Intense Rock

エレキギター関連の機材の自作

Ibanezギターのレストア

2009年03月10日 | Guitar
大分ほったらかしにしてたIbanezのギターをようやくレストアしました。
といっても、ものの見事に塗装失敗ですが(笑)

元々は黒だったんですが、塗装全部剥がして再塗装しました。といってもこの塗装剥がしが大変でした。Ibanezお得意の極厚塗装です。塗装剥がしというよりプラスチック剥ぎ取りでした。ただ、この厚い塗装が実は大事なようです。塗装を剥がした後のボディを叩いてみるとぼやけた音になりました。Ibanezの場合、ある程度の厚い塗装がトーンを形成する上で重要なのかも知れません。


さて、剥がしていざ塗装開始なんですが、まず、手抜きで塗の粉は省略(!)、いきなりプラモデル用のサーフェイサーと傾向イエローで塗りましたが、塗膜が弱くて少し研磨するとすぐに下の木材が(涙)んで、ここでしばらく放置。

むかついたんでホームセンターで屋外用の塗装を買ってきていっきに塗装。そして間髪入れずウレタンクリアを吹いたところ、焦って失敗。表面はぼこぼこに。水研ぎで表面処理しようとしたらウレタンが硬化してなくて、ところどころ下の塗装面が。この時点でもう塗装終了を決断。幸い、屋外用のイエローがかなり強力な塗膜なんで、もういいやと。

てなわけで写真でも分かるとおりでこぼこで、しかもコンパウンドで磨いたんだけどでこぼこのおかげでつや消し状態です。

今は0.09からの弦を張って、ネック調整中という状態です。Ibanezの薄いネックは実際には木の強度というよりはロッドの強度で持っている様子です。ウィザードネックですが、ロッドが上手く効いてくれて、弦高べたべた状態ですが、まっすぐに調整できました。この辺は本当に良いギターなんですよね。

ピックアップは、フロントがFRED LITE、リアがPAF PRO LITEです。ミドルはFAST TRACK1。このFRED LITE、PAF PRO LITEはAIRシリーズのようにスペーサーで磁力をコントロールしているのではなく、マグネット自体が弱くなっているモデルとのこと。なぜか一般販売はなく、このFGM200のみのモデルみたいです。PAF PROらしく中域が上手く伸びてくれる、それでいて出力弱めなんで、歪ませてもつぶれないという感じで大分気にいってます。ミドルはできればHS-2あたりに交換したいと思ってます。ていうかミドルにダブルブレードのピックアップってちょっとゴツイですよね。

今まで使ってたNyuiのテレやWarmothのソロイストがぶっといネックだったんで、今回ウィザードネックのSボディを持ってみると、感動するくらい薄い&軽いでやっぱええギターだわぁ、もっと早く直せばよかったと思う次第です。これからは自作アンプを繋いでたくさん弾いてあげようと思います。

悩みはIbanezのSシリーズのノブが見当たらないこと。このギターは中古で買ったんですが、その時すでにノブのゴムリングはヒビわれてて、新品が欲しいんですよね。どっかにないかなぁ。
あと早速改造もしたいなぁと。ピエゾを組み込めないかなと画策中。固定ブリッジ用のピエゾサドルってないのかなぁ?


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