On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

読書報告

2009年04月09日 | 読書
寝ころんでの読書には良い季節になりました。

「深紅」野沢 尚 (講談社文庫)
うむ、これは大変引き込まれた、いい作品です。1章、2章の出来は確かにすごいと思いました。傑作と言って良いでしょう。ただし後半は少しテンションおちますが。こういう設定難しいけどありえるか??。微妙なところです。
野沢さんはまだ「破線のマリス」しか読んでませんが、いろいろ読んでみたいと思いました。数はたくさん無いけど。

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高橋克彦氏激賞!これは奇跡的傑作である。
犯罪被害者の深き闇を描く衝撃のミステリー。吉川英治文学新人賞受賞作。
父と母、幼い2人の弟の遺体は顔を砕かれていた。秋葉家を襲った一家惨殺事件。修学旅行でひとり生き残った奏子は、癒しがたい傷を負ったまま大学生に成長する。父に恨みを抱きハンマーを振るった加害者にも同じ年の娘がいたことを知る。正体を隠し、奏子は彼女に会うが!?吉川英治文学新人賞受賞の衝撃作。



「「久遠―刑事・鳴沢了」(上下刊)  堂場 瞬一 (中公文庫)
鳴沢シリーズの既刊最後のタイトルになります。読み終わったあと、あれ?これ最終なのかなと思うような感じになっちゃいましたがどうなんでしょう。続けようと思えば続くだろうけど、次回作につづくような終わり方ではない。
さてこの久遠は、展開こそなかなか面白いが事件のテーマ自体はこれまでの作品のなかの要素を詰め込んだ復讐劇で終わってしまって、すなわち読後は「なんじゃこれ?」という感想が否めない。ごめん、キャラ総出演のサービスで無理矢理書いた感が残った。
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夜明けに鳴ったインターフォンが事件の始まりだった。訪問者は青山署の刑事たち。彼らは開口一番、鳴沢のアリバイを確認してきた。前夜会っていた情報屋が殺され、その容疑をかけられたのだ。美味しいネタとして仄めかされた言葉「ABC」―それが彼の命を奪ったのか?自らの疑惑を晴らすため立ち上がる鳴沢だが…。




最近全部古本通販ですませるようになった。まとめると送料無料。e-bookoffさんありがとう。

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1 コメント

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ひゃ~ (かつ)
2009-04-11 22:18:53

明日になっちゃいましたね~

どきどきしますねぇ~

深呼吸しとこ。。。
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