On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

「12番目のカード」ジェフリー・ディーヴァー

2008年07月18日 | 読書
リンカーンライムシリーズ6作目。図書館で借りて読みました。

なかなか単行本というのは寝る前にしか読めませんので、この熱帯夜の読書も
汗をかきながらとなり、しんどいものです。
さてこのシリーズも6作目。刊行されているのはあと1冊「ウォッチメイカー」だけのようです。これは年1回の発行なのかな(本書は2006年)
今回は、ハーレムタウンの高校生をつけねらう殺し屋をつかまえていくお話。実は彼女を執拗に狙う男がもう1人いて、別の流れのお話が進んでいく格好になっているのと高校生らしからぬしっかりした女生徒であるジェニーヴァ(千と千尋のゼニーバではないよ)の女心や苦労している生活のことなどが描かれていて、これもまた面白い。毎回とても被害者またはその周辺にあらわれる1人の人物が魅力的に登場するのである。魔術師に出てきたカーラも少し登場する、彼女は魅力的な女性ですね。
いずれにしてもギリギリの救出劇や、どんでんがえしと見せ所読ませ所満載でした。

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ハーレムの高校に通う十六歳の少女ジェニーヴァが博物館で調べものをしている最中、一人の男に襲われそうになるが、機転をきかせて難を逃れる。現場にはレイプのための道具のほかに、タロットカードが残されていた。単純な強姦未遂事件と思い捜査を始めたライムとサックスたちだったが、その後も執拗にジェニーヴァを付け狙う犯人をまえに、何か別の動機があることに気づく。それは米国憲法成立の根底を揺るがす百四十年前の陰謀に結びつくものだった。そこにジェニーヴァの先祖である解放奴隷チャールズ・シングルトンが関与していたのだ…。“百四十年もの”の証拠物件を最先端の科学捜査技術を駆使して解明することができるのか?ライムの頭脳が時空を超える。


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2 コメント

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これは知りませんでした (mifu)
2008-07-25 16:54:08
初めまして
鳥取県に住むアコギ弾きです。
時々、拝見させていただいております。
ジェフリー・ディーバーは好きでよく読むのですが、これは知りませんでした。ウオッチメイカーはよんだのに。さっそく、図書館で探してみます。
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Unknown (よっさん@アコギ)
2008-07-26 09:23:58
mifuさんへ
コメント有り難うございます。
ジェフリー・ディーバーは人気あるようですね。作家のバリエーションの少ない私は最近まで読んでおりませんでしたが、確かにはまります。
現行では最新のウオッチメイカーは、図書館で貸し出し中でした。読書の話題にはコメント少ないのでこれからもよろしくおねがいします。
(なかなかいま仕事に追われて読めませんけど)
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