雨の少ない空梅雨の中、強い日差しに負けじと紫陽花の花が咲いていました。
紫陽花というと、雨露に濡れた姿に風情があるといわれますが、
力強く咲くその姿にも、植物としての生命力や美しさを感じました。
そんな紫陽花に美意識を刺激された僕は、
富山県美術館で開催中の「高野山金剛峰寺 襖絵完成記念 千住博展」を鑑賞してきました。
「高野山金剛峰寺(こんごうぶじ) 襖絵完成記念 千住博展」
場所 富山県美術館
期間 2018年6月9日(土)~7月29日(日)
世界的画家である千住博氏が、高野山金剛峰寺に奉納するため描いた2組の襖絵「断崖図」「滝図」(←国内外で初公開!)を中心に、
40余年の画業の歩みを紹介する企画展となっています。
「滝図」と「断崖図」はそれぞれスペースを贅沢に使って展示してあり、中央に立つとその迫力を体感できます。
千住作品の多くは、和紙・岩絵具・胡粉(ごふん、貝殻を砕いて粉にしたもの)・膠(にかわ)など、天然の素材から生まれています。
そんな先入観があるからかもしれませんが、生命の息吹のようなものを感じられる気がしました。
ぜひ、皆さんの目でお確かめください。
鑑賞後は個性豊かな遊具が配された屋上庭園「オノマトペの屋上」へ。
眼下には環水公園から富山市街地が広がります。
「千住博展」は富山を皮切りに山形や秋田などを巡回する予定です。
会期後半は夏休みなどと重なり、混雑が予想されるので、是非早目の鑑賞をお勧めいたします。
そうはいっても、紫陽花にはやっぱり雨が似合うと思う管理人のお店
吉村唐木店ホームページ もよろしくです。
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