On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

読書の報告

2009年04月06日 | 読書
被匿―刑事・鳴沢了 (中公文庫)

面白かったです。前作はイマイチでしたが復活、ですね。どうもこのシリーズは「怠慢警察官」とか怠慢組織がよく出てきますがこれもまあ、そういうことです。ここでは以前から何ドア登場している新聞記者も巻き込んでの事件、この設定は最初(以前)から考えてたんかな~。
途中だれることなく一気に読ませられました。


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西八王子署管内で代議士が不審死。ろくな捜査もないまま事故と断じられる。苛立つ鳴沢に地検から、死んだ議員が近々大規模収賄で事情聴取される予定だったとの裏情報が入る。捜査を始めた鳴沢は議員が当夜女と一緒にいたことを突き止めるが…自殺か?それとも他殺か?事件は思いがけず旧知の人物へとつながっていき―。書き下ろし長篇。




疑装―刑事・鳴沢了 (中公文庫)

これもまあ、怠慢な(ちゅうか普通はそうなんでしょうが)警察官が出てきて、後からほじくり出されるのをいやがるという意味で前作と似た部分もあります。
子供が被害者として出てくるので新たに生活安全課の女性がでてきます。そのやるとりも少し面白いかな(あまり強烈ではないけど、目に見えるようで)。
これも前作同様良い感じでよめました。

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西八王子署管内で保護された、日本語は分かるようだが喋らない少年。鳴沢はどことなく勇樹と重なる彼を気遣うが、病院から忽然と消えてしまう。調査を進めると少年が日系ブラジル人であること、父親が罪を犯し、ブラジルに帰国したことが判明する。単なる失踪なのか、あるいは…強引に捜査に乗り出した鳴沢は、一路群馬に飛ぶ。



いま、家内の付き添いで忙しく、ここしばらくギターを弾く時間はあまりなさそうです。

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