ゴッティ、何でやねん！

2月の中頃、製造業時代の同僚の1人が亡くなった。


けれど、信じられない訃報が、昼休憩終わる直前に知りました。



ごっちゃんが自殺した



嘘やろ？？

語気を強めてしまい、しばらく頭が真っ白になりました。

なかなかタグの引き金を入れられない。

落ち着かせられず、トイレに入り、号泣する私。


ごっちゃんは、ファンを大切にされていた。

ファンがあっての競馬。もっと多くの人に、競馬の魅力を伝えようと、常に先頭に立っていたのも、ごっちゃんだった。

ユニーク、笑顔の裏側には、決して人には言えない辛さとか苦しみを抱えていたのだろうか。

度重なる落馬で、これ以上無理しないでゆっくり自分のペースで生きて欲しかった。

何よりも、自分のことよりも、周りの人のことに対して気を遣っておられたのかな。



10年前、うつを患った。

正直、毎日死ぬことを考えていた。

1人だったし、度重なる転属に、身もココロもボロボロだった。

突然、朝起きることが苦痛になった。

その前から、週一ペースで市販の頭痛薬を飲み干すことが続いた。

慣れぬ環境、複雑な半導体の世界。

必死に用語を理解し、方言を覚えようとした。

けれど、考えや身体がついてゆけず、気が付いたら、最後の赴任先になった大分の鶴崎橋に立って、本気で投身しようとした。


極限になると、誰にも相談出来なくなるものです。

ごっちゃんと同じ、と言えば失礼になるかもしれないが、どうしても塞いでしまうんです。

帰阪するお金がなかった私に、救いの手を差し伸べて下さった、大分の同僚がいなければ、

間違いなく、今こうして生きていなかった。



その同僚が、突然亡くなった知らせは、ごっちゃんの訃報と同じくらい、信じ難い事実でした。


今は繁忙期の最中で、すぐに伺いに行くことが出来なく、本当に申し訳がなく思う。

何とか、時間を作ってでも、足を運んでみたい。

仕事を蹴ってでも。

自分の命の恩人だもの。

それが出来ない自分に、腹が立ちます。


去年、とても元気な姿で、温泉に浸かりつつ、バカ笑いしよったのに…。

うつから寛解して、これ以上ぶり返さんようにしようとする私に気を遣っていたのかな？

ホークスのリーグ優勝直後で浮かれた私を、快く待ってくれた同僚は、もう還ってきません。


真っ先に訃報の知らせを伝えてくれた仲間は、帰阪してからも、ずっと心配して下さったそうで、

恩返しをしに再び九州へ足を運ぶ私の姿に、涙が出るくらい嬉しかったと言っていました。

まだ沢山伝えたいことが沢山あったのに…。



整理しきれない自分の頭の中。

最後の繁忙期になるかもしれない。

そう言い聞かせつつ、毎日を迎えています。


落ち着いたら、今後の進路について、じっくり考えていこうと思います。

リーチリフトの取得と、ホークスの応援は、変わりありません。

ただ、秋以降の進路は、白紙にすることにしました。

4年目を迎えるかどうかは、今の段階で何とも言えません。


ただ、今の上司が、自分の気に入ったヤツ以外は、深く突っ込んだ話が出来ないということと、バカなヤツだけチヤホヤするということだけ、お伝えしておきます。

マジでクソ上司の、典型的な姿です。

こんな、クソ上司の元で、仕事なんて続けられるもんかい！！ボケっ！！




長くてすみません。

また、来月。