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~DOGHOUSE CLUB~

久々の307

2006-08-25 11:33:45 | プジョー307feline

久々に、嫁の307フェリーヌを運転してみました。



407SWが納車されてから、307の方は殆ど構ってやってないのが実情です。
乗り心地と言うか、運転心地と言うか、407の感触が染み込んだ状態で乗る307フェリーヌは、エッって言うくらいに全く別物でした。

我家の407SW、3リッターV6搭載のエグゼクティブと言うグレードです。
クーペ407が出るまでは、現在の日本国内のプジョー車ラインナップの中では、フラッグシップに位置する車種です。
一方、嫁の307フェリーヌは、307シリーズでは1.6リッター搭載の最廉価モデルです。
車輌価格だけでも2倍近い格差があり、これだけ車格が違う車を比較する事はナンセンスなのかもしれません。



走り出して一番に感じたことは、307の操作系の全てが重いって事。
ステアリングの操作が重い。
アクセルの踏み心地が重い。
ブレーキの踏み心地が重い。
決して、曲がらない、走らない、止まらないって事ではありません。
ダイレクト感が強いと言えるのでしょうけど、もう少し洗練された操作感でも良いのでは???と思います。
407に乗った後では、明らかに安っぽい感じです。

嫁が407を運転して一番最初に言った言葉が「ハンドルが軽い」でした。
この言葉に、私も納得した次第です。
手で操作するステアリングなので、足で操作するアクセルやブレーキより、直接的に感じるのかもしれません。

ATは、407の6速に対し、307はプジョー内製のAL4と呼ばれる4速ATです。
同じAL4を搭載する他のプジョーと比べると、新しい分マネージメントが改良されているのか、マニュアル操作でスパッと変速が決まるのです。
206シリーズや、MC前の307シリーズ、407の2.2Lモデル(コチラはAL4ではなくZF社製4速AT)程、ラグを感じません。

BLの担当営業氏、仕事柄当然いろんなプジョー車に日々乗ってますが、MC後の307の変身ぶりを肌で感じて、ご自身もMC後307に乗り換えられました。
プジョーの発表では、フェイスリフトと組み立てやボディ溶接のクオリティアップ、CAN通信による統合マネージメント、インパネの意匠変更等以外、MC前と何も変わってないとの事です。
しかし、ジャーナリスト等も含め異口同音に「MC前と比べると、全ての面で洗練されて良くなった」と評されます。
足回りやトランスミッション等の駆動系のリファインはかなりされていると思われますし、使用されるパーツ単体のクオリティが上がることで、製品クオリティも嵩上げされたのかもしれません。

プジョーのエントリーモデルである206シリーズは、近い将来207シリーズに移行します。(本国では併売しているらしい)
それに伴って、307シリーズは最廉価モデルの1.6リッターが廃止され、2.0リッター専用モデルになるとか・・・・
室内空間は、20xシリーズと比べると、圧倒的に広いしラゲッジの余裕もあります。
1.6リッターの307フェリーヌは、他のグレードと比べて突出した部分がある訳でもなく、1ランク小さいエンジンを搭載して、しっかり回して乗ってやる。
ある意味、一番ラテンの車らしさ、プジョーらしさを持った1台かもしれません。

嫁は、車は乗りっ放しで、メンテナンス等の面倒は私の仕事です。
407が納車され、こちらばかり構ってたもんで、すっかり忘れた存在になりかけていました。
たまには構ってやらないとね・・・・
それに、私が乗った時くらいしか、エンジンもブン回す事もないやろし・・・・



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