マルチ・ファンクション・ディスプレー

マルチ・ファンクション・ディスプレイ（以下、ＭＦＤ）、このブログでもしばしば登場します。
普段は、車載コンピューター（ドライブ・コンピューター）の様な機能を持っていたり、時計やカレンダー、外気温を表示しています。

しかし、機能はそれだけではありません。
４０７シリーズの場合、各設定を一部ココで行います。
特に面白い（不思議）のが、以下の２点の設定です。

　・エアコン　　　ＯＮ／ＯＦＦ
　・オートライト　ＯＮ／ＯＦＦ

通常この手の設定は、エアコンのＯＮ／ＯＦＦは、エアコンの操作パネルの中にスイッチがあります。
オートライトのＯＮ／ＯＦＦは、ステアリングコラムのウインカーレバー先端のライトスイッチの中に『AUTO』ポジションがあります。


ＭＦＤを操作して設定するという事は、いざと言う時に解除するのも手が掛かります。
エアコンは、オートエアコン車に乗りだして、年中ＯＮのままなので、逆にＯＦＦにする事がないので、別に不便に思うことはありません。

オートライトは、夜間の人待ち等で停車中に消したい時に、ＭＦＤをゴソゴソしないといけないし、この設定に関しては現行２０７シリーズの様にウインカーレバーへ移動して欲しいですね。


更に、４０７のＭＦＤには、色々な機能が付いています。

・Parkinng assistance
  ワイパー作動時にリバースに入れるとリアワイパーが動作する機能。
　これ、結構便利です。

・Guide me home headlamps
　エンジン停止後、ヘッドライトが点灯して家に入るまで照らしてくれるって機能。
　ウチはシャッター付きのガレージなので、これは必要なし。　
　日本では殆どの人が使ってない機能ではないでしょうか???

・Simultaneous LH-RH control
　エアコンの左右の温度設定を同時操作か独立操作かを選択します。
　左右独立の温度設定を使う事がないし、左右独立の効果を実感しないもんで、ウチは常に同時操作を選択してます。

・Warning log
　エラーが出た時に、どんなエラーが出たのか一覧表示してくれます。　
　勿論、何もエラーが出て無いので、現状ではログ無しの表示が出ます。


・Status of functions
　車両の各設定がどうなってるか一覧表示されます。
　ＭＦＤで操作しないＥＳＰや可変ダンパーの設定も表示されます。


これ以外にも、言語選択（日本語はありません）、表示単位の選択ｅｔｃ
そして恐らく４０７シリーズのみの機能で、ＭＦＤの表示カラーを選択できます。




合計５色の中から選択します。
ライトＯＮ／ＯＦＦで、デイｏｒナイトを切り替える事も出来ます。
私は、昼夜を問わず、個人的に一番見易いと感じたベージュを選択しています。

オートライトのＯＮ／ＯＦＦをＭＦＤで設定するので不便と前述しましたが、最近はそれでもオートライトを使ってます。
やはり高速道路などのトンネルの出入りの際は便利ですからね。
夜間、エンジン始動時のキセノン・ライトとオートレベライザーの動作は、なかなか面白いですね。
リトラクタブル・ヘッドライトっぽい照らし方で、『さぁ、行くで！』って感じで良い雰囲気です。
少々感度が良すぎるのが不満ですが・・・・