超面倒くさい作図を終えた昨日、オイラは真っ先に肩と首に湿布を貼りまくりました
それだけとんでもない作図だったと言えます。
どこかのエライ建築士さんがデザインした格好の良い建物は、時として施工時に大迷惑な代物に変貌してしまいます。
それぞれの工程の設計担当者が、それぞれの解釈で施工図を作るのですが、それをまとめられる人物の『うで』次第でとんでもないものに変化するんです。
オイラの担当は、最後の最後、仕上げの段階なのでいろいろな分野の施工図が集まってきます。
それらを基に、加工会社で仕上げやすいように作図するのですが・・・
今回のは難問ばかりでした
意匠図自体がエッシャーのごときだまし絵
鉄骨図は寸足らず。
現場担当者さんが3次元を理解していないものだから、話が伝わらない
それでもどうにかやり遂げて、昨夜は難問の呪縛から解き放たれてグッスリ熟睡できました
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そして今日からは、そんなに難問ではない新規のお仕事に着手しました。
忙し過ぎて2週間もほったらかしにしていたけど、作図内容はバッチリ脳みそにインプットされています。
順調に作図をしていたお昼過ぎの事・・・
お仕事先の若い衆から緊急の連絡が入りました
今取り掛かっている作図は別の設計屋にやらせるから、別件の作図をやってほしいというものでした
ちょっと待てよっ
今まで読み込んだ手間と労力はどうしてくれるんだ
オイラの仕事は『図面1枚を完成させてなんぼ』の世界なんだよ
同時作図中の3枚は無駄になるってことかい
先日もブチ切れたばかりなのに、またまたブチ切れ寸前
せっかく取り掛かったんだから、最後までやらせてくれよ・・・というのがオイラの本音。
先方の狙いは、3次元の図面を2次元で表現できるオイラの特技が必要なだけ・・・。
そんなもん誰だってできるべさ~
と開き直ったら、新規のお仕事は別の設計屋に断られちゃったんだって
ってなことで、日にちは改めるということで、その面倒くさい作図もオイラがやることになってしまいました
別件のオファーも入ってるんだけどなぁ~
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湿布の匂いが薄れた夕方・・・
シィ君がいつものようにオイラの椅子の背もたれに乗ってきました。
この仕草はおんぶをご所望の様子・・・
ところがこの時期はTシャツ1枚の薄着なものだから、シィ君の爪が肩にザクリっ
い゛ってぇーっ
すかさずとっ捕まえて、爪切りの刑に処したのでありました
パッチン、パッチン、知らないうちにずいぶん伸びてたのね~
ついでにミィちゃんの爪もパッチン、パッチン
良い気分転換になったわ~