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第58回フィリーズレビュー(GⅡ、芝1400メートル)が10日、阪神競馬場で行われる。桜花賞(4月7日、阪神、GⅠ、芝1600メートル)のトライアルで、3歳牝馬が白熱したレースを繰り広げる。3着までに優先出走権が与えられる。
コラソンビート(美浦・加藤士津八厩舎)は阪神JFで3着。アスコリピチェーノ、ステレンボッシュに最後に伸び負けたのは、1600メートルが理由だろう。今回の1400メートルは2走前の京王杯2歳Sをレコード勝ち。マイルも悪くはないが、1ハロン短縮した方が現時点では持ち味がより発揮できるだろう。
シカゴスティング(栗東・庄野靖志厩舎)は阪神JFで5着に逃げ粘った。2走前のファンタジーSでは中団から伸びて3着と、どんな形でもレースができるのは強み。この馬も1600メートルより1400メートルの方がスピードがより生かせる。
カルチャーデイ(栗東・四位洋文厩舎)は阪神JFで16着に大敗。前進気勢が強すぎる面がマイナスに出てしまったようだ。1400メートルは2走前のファンタジーSを勝った距離。この舞台なら大きく巻き返しても驚かない。
ドナベティ(栗東・矢作芳人厩舎)は2走前のファンタジーSでは小差2着に駆けており、重賞級の能力は証明済みだ。阪神JFは8着に敗れたが、後方からいい脚を使って伸びてきていた。どんなレースもできるタイプで、器用さを生かして上位進出を狙う。
バウンシーステップ(栗東・高橋亮厩舎)はつわぶき賞で2勝目を挙げた。これまで5走して上がり3ハロンは全て3位以内で、うち3度は最速をマーク。いい瞬発力をもっている。