27日の土曜日は、気になる花があったので「金山」にでもと思っていたが、
金曜日の夜に、花友のAさんからメールが届いた。
「急だけど、明日、宝満に行かないか?目的はカリガネソウ!」とのこと。
すぐに返信をした。「行きます!」と。
昨年初めて、古処山の途或ところで「カリガネソウ」を見ることができた。
そんなに珍しくはないようだが、宝満にも咲くということは聞いていた。
秋のシーズンに備えての脚力強化の意味でも、猫谷川新道はもってこいである。
ということで、「カリガネソウ」がオイラを呼んでいると相成った。
宝満は昔からよく登っている山。
何度登ったかはわからないほど。多分5~60回かな?
Aさんのお仲間のTさん、Uさんと待ち合わせて、
8:43 本道寺から登山開始。
猫谷川新道の下に「子どもは危険」と書いてあるね!
「猫谷川新道」は何年ぶりだろうか?
多分、14年ぶりかな。花の少ないこの季節だけど
「ヤブラン」がお出迎え!
急斜面のところには、ロープが張ってある。
花についてはとても詳しいTさんに名前は教えてもらったが、
メモしてないので思い出せない。※「ミズタマソウ」でした。
雨が一ヶ月近く降ってないので、沢の水量がとても少ない。
大きな岩を見ながら登っていく。やはり今日も暑い!
本当に流れは チョロチョロ。
昔のことは覚えてないけど、こんなに厳しい登りだったかな?
爆音の滝近くの小スラブ。
そして1時間ほど登っただろうか?目的のところに近づいた。
「おかしいな、このあたりだが?」「早かったか!」Tさんが戻りはじめたその時!
「あった!」との声が谷に響いた。
あの「カリガネソウ」がひっそりと、そして「こっちだよ!」と呼びかけているような、
そんな感じがした出会いだった。
こんな山の中で、こんな可憐なこの花が
しかもここだけに咲いている!
なんて素晴らしいのだろう!
多くの人が「この花」に魅せられるのも当然だね!
同行の人からの「撮って!」との注文の構図がこれだけど、
もう少し上手く撮りたかった!
「カリガネソウ」を十分堪能した後、山頂へと向かった。途中では
洞窟の中には何かを祀っていた。
オーバーハングの練習によさそう!
先に進んでいると、こんなのも
何かの花だそうだけど?
本当に流れはチョロチョロ
ようやくキャンプ場が近づいてきた。
先頭行くTさんの声が!「ミヤマウズラだよ!」と。
今年2度目の出会い。
正真正銘の「根性の木」!
10:48 釣舟岩を通過。
「入ったら!」と勧められたけど、今回はパス?
ここには登ったけど、Aさんの英姿を。
花がないね!といってたけど、
キャンプ場までにはいろいろとあった。
特に「ヤマジノホトトギス」が大きくて美しかった。
こちらはシダだけど、胞子を出す状態に!
私ではわからなかった、「シュスラン」の蕾。
「ヌスビトハギ」かな?もしかすると、「フジカンゾウ」?
シロバナの「ゲンノショウコ」。
11:30 キャンプ場到着。そして今日の豪華ランチ!
いつもと違って本当に豪華!
12:00 頂上へ!今日のもう一つの目的の
そう、「サイゴクイワギボウシ」。
少し過ぎた感ではあるが、
まだ、十分に美しい!
頂上直下では、岩登りの練習をしている人もいたり、
他にも「ヒヨドリバナ」や
今年初見の「ツルリン」も見れるなど、
とてもよい「宝満」登山となった。
下山は、シラハケ登山道を下って、
14:10 に登山口へと帰り着いた。
久しぶりの「宝満」。こんなに魅力的に登ったのは初めて。
大満足の山登りになりました。皆さんお疲れさまでした。
そして本当にお世話になりました。
初めて見せて頂きました。
何と、
素晴らしいお花ですね。
写真も素晴らしいし、
言葉では表せない程の
感動がありました。
「カリガネソウ」、とても魅力的でしょう!
私も昨年はじめてみたときには、
それはそれは感動もんでした。
こんな花が、山奥にひっそりと咲いている!
それこそ美しすぎますね。
でも、山の中にはまだまだ多くの魅惑的な花が咲いています。
これからもそんな花々を探してうろつく予定です。