祝・ホンダ第３期Ｆ１活動初優勝

Ｆ１ファンにとっては、この話題は外せません。

２００６年Ｆ１・ＧＰ　第１３戦　ハンガリーＧＰが開催され、ホンダのジェンソン・バトンが優勝。
ホンダ第３期Ｆ１活動において、初優勝をもたらしました。

第３期Ｆ１活動開始から長かった・・・・　でも、みんなこの日を待ってました。
第２期のセナの時代は、常勝ホンダで敵無しだったのに・・・・
現代のＦ１がエンジンパワーだけでは勝てない。
シャシー、エンジン、タイヤ、ドライバー、チーム戦略・戦術などの総合力で勝つ時代です。
雨でウェットコンディションで荒れたレースで、有力ドライバーが姿を消す中、タイヤ選択からピットのタイミングまで、戦略もドンピシャにはまりました。
棚ボタと言う人もいますが、運も実力のうち。
見事な優勝でした。

今のＦ１には、数多くの所謂ジャパンパワーが参戦していますが、我々セナ、プロスト、マンセル世代にとっては、Ｆ１と言えばホンダ。
今回のホンダの優勝には格別の思いがあります。
第２期のＦ１活動はエンジンサプライヤーとしての参戦で、いくら勝っても表彰式での国歌演奏はありません。
しかし今回は、昨年まではエンジンサプライヤーでしたが、今年はＢＡＲの株式を取得し、ホンダレーシングとしてコンストラクター参戦。
優勝すれば、国歌が演奏されます。
ちなみに、第１期の頃も優勝はありますが、私はまだヨチヨチ歩きの頃です。
この時は、コンストラクターだったので国歌が演奏されました。

ある意味閉鎖されたＦ１と言うヨーロッパの文化の中で聴く“君が代”は感動でした。
表彰式では、優勝ドライバーと優勝チームの母国の国歌が演奏されます。
我々Ｆ１ファンの更なる夢は、コンストラクターだけではなく、日本人ドライバーが優勝しての“君が代”を聴きたい。
欲を言えば、ドライバーとコンストラクターの国歌２連チャン。
これは夢の夢か・・・・・
でも、近い将来、きっとこの時が来ると信じてます。

今回、優勝をもたらした、ジェンソン・バトン。
Ｆ１で１００戦以上の戦歴がありながら未勝利で、昨年は契約問題でゴタゴタを起こして問題児扱いされる事がありますが、流石に嬉しそうでした。
昨年のゴタゴタで、私もあまり好きなドライバーではありませんが、今回は素直に祝福したいと思います。

イケメンだから余計に格好いい・・・
ホンダ第３期Ｆ１活動　初優勝に乾杯！