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WEC2013の動作確認用仮想環境について

2013-12-20 00:20:06 | Windows Embedded CE/Compact
Windows Embedded Compact 2013では、

作成したOSイメージをHyper-VやVirtual PCで動かすことができるようBSPが提供されていますが、

購入しているOSのバージョンやエディション、対応CPU(32Bit用だったり)によっては、

Hyper-VやVirtual PCが動作しなかったり、未サポートだったりするため、

VMWare Playerなどの他の仮想環境上で動かしてみたい・・・と思っている方も

おられるのではないでしょうか?


そんなことを思い、VMWareで動くのか試してみたところ・・・

CEPC BSPで特にカスタマイズせず作成したOSイメージでは

動作しませんでした・・・。


まず一つの問題点は、

VMWare Playerがエミュレートしているネットワークカードのドライバが、

WEC2013では標準で付属していない点です。

WCEBLR用のライブラリもないので、

ネットワークブートさせることができませんでした。


ネットワークブートではなく、

VHDにCeSysツールでWCEBLRを入れ、WEC2013がブート可能なようにしたVHDを用意し、

そこにWEC2013のOSイメージを入れ、

VMWare Playerの仮想ディスク形式に変換後、

ブートできるか試してみましたが、

何かのシリアルポートの設定がデバッグ用出力とバッティングしていること、

(詳細は調査中ですが)例外が発生しているため、

ブートできませんでした・・・。


デバッグシリアルの情報から、

修正が必要な箇所を調査していますが、

ちょっと一筋縄ではいかなさそうです。


現状、Windows 8 Pro 64 bitなどを用意し、

Hyper-Vなどのサポートしている仮想環境を使うのが無難ですね・・・。