On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

京都へ

2008年07月20日 | 読書
法事のため奈良~京都にいってまいりました。

。。。。しかし暑いですね毎日。うちはクーラーってものがほとんど
使われない方針なので夜は汗かきまくり状態ですが、逆に体調不良ということにはなっておりません。

法事のため奈良泊し、お寺のある伏見桃山へいってまいりました。
家内の実家の奈良も暑かった。それにもまして京都は酷暑でしたね。ああいう
所にお住いのかた・・・・田舎(相生)は少しマシですよん。
京都へは法事とか墓参りの度に訪れるんだけど、市の中心の方へいくことは余りありません。わりと長距離運転で疲れ、ついでにとはいえそこまでいく気力が無いのであります。若い頃とは違いますな。

待ち時間で1冊。

クローズドノート/雫井 脩介
6月の新刊で出てました。これ映画化されて、主役の沢尻エリカが「別に・・・」というコメントでバッシングされたという話題だけがでた例の映画の原作です。
雫井さんといえば「犯人に次ぐ」「虚貌」などを読んできて読み応えのあ
ミステリーっていう印象を持ってましたがこの本はラブストーリーですな。事前に予備知識を持たずに読んだので、意外に思いました。もう途中からオチは見えてしまいますが、それは狙ってるんでしょうね。そうはいってもラストはぐっと来てしまいました。いいお話です。どこかにあったようなお話ではありましたがそれはそれで楽しめたのは事実です。
この本の中には万年筆のことが結構詳しく出てきます。私も若い頃は万年筆で日記を書いておったので、わかるわかる~などと思いながら読んでましたが、世の中にはいろいろな万年筆があるのですね。文房具の魅力はよ~~くわかるので、その部分もまた楽しめたわけです。また大学時代には少しペン習字を通信教育で受けたことが有ります。このときも万年筆を使用して練習をしました。綺麗に文字を書く練習をするときは万年筆が最高に良いです。

ちなみにこの「クローズドノート」で一番出てきたドルチェビータミニというかわいい万年筆は下記のものです。女性に人気があるようですね。収納時の長さは115ミリですからかなり小さなペンです。
学校でこれつかってると確かに目立つでしょう。イタリアのデルタというメーカー品で6万円くらいします。
万年筆には文字巾があって「F/M/B」などと書かれています。ファイン、ミディアム、ブロードなどといい、目的に応じて、あるいはペンを立てて書くか寝かせて書くかのちがいで選ぶようです(このことは本書にもでてきます)。最近はメールやワープロなどを使用するので、文字を書くことは極端に減りましたが、愛着のある良い筆記具を持つと文字を書くのが楽しくなるものです。




文房具と言えば思い出すのは、社会人になって最初の頃に手に入れたステドラーのシャープペンシル。ノックしないでも出てくるタイプのもので本体はチタンでした。これは実は以前いた会社の担当だけがいける展示会で頂いた限定品でしたが、定価が1万円くらいのでした。ものすごく書きやすくてシャープペンシルに対する認識がゴロっと変わりました。惜しいことに1年ほどで失ってしまいました。あとで同じ物を随分捜したのですが手に入りませんでした。5000円くらいのよくにた物を探し当てて使ってみましたが全然筆記用具としては別物でした。今でも高級文具売り場にいくと知らずに目で捜していたりします。万年筆は高級な物を持っていた記憶がありませんが、高校時代にプラチナの万年筆を愛用し、のちにパイロットに変えました。カートリッジインクを差し替えて使う万年筆は文房具らしくて好きでした。
いま文字を書く機会は本当に無くなりましたが、手に入れるとすればなにを選ぶでしょうね?やっはり無骨なモンブランあたりかな~


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室のクローゼットで見つけたノート。それが開かれたとき、私の日常は大きく変わりはじめる――。『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、切なく暖かい、運命的なラブ・ストーリー.



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