一昨日の話。
いつものように、夕勤に向かった私。
仕分けもボチボチ進んでゆき、後は運行者(ドライバー)の出発を待つのみだった。
大阪支店へ向かうじいさん。
「よっ! 出発っ…の前に、これを…」
ジャンバーの袖から小さな小箱を出してきた。
そう…その日はWhite dayだったのだ。
あ~!! そうだった!!
一ヶ月前。
ドライバー一人ひとりに、ご苦労様…の意を込めて、チロルチョコを手渡したんだ。
父の入院もあって、そんなにお金をかける余裕がなかったから。
でも、結構…喜んでくれたような。
じいさん、覚えてたんだ。
それも、三倍どころか、何十倍のお返しを…!!
チョコレートマシュマロを頂いたのだ。
「ありがとうございます!!」
ちょっぴり、嬉しくなった。
…それから、凡そ十分後。
「よっ!」
と声を掛けてきたのが、静岡のドライバーさん。
が、突然…ホームへと戻ってしまった。
「ん? どないしたんやろうな…」
伝票を用意して待つこと三分後(ラーメンやないんって!!)。
「こないだのお返しやで!! しょうゆやないねんけどな~」
と、静岡で買ってきたお茶羊羹!!
「ありがとう~!! 好きなんよ、羊羹ってさ…」
ドライバーさんの間で、私が甘いもの好きというのが、既に広まっているみたい。
原因は、このドライバーさんとウチのボスだ…。
(ちなみに、この羊羹は…母と一緒に頂きました! ご馳走様でした)
しかし…この日は、ドライバーさんの出発が遅かった。
不景気の影響で、満載に近い形にならない限り、出発を許してくれない。
また、いつもの路線とは違う場所へ向かわされることも多くある。
だから、直接ドライバーさんとやりとりする私たちも、苦労の連続だ。
時計は11時半を回り…既に終電を乗ることさえも、諦めていた。
その時だった。
遅くまで事務をしている社員の一人が、私のところへやって来た。
「おう…これを…」
と、小さなサーモンピンク色の袋を差し出した。
何をしたかったのかは、予感はしていた。
「おーーー、ありがとう!!」
「明日がホワイトデーやからな。1日早いけどな…」
と、自分の机へ戻り、事務に勤しんだ。
彼にだけは、別のものを用意していたんだ。
何度も失敗し、やっとこさ仕上げることが出来た、手作りの物を…。
一緒に仕分けをしている人が休みのとき、いや…、私がこの夕勤に変わったときから、常に一緒に共にしてきた人だ。
最初は、訳の分からんヤツだなーと思った。
行動が遅いし、過去の失敗をいつまでも引きずろうとしたり…ホント、頼りないヤツだと思った。
でも、いつからか……メールのやりとりをするようになってから、見方が変わった。
(何か、面白いヤツなんかもな…)
何度か「ドライブに連れてってよ~」と言っているけれど、なかなか休みの日が合わなかったり、実現出来ずにいる。
でも、私が夕勤を辞めるまでには、必ずや実現してほしい。
そう願ってる。
まだ、同僚という仲だけれど…。
立場は違うけれど、同じような空気を持っている気がしたんだ。
いつものように、夕勤に向かった私。
仕分けもボチボチ進んでゆき、後は運行者(ドライバー)の出発を待つのみだった。
大阪支店へ向かうじいさん。
「よっ! 出発っ…の前に、これを…」
ジャンバーの袖から小さな小箱を出してきた。
そう…その日はWhite dayだったのだ。
あ~!! そうだった!!
一ヶ月前。
ドライバー一人ひとりに、ご苦労様…の意を込めて、チロルチョコを手渡したんだ。
父の入院もあって、そんなにお金をかける余裕がなかったから。
でも、結構…喜んでくれたような。
じいさん、覚えてたんだ。
それも、三倍どころか、何十倍のお返しを…!!
チョコレートマシュマロを頂いたのだ。
「ありがとうございます!!」
ちょっぴり、嬉しくなった。
…それから、凡そ十分後。
「よっ!」
と声を掛けてきたのが、静岡のドライバーさん。
が、突然…ホームへと戻ってしまった。
「ん? どないしたんやろうな…」
伝票を用意して待つこと三分後(ラーメンやないんって!!)。
「こないだのお返しやで!! しょうゆやないねんけどな~」
と、静岡で買ってきたお茶羊羹!!
「ありがとう~!! 好きなんよ、羊羹ってさ…」
ドライバーさんの間で、私が甘いもの好きというのが、既に広まっているみたい。
原因は、このドライバーさんとウチのボスだ…。
(ちなみに、この羊羹は…母と一緒に頂きました! ご馳走様でした)
しかし…この日は、ドライバーさんの出発が遅かった。
不景気の影響で、満載に近い形にならない限り、出発を許してくれない。
また、いつもの路線とは違う場所へ向かわされることも多くある。
だから、直接ドライバーさんとやりとりする私たちも、苦労の連続だ。
時計は11時半を回り…既に終電を乗ることさえも、諦めていた。
その時だった。
遅くまで事務をしている社員の一人が、私のところへやって来た。
「おう…これを…」
と、小さなサーモンピンク色の袋を差し出した。
何をしたかったのかは、予感はしていた。
「おーーー、ありがとう!!」
「明日がホワイトデーやからな。1日早いけどな…」
と、自分の机へ戻り、事務に勤しんだ。
彼にだけは、別のものを用意していたんだ。
何度も失敗し、やっとこさ仕上げることが出来た、手作りの物を…。
一緒に仕分けをしている人が休みのとき、いや…、私がこの夕勤に変わったときから、常に一緒に共にしてきた人だ。
最初は、訳の分からんヤツだなーと思った。
行動が遅いし、過去の失敗をいつまでも引きずろうとしたり…ホント、頼りないヤツだと思った。
でも、いつからか……メールのやりとりをするようになってから、見方が変わった。
(何か、面白いヤツなんかもな…)
何度か「ドライブに連れてってよ~」と言っているけれど、なかなか休みの日が合わなかったり、実現出来ずにいる。
でも、私が夕勤を辞めるまでには、必ずや実現してほしい。
そう願ってる。
まだ、同僚という仲だけれど…。
立場は違うけれど、同じような空気を持っている気がしたんだ。