理解がし難い事。
幼い子供は親が何であれ一緒にいたい。
それはかつての朋也も同じだった筈。
父親になって初めて直幸の立場を理解した朋也は汐に何度も何度も謝る。
朋也は泣きたくても泣けないのではなく、泣きたい気持ちから逃げていた。
今まで怖くてろくに話せなかった父親が本当の優しい父親になってくれた時。
子供は親の優しさに包まれて胸の中ですがり、泣きたい。
早苗さんの本当の教え。
それは泣いていい時はトイレの中と親の胸の中。


⑫渚のこと




旅館で聞きたかったママの事。
それを朋也は避ける事もなく汐に話す。
ママはいつも泣いているヤツだった…。
自信が無くて弱くて、学校の坂の下で突っ立ってたな…。
目をつぶってアンパンって呟いていた…。
渚が先立って5年。
朋也は渚への悲しみを押し殺す為に、これまで渚の事を思い出さないで避けていた。
話せばきっと涙が溢れて止まらないから。


⑬守りたいものはここにあった




渚を失った悲しみが急にこみ上がり、朋也は涙をボロボロ流す。
渚…。
涙を流す朋也を見た汐にも渚(ママ)がいなくなった悲しみが伝わった。
だからこそ話そうママの事を。
汐を産んでくれた渚の事を。
渚の忘れ形見、汐。
汐こそが見失っていた一番守りたいものだった。
朋也の心の中に浮かぶ、笑顔で2人を見つめる渚。
もしかしたら汐にも笑顔で見つめてくれるママ(渚)の影が見えていたのかもしれない。



【総括】

EDでは幸村先生の後ろ、つまり一番最初に史乃が出ていました。
この人の存在が朋也の人生を一変させ、本来の朋也を甦らせました。
そして史乃のキャスティングに驚きましたw
史乃は何度も朋也に父の事を話そうと思っていたのでしょう。
繋ぎ役となった早苗さん(たぶん秋生も)が一番の影の功労者でした。
汐への教えも、来る朋也との生活の為にと立派でした。
そして今回は泣きました!(程度はナイショ)
汐がパパが…って所ですね。
1期目の風子編がクライマックスの時以来です。
もし先にゲームやってたらここまでならなかったかもしれませんが。
1期目の最終回(番外編)が終了した時、2期目(AF)製作決定、乞うご期待という時に朋也が汐を抱きしめていました。
まさしく今回がそのシーンという事でした。
次回はいよいよ朋也が汐を連れて直幸の元へと…。
確かに史乃の前では考え方を変えたようですが、長年の溝があるだけに、朋也はどう直幸と向き合うのでしょうかね。
 


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