ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

続・介護食と手抜き料理

2007-08-19 20:43:25 | 自宅介護

 介護食に特に必要なもの・・・といえば、やはり『食物繊維』でしょうか。

 ばあちゃんは若いときから便秘症で、今では超・便秘症です。病院から下剤を処方していただいた時期もありましたが、腹痛を伴ってかわいそうでした。今では野菜中心のメニューが多いせいか、自然に排便できるまでになりました。

 父ちゃんも若いときから便秘気味だったようですが、多発性脳梗塞を患ってからというもの、腸の動きが特に悪くなって、胃癌、大腸ポリープ、腸閉塞、S字結腸捻転などと腸疾患のオンパレードでした。大腸の手術をしましたが、ガスは溜まるのと便秘は未だに続いています。野菜の料理はあまり好きではないのですが、工夫次第では食べてくれるので、頑張って作りたいと思います。

 繊維といえば、粉寒天が使いやすいですねぇ。味噌汁に少量入れると、トロミ材の代わりになって飲みやすくなるし、お腹の調子も良くなります。が、取り過ぎは注意が必要です。多すぎると脱水状態になるようです。気をつけましょう・・・。

 味噌汁に入れる具材に困ったら、糸寒天がおススメです。チュルッとしてのど越しが良いタイプの『スープ用寒天』が使いやすいです。煮ると溶けちゃうので注意です。

 ばあちゃんは、糸寒天ととろろ昆布の澄まし汁がお気に入りです。でも父ちゃんの反応はイマイチ・・・。飲みやすいけど、食べ応えが無いところが嫌いらしいです。そこで、冷凍里芋を数個入れて煮ると食べ応えのある汁になるので、冷凍庫に常備しています。

 野菜を購入すると、料理に手間がかかったり、残り野菜が増えたりするので、冷凍野菜は数種類常備しています。里芋・インゲン・ブロッコリー・グリンピース・・・。少量だけ使いたい時には便利なアイテムです。

 介護食には工夫と手抜きが必要ですねぇ。んでないと、疲れちゃいます・・・。

つづく・・・・・・かも