Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

Guitar用Speaker Cabinetの製作(その5)

2006年11月12日 | Speaker Cabinet
そんなこんなで完成したのが下の写真です。トーレックスは余ってたスムースブラウンを、ハンドルは、ギャレットオーディオさんで買いました。金具がゴールドしかなかったのですが、ブラウンにマッチングしててなかなかいい感じです。
面取りのRはもう少し大きくした方が良かったですね。いつも丸くしすぎるので今回は、意識してRを小さくしたのですが。トーレックスを貼れば丸くなると思ったのに・・・

まだ全開運転はしていませんが、バスレフポートキャビということもあり、以前に製作したものとあまり印象が変わらない感じです。抜けが少し悪いのかな、という気もします。もう少しいじる必要があるかも知れません。

とりあえず、軽いキャビネットができましたが、結論からいうと、木材はもう少しお金をかけた方がよかったかも知れません。上にも書きましたが田口製作所さんでバーチ材というのが賢い選択かも。次はバーチ材に挑戦したいと思います。

また、今回は、フィンガージョイントをしません(できなかった)でした。そのため補強桟を付けました。まだ全開運転をしていないので、どちらがよいかはまだ結論付けられませんが、小さい音量ではやはり差はないようです。そもそもフィンガージョイントの利点は強度ですが、小寸法の場合、フィンガージョイントでなくても強度はそれほど必要となりません。4発箱くらいになるとフィンガージョイントでないときついでしょう。または補強桟を太くするという方法もあるかも知れません。補強桟を使うことのデメリットは、実は容積の変化にあると考えています。本来フィンガージョイントならば、キャビネット内の容積は単純に内寸法によりますが、補強桟を用いると、その分さらに容積は減少することになります。強度を増すために補強桟を太く大きくすると、どんどん容積は減っていきます。この差は意外と大きいのではないかと考えています。特に小寸法の場合容積の変化は大きな影響を及ぼします。ですので、フィンガージョイントを用いない場合は、補強桟の分の容積変化を考慮して、若干大きめに作ることが必要なのかも知れません。

あと、Bogner CubeっぽくしようとしてFront Baffleの取り付け桟を前面につけたのですが、なんとサランネットが付けられないではないですか!円形のスピーカーグリルしかないのだけど、やっぱりネットの方がしっくりくるような。いいアイデアないでしょうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿