Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

60s Dumble Cloneの製作(Over Drive Circuitの追加)

2005年07月07日 | 60's Dumble Clone
引っ越しをして以来、Ampに火を入れることもなかったのですが、ふとSuper Champの回路図見てたら、いきなり「そうだ、プリ管もう一本追加しよう!」と思い立ってしまったので、工具を集めて改造してみました。あまり考えもしないで、以下のような回路を追加してみました。
V2a
Slope Resistor 100k+Input Trim 100kl
Rp:100k/Rg:68k/Rk:1.5k/Ck:5uF/Cc:0.002uF

V2b
Drive 250kl
Rp:100k/Rg:480k with 500pf/Rk:1.5k/Ck:5uF/Cc:0.02uF

とりあえず音はでましたが、OD chの音量が足りないようです。歪みはそれなりにあるのですが、V2aのSlope Resistor 100kが不要なようです。また、V2bのRg:480k with 500pfのおかげでエッジが強調されているのは狙いどおりなのですが、Clean chの低域よりが相対的に大きく感じられるためこの辺をどうするかが難しいところです。

世間一般に受け入れられているMarshallのDistortion Soundは、実際には、エッジの効いた硬めのMarshallのToneに、音を丸くするTS-9やOD-1、Tube Driverの組合せというのがポイントだと思います。

ですので、私の自作Ampも、Clean chで低域より、OD chで高域より、という組合せを狙ったのですが、Clean chの低域をどこまで求めるかはOD chにも影響を及ぼすため、非常に難しい問題です。Dumble系のPre Ampは独立2chではなく、直列なので、あっちをたてればこちらがたたずという状況になってしまいます。難しいですね。


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