マイナーチェンジ！

プジョー４０７シリーズ（セダン・ＳＷ）のマイナーチェンジが発表されました。

フランス本国をはじめＥＵ諸国では、既にＭＣ後のモデルが販売されており、ここでやっと日本仕様もＭＣされた次第です。



グレード展開は、セダン・ＳＷともに、２.２Ｌ（４気筒）と３.０Ｌ（Ｖ６）の２つのエンジンがラインナップされ、合計４グレードの展開です。

・セダン
　４０７ＳＶ２.２
　４０７ＳＶ３.０

・ＳＷ
　４０７ＳＷ２.２
　４０７ＳＷ３.０

エクステリアは、従来モデルとの違いは、パッと見は殆ど変わりません。
フロントグリルのシルバーモールの意匠変更、リアバンパーの形状変更、テールランプ意匠変更程度かと思われます。
特にセダンのリアバンパーは、クーペや３０８シリーズの様なガーニッシュが追加され、よりスポーティーな印象になっています。
２.２Ｌモデルと３.０Ｌモデルで、特に差別化される事もないので、外観だけでは２.２Ｌモデルと３.０Ｌモデルの識別は難しいと思います。

インテリアは、全モデルとも革内装が標準設定となり、布内装の設定は無くなりました。
その革内装は、ボディカラーによって、黒・赤・ベージュの３色から選択可能となります。
ただし、黒以外の赤・ベージュは、全て受注生産の設定となり、過去の例からすると殆ど発注が出来ないのではないと思われます。
発注できない設定をカタログに載せるのは如何なものかと思うのは私だけではない筈。
こう言うシステムは、しっかり改善して欲しいですね。

装備面の一番の違いは、標準装備されるＨＤＤナビが従来のパイオニア製から、パナソニック製のタッチパネル式に変更され、フルセグ地デジＴＶチューナーを装備した事です。
これで、現代のトレンドに即した装備となりました。
全モデルにフロントコーナーセンサーが装備された程度で、従来モデルと大した違いは無さそうです。
また、従来モデルのセダンにあった「エグゼクティブ」グレードを、そのままSV３.０が踏襲（麻生総理、“ふしゅう”と読まないでね。）して、ＳＶ２.２、ＳＷ２.２、ＳＷ３.０には無い、リバースギア連動チルト機能付ドアミラー 、イージーアクセス機能付電動ステアリングコラム が装備されています。

価格は、
・セダン

　４０７ＳＶ２.２　４０９万円
　４０７ＳＶ３.０　４６９万円

・ＳＷ

　４０７ＳＷ２.２　４３４万円
　４０７ＳＷ３.０　４８６万円

最初期の４０７シリーズからすると、お値段もご立派になりました。

とりあえず、従来モデル・ユーザーにしてみれば、大規模なＭＣではなくて一安心ってところでしょうか。

もしＭＣ後の４０７を購入するならば・・・・
４０７ＳＷ３.０（モロカンレッド・ベージュ内装）かな???

ところで、クーペはＭＣしないのかな???