山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)する・・・単独登山多し、山をテーマに限定した時々気まぐれ日記です!

再生可能エネルギーの山小屋

2018年10月11日 | 🗻山の勉強

近年、山小屋では太陽電池や風車が急速に普及している太陽電池、ミニ水力発電、風車など・・・山小屋は、ディーゼルエンジン発電機が一般的だが、自然エネルギーの利用が進み、風力発電とソーラーパネルによる太陽光発電のハイブリッドもかなり普及している。一度寝袋を持って泊まってみたいスイスにある山小屋「モンテローザ・ヒュッテ」が「BS絶景!ヨーロッパの山小屋」の中で紹介されていた。消費電力を抑えるエコ機能を兼ね備えたモダンな建築の山小屋だ。スイス連邦チューリッヒ工科大が叡智を集めて設計。約90%以上の電力を太陽光発電で賄っている。ソーラーパネルのメタリックな外観から「岩山のクリスタル」とも呼ばれている。エネルギーの効率的な利用が追求され、水の浄化システムも最先端山小屋は標高2883mの氷河越しにあり、マッターホルンやブライトホルン、モンテローザなどの4000m級の名峰が見られるのでいつか泊まってみたいモンテローザ・ヒュッテである

日本にも再生可能エネルギーを利用している山小屋は少なくない小生撮影南アルプス・仙丈ケ岳(3033m)の「仙丈小屋」である。風力と太陽光によるハイブリッド発電設備と水洗トイレを備えた山小屋だ。昭和59年に北アルプス「穂高岳山荘(標高3000m)」が日本初の太陽電池を導入し、続いて、北アルプスの「双六小屋」で太陽光発電が導入。「槍沢ロッジ」では小水力発電、「蝶ヶ岳ヒュッテ」では風力発電の研究が進められ、太陽光発電も導入している。白馬山荘」で約70kwの太陽光発電施設で作られた直流電気をバッテリーに蓄電し、トイレなど24時間点灯を実現。ただ、天候不良が続けばバッテリーは殻になってしまうとのことで、蓄電池システムの改良が必要とのこと。某教授曰く、「標高の高い山は、太陽電池の発電量を左右する日射量があり、山岳は空気が澄んでいて太陽エネルギー伝達の損失が少ないため、平地に比べ太陽電池に有利しかし、太陽電池は、雨や曇りの日には発電できないが、山では天気の悪い時には必ずといっていいほど風が吹いている。風力発電を組み合わせれば、様々な欠点を補うエコ機能型の山小屋となる」とのことだ。自然エネルギーの山小屋は登山者にとっても嬉しい【経産省HPから】 山小屋のエネ話から少しそれて・・・北海道は再エネ(自然エネルギー)宝庫ではあり、あちこちに太陽光や風力発電がたくさんあるのにブラックアウトで全く役に立たなかった【NHKニュースから】約7000カ所も再エネ事業申請があるのにブラックアウトとは・・・道内の電力供給態勢の脆弱性が露呈した。北本連系の増強や送電線の制約などいろいろな問題はあるが、道内4つほどのエリアに分散型の電力システムがあれば大丈夫だったような気もするが、今後、道内の豊富な発電資源(自然エネルギー)を活かした電力確保は地域活性の起爆剤となる・・・ 

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新車慣らし運転・・・日進九度名寄

2018年10月09日 | 🗻山日記

【九度山からピヤシリシャンツェ】【左ミディアムヒル&右ノーマルヒル】長年乗っていた愛着のある登山専用車が全損事故に遭い代車生活が続いていたが、やっと新車が来た【カープヘルメットのソウルレッド&ガンプラサザビーレッドに近いガーネッドレッド】 んで・・・さっそく慣らし運転で名寄まで日帰り走行。天気は芳しくなかったが序でに名寄のピヤシリスキー場の山である九度山(くどさん)673.8m&日進山190.2mを散策【温泉の目の前が登山口クトゥンヌプリ(岩崖のある山)」のほか道内6カ所が指定されている。【時々雨の名寄市内】戦国武将真田幸村ゆかりの地として知られる和歌山県の九度山町とは何か関係があるのだろうか【登山箱にある無料地図】今季はどこまで積もるかね日進駅(にっしんえき)近くの白山神社日進山頂上から・・・頂上は廃屋のような民家が風車公園(なよろ健康の森)小さな無人駅日進駅から日進山&ひまわり畑・・・多重債務返還のためかんばろ

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被災6市町に9億円寄付・・・

2018年10月07日 | その他

小生の寄付額ではない札幌市豊平区の実業家(篤志家)・小竹正剛さん86歳の寄付額・・・なんと厚真町、安平町など6市町に総額9億円寄付。札幌市に5億円、残る4億円は建物などの被害の状況に合わせて北広島市、厚真町、安平町、日高町、むかわ町に配分し、被災者支援に充てられるという。凄い偉い 世の中は、相変わらず、金に困った息子などをかたるオレオレ詐欺被害額は毎年110億円以上だ。お金がたくさんある方は、騙される前に被災地等に少しでも寄付をしてもらいたい気も・・・

小竹さんはこれまでの寄付額も凄い札幌市図書・情報館の整備に3億円。札幌市の奨学金制度充実のため8億円寄付。個人寄付として札幌市政史上断トツの金額のようだ。また札幌市内の防犯カメラ設置に寄付4億円。2500台分の防犯カメラ設置に役立てたようだ。

ちなみに小生は1000円寄付

小竹正剛氏という偉人=1962年札幌市豊平区に燃料販売店を開業。社員数人でガスや灯油を配送していた。部分の無料修理や注文時の電話代10円を配達時に返すなどサービス面で努力。いろいろな苦労や人間味のあるサービスが主婦層で話題になり、契約件数が伸びた。1988年に貸しビル業に転業、燃料販売業当時の顧客が、街で会うたびに年老いていくことが気にかかり、2001年には私財を投じ、高齢者向けのデイサービス施設を建設するなどすごい実業家というか篤志家だ

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有珠山フットパス~頑張れ胆振!

2018年10月05日 | 🗻山の勉強

停電関連の仕事や飲み会などでblogサボりまくり・・・まだ道内は余震が続いている油断ならぬ かなり前の話題だが、頑張れ、北海道!~胆振応援有珠山ジオパーク散策原則散策禁止の「金比羅A火口」頂上から洞爺湖や山頂隠れの羊蹄山を望むNHKワイルド北海道「有珠山」でも再放映続いて、金毘羅火口展望台から「金比羅A火口」や有珠山を望む。水が溜まりエメラルドグリーンに。震災後だけに災害遺構は心が痛むこれまでにも数回散策しているが有珠山周辺の災害遺構を見学できるフットパスコースは複数あり勉強になる道標もしっかりしている西山山麓火口散策路水没国道地殻変動跡水道管破損跡いまだに明確に分かる水道管〔本日歩いたコース〕2000年の有珠山噴火から18年が経ち、外国人観光客らで経っていたのに、また今回の胆振東部地震で一時、観光客が減少・・・早く多くの観光客が来て各フットパスコースで大地の変動の力を体感していただきたい 参考:御嶽山噴火で思い出す有珠山の罹災調査

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