梯子を外す話

わかってるよ。
君は俺がその梯子を上っている最中だってことを忘れてるんだろ？
目の前に新たな問題が現れたり、問題があったことに気付いて、
そっちに梯子を架けて上らなきゃってことに気を取られちゃうんだろ。

それで、俺には一声も掛けずに梯子を外すんだ。

既に君の中ではそのことはなかったことになっているから、
落とされた俺がいくら声を荒げて言及しようが暖簾に腕押し、糠に釘。
だって君は気付いていないんだからな。俺が梯子から落ちたってことに。
若しくは落ちたことには気付いているのかもしれないが。
だけど、俺が「落とされた」と思っているのに対し、君の認識は「落ちた」だ。
それも君とは無関係の、全く別のトラブルでもってだ。

わかってるんだよ。わかってるんだ。
君に悪気がないことも、もっと言や罪の意識すらないことも。
そりゃ、俺が折れた腕抱えてたって何とも思わないよな。
だからといって許せない、心の狭い俺を笑えよ。
悪気のない君に目くじら立ててがなり立てる俺を哀れだとでも思えよ。
梯子から落ちていない君には折れた腕の痛みはわからないんだから、
それを一笑に付すなんて、さぞや造作もないことなんだろう。
違うかい？

＊＊＊

本人を怒鳴りつけてもよかったのですが。
あんまり怒っても仕方ないかなと思ったので、厭味ったらしく書き起こすことで憂さ晴らし。
俺の心の中にはタイプライターでも住まわそうか。
じゃないと俺が、あんまり子供じみた馬鹿みたいじゃないか。
しかし、だったら最初からもっと言い方あったと思うけどなあ。

これが恋だと言うのなら

ほら、証明してみせてよ、
なんて明晰な君の頭脳で。
さあ、立証してごらんよ、
もしも恋だと言うのなら。

これが恋だと言うのなら、
もしも証明できたなら、
信じてみても、いいかもね？

＊＊＊

飄としてみせて
飄として見てる
これが僕だと思ってて
お願い僕だと騙されて

君の傍なら僕でいられる
ほんとの僕はここにいる
飄としてなくて
ちょっとカッコ悪い
ほんとの僕は君の傍

見失わずにいられるから、だから君の傍なら、安心して偽の僕でいられるんだ。

＊＊＊

なぜか再び板橋区に統括されています。ナニヤッテンノ。
まあ明日には治ってるんじゃないかな？そうだといいな？
ハロウィン的な作業はすべて終わらせたので別にいいんですけどね！
去年のクリスマスみたいに原稿中に板橋区に邪魔されなくてよかったです。
あ、上記はそれとは関係ないんですけど。

＊＊＊

いっけえ、ホーニッヒ・ブッター・シュトロイゼル！！
技名じゃないよ。お菓子の名前です。禁忌のドイツ菓子に手を出したぜ！
禁忌っつーか、自分縛りっつーか、菓子は年数回しか作らなかった頃に決めたんですが。
縛る意味がわかんなくなって止めた。そんな第一弾。ハチミツとバターたっぷりだよ。

布団に入って思い出す

「コマ割ってねえ！」

＊＊＊

大声、とまでは言わないけど。
実際に声が出た紫遠です。1：00くらいの話です。
ペライチなので３０分足らずで終了しました。
こればっかりは授業中にやるわけには行かないのですよ！
ネーム・下書き・ペン入れは学校でやるけどね！

よし、件のコマ割りも終わらせたので寝ます。

ハラヘッタ。

家に弁当を忘却した紫遠です。久々にやっちまった。
やっぱり朝方ばたばたすると忘れがちだなあ。忘れないように、とは思ったはずが。
仕方ないので昼飯買って帰るよ。半ドンなのに弁当は消化されているはずなのでね。
欲望の赴くままにイングリッシュマフィン。うち帰って調理する。
試験期間中に作って食ったのがうまかったのが忘れられないのである。
一通りの挟むものが今尚うちに揃っているかは怪しいものですが。

しかし寒い。
八王子一桁だってよ…地球どうしちゃったの？
.
＊＊＊

こういう時非常に便利なパティの台詞があったと思うんだけど。
ええと、「私のはファンタジーだから！」だ。
てなわけで紫遠のはファンタジーです。ガチのひとの気持ちはわからないよ！
あ、でもちょっと本物にも会ってみたいかも。ちょっとね。

＊＊＊

…え？イングリッシュ…何ですか、イングリッシュ、マフィン？
すいません、何を仰ってるか僕にはよく…はい、ええ、すいません。
え、ああ、え？
なあんだ、これのことですか？

夏の果実

中学の時の舞台か…懐かしい思い出である。
柘榴の話だったんですけどね、帰り際に柘榴が赤くなってるのを見て思い出して。

が、今さらＤＶＤとか絶対観られない。
だってそんな４年も昔の自分の演技とか見れたもんじゃねーって！
あの時はえっと…ああ。鼬のイタ公だ。
部活中から「素だろ」と言われた乱暴者のイタ公だ。
狸のポン太に狐のコン吉に兎のうさ子に、鼬のイタ公だ。
散々うさ子のこといじる役だったから、うさ子がピンチのシーン、本番だけ逃げ際に
「うさ子ぉおぉぉ！」
とか叫んでポン太に引っ張られて退場して、勝手にフラグ立てた鼬のイタ公だ。
部内で話題沸騰。ちょー冷やかされた。本望である。
そんなとんでもないアドリブばかりやらかしております。昔からそうですし今もそうです。

最近だとなんだろう。桃髭のこと舞台でも桃ちゃんて呼んだりとか？
まあ高田はそのくらいやらかすだろうからいいんだけど。
ちなみに赤髭は赤ちゃんになっちゃうので赤髭のまま。
本家であるところの黒髭は社員にはいませんでしたので悪しからず。
今だに社長命令を聞き入れるうちの社員たち。ええ子らや。
一説には、高田怖すぎて逆らえないんじゃないかとかなんだとか。
いやですわあ、僕一コも怖いトコあらへんよ？

模試模試亀よ亀さんよ

世界の中は壷の中。
歩みの鈍い登呂遺跡、どうしてそんなのか。

＊＊＊

今日はラーメンズ。特に理由はありません。
模試でした。

模試は特にテンションが下がりますね。
実際の入試とかならまだ一点が結果を左右するかもしれないけど、
模試の合格判定が一点かそこらで変わったところで何なんだ、と。
思ってしまったらもう、手が動きませんでした。
これがそのまま向上心の低さに表れ出ている。

落書きしたけどろくなこと描いてないからわざわざ出さないよ。
はあ…。勉強してきます。

世界を無理矢理二つにすると

そこには“守る者”と“守られる者”がいて、
そして俺は、間違いなく“守る者”であるのだと。

変な実感を覚えながら、なぜか他人にいらんいちゃもんをつけています。
そんな夜。
そりゃあ、君には、いらん世話なんだろうが。君がためを思えばこそなんだぜ。
君がためを思えばこそ、わざわざ苦言を呈してみたり毒舌を披露したりするわけだ。
紫遠の両親には、恐らくわからないことです。弟にも。
夏君にもカノンにもツカサにも、Neにも多分わからないことだ。
朔や捺美にはわかるかもしれない。
あと、大方の男性諸君にもきっとわかることだと思います。
差し出がましくてもいらん世話でもなんと非難されようとも、「俺が守る」ってこと。

遍く世界には“守る者”と“守られる者”がいて。
誰がなんと言おうと紫遠は“守る者”なんです。
そして、だから守るんです。
他に理由なんて絶対になくて、ただ、守る役割があるから守る。
むろんこの二つは同居しうるでしょう。でもきっと俺は違う。
守るだけでその過程で死んでいくんだ。いいんだ本望だ。
というようなことを今、強く思いました。
そんな夜。

予定人間の予言

この予定は志半ばにして挫折するであろう…！！

＊＊＊

ダークな予言を自分で自分に聞かせてみました。
これ、は言霊の不正使用？
何か起こりまくりの危機回避、避けきれないとはどういうこっちゃ。
一体誰に伝わったのでありましょうか。

何年か前のアニソンはどうでもよいのである。
今日はテスト返却以外には特になにも起こりませんでした。
ああ、体育でなわとび創作ダンスはやったけど。
やったけど、体力ないくせに運動しなさすぎて開始１５分で膝が死んだ。
ぱきゃっ、とかいう嫌な感触と共に力が抜ける左膝。
まあ別に怪我とかではないみたいでしたが、これは気をつけねばなるまい。
なんせ紫遠の苦手な団体競技(？)ですからね！
チームメンバーに迷惑はかけられまいと必死になって、結果として死にますので迷惑です。
来週は中間発表だっつーんだけどまだ何もできちゃない。

それから、どうやら、現国。
クラス最高点をマークしたみたいなんですよ、ね。
やだなにこの感覚怖い。超怖い。
でも現国でクラス最高点ってよくよく思い返したら以前にも経験あるわ。
森鴎外って三回書いただけなのにね！誠に申し訳ない。
いやあでも８割いかない点数だし、他にもいて、俺はカウントされてねえ気がする。
過小評価したがる癖を発症してみたり。素直に喜べねえ俺きめえ。軽蔑する。

Writingは赤点でした。
まあでも次回ノルマが＋６点になっただけなんで、そのくらいなら、なんとでもね。
正直授業もろくに聞いていない人間にテスト前勉強だけで点を取れというのが無体な話で。
メモってねえから答わかんねえでやんの。ばっかでー。
ちゃんと記録残ってる学期は残ってるんですが、怠け出すと止まらないぜ。
とりあえず来期はちゃんと頑張るよ卒業できないからね！
…え？一学期もそこそこギリギリでしたが何か。期末赤点だったけど中間分でフォロー。
つまり、貯金がないので二学期赤点＝年度でも赤点と考えて差し支えないかと。
成績には全力で差し支えてますが。
ちゃんと授業受ければちゃんと点取れるんだから、やることはやります。

＊＊＊

みんなのブログを見られなくても大丈夫になってきてしまっている。
そのことに寧ろ焦燥感。なんなの俺。うああああーネットトトトー。
自分のブログへのコメントは、投稿時にサイトから返ってくるメールで確認しております。
対応が遅いのはそれでだネ！ご迷惑をおかけしてるんだぜ。

気付くのはクレールス

◇周りの壁とは石質の違う小石が多数落ちている。

＊＊＊

そんな事にいちいち気付くのは間違いなくクレールス。
か、百歩譲ってもアイリス姐さん。
なんかウィザードリィ、ようやく地下２階へ下りました紫遠です。
トラップだらけ怖い。鎌が…鎌が！
ああいう鎌、ゼルダでも避けるのヘタクソなんだよなあ俺。

＊＊＊

日記を書こうにも、今日は引きこもって買ってきた本読んでただけだ。
あと予定立てました。明日からまた予定人間である。
もうさ、だからさ、何なのかな。好きにやらせて欲しいんだよね。
それで究極死んだって別にいいって何度言わせるのかな。
ねえ、何度？あと何度言わせるの？教えてください答えが聞きたい。あと何度？
部活で役者を苛める時に使う口上である。可哀相なことに後輩とか。
こう、具体的な用法としては、
「それ駄目って前にも言ったよな。何回言わせる気だ？」
「…すいません」
「すいませんじゃなくて。何回って訊いてんだから答えろ。あと何回だ」
「え…？えっと……」
「答えろよ。何回？ねえ何回？俺はあと何回同じこと言わされる訳？」
みたいな感じです。賢明な皆さんはどうぞ真似なさらないでください。
言われた方に多大な心労を与えます。そんなのは駄目です。
日常的に言われている人間が言うんだから間違いない。子供は親の真似をする生き物です。
さあ、これで皆さんにも紫遠にこの口上を叩き込んだのが誰かもうわかりましたね！

＊＊＊

暗いんだか冗談なんだかわからん話は置いて。
やるしかないよ、って、誰かも言ってたしなあ。
面倒臭いけど、やるしかないならやんねえと。
あーあ、面倒だ。

雪月花の時に最も君を憶ふ

それでしたら今宵のような月の夜には、
その三分の一だけの間、わたくしをお憶い戴ければ幸い――

＊＊＊

今夜は満月。
紫遠の住む地域では、空全体に薄い雲がかかっていました。
朧月とはまた違うんだけど、ああ、綺麗な月夜だなあと思います。
月が綺麗だと言って朔と盛り上がる真夜中。

ところで漢詩とか古文とかって大好きなんですが。
が、趣味は西洋だと言い張るよ？
なんかねえ、陰陽五行とか、武将とか髭とかには何故かそこまで惹かれない。
嫌いじゃないよ、ただ、西洋の四大精霊とかの方が引きが強いだけで。
和モノ、中華がお好きな不特定多数の方々、
及び和中折衷趣味の特定の方に謝罪を申し上げます。
あと鼠もごめん。創っといてそれはないわな。大丈夫鼠、お前のことは好きだよ、多分。
でも漢詩とか古文とか、まあマザーグースも好きだしヒエログリフは意味いいから書けたいけど。
やはり「言語」が好きなようである。お前は史学いいから文学を志せと何度。

＊＊＊

雪月花の時 最も君を憶う
雪の夜にも 月の夜にも 花の夜にも
均しく ただ 君のみを憶う