YOsHID's cafe concept

いつかどこかでカフェを開くために。
Someday Somewhere, I open my own cafe.

marabella nicaragua

2009-11-29 | coffee beAn


台湾に行っていたいつものカフェのオーナーが台湾でコーヒー豆を買ってきました。今日はカフェにオーナーがいませんでしたが、店員さんがそれを勧めてくれました。

台湾で買ったニカラグアの豆。マレーシアのカフェで日本人が飲みます。
「MARABELLA」と「PACABELLA」があってどちらにする?と聞かれたのですが、どちらもよくわかりません。裏に説明書きがあったので見てみましたが、



台湾語で書かれていました。一応漢字なので何となくわかるのですが、よく見比べてみると、どちらも同じことが書いてありました。店員さんにどう違うのか聞いても、よくわからないとのこと。まあ、悩んでいてもしかたがありませんので、今日はピンクのパッケージの「MARABELLA」をオーダーすることにしました。



袋から出された豆を見てびっくりしました。豆の粒が大きいのです。今まで見た豆の中でいちばん大きいかもしれません。店員さんにかじってみたら?と言われたので、少しかじってみると、コーヒーキャンディーの味がしました。

サイフォンで淹れてもらったニカラグア。全体的にバランスがとれています。酸味はおさえられ、強いボディーと苦味、スモーキーさが際立っています。コーヒーだけ飲んでいるとそれらが少し尖ったように感じるのですが、合間にクッキーをかじってまたコーヒーを口に含むとちょうどいい強さになっていました。冷めるとそのキャラクターはどんどん影を潜めていくようです。

別のお客さんが「PACABELLA」の方をオーダーしました。
少し香りを試させてもらいましたが、こちらの方がいい香り。次回は「PACABELLA」を試そうと思い、一杯分の豆をストックしておいてもらうことにしました。でも、その時には今日飲んだ味はすっかり忘れていて、結局比べられない可能性が高いのですが・・・

Hrrods at KLIA

2009-11-28 | oversEas café


クアラルンプール国際空港(マレーシア)内にある「Harrods」のカフェ。

空港内といっても出入国管理局の内側にあるので、出国、もしくは入国する人しか利用できません。つまり、飛行機の待ち時間を過ごすためのカフェです。

そういう私もタイへ行く際、ちょっと待ち時間があったのでカフェで一息いれようと思っていました。いくつかカフェがあたのですが、以前KL市内にある「Harrods」でおいしいコーヒーが飲めたので、空港内のブランチでも同じようにおいしいコーヒーが飲めるに違いない!と思って「Harrods」にしました。

空港内なので、お客さんはそれほど多くありません。西洋人がちらほら大きい荷物を脇に置いて、何やら食べています。お客さんの数に比例してお店の人も少ない・・・というより、見当たりません。しばらくカウンターの前で待っていると、どこからともなく現れました。

メニューは市内のお店のようには多くありません。カプチーノやエスプレッソなどの各種のコーヒーはそろっていますが、シングルビーンのコーヒーは一種類、ブラジルのみです。

市内のお店にはたくさんシングルビーンの種類があって、迷っただけに残念ですが、空港内なのでしかたがありません。迷うことなくブラジルをオーダーします。



すぐに運ばれてきたコーヒー。カップは市内のお店よりも大きめです。注文してから運ばれてくるまでの時間がすごく短かったことと、ぱっと見た感じではコーヒーマシーンらしきものが見当たらなかったこと、さらにこのコーヒーの量の多さに不安が募ります。かつて量の多いコーヒーでおいしいものに当たったためしがありません。

まずは、香り。やはりというか、あまりありません。そして、味。残念ながら不安が的中してしまいました。こちらのシアトル系コーヒー店によくあるような、量だけが多く香りも味もないしゃばしゃばコーヒーでした。

いくらお店の冠があるとはいえ、やはり場所によってかなりのレベル差があるようです。ただ、量は多いので、待ち時間が長く、味を特に気にしない場合にはちょどいい休憩場所だと思います。

Doi Tung coffee and Phu Fa coffee

2009-11-27 | coffee beAn
タイに行ったとき、おみやげとして2種類のコーヒー豆を買って帰りました。

ひとつめは、タイの空港で買った「Doi Tung coffee」。



ライトローストと書いてあるだけあって、ライトローストでした。当然ですね・・・



豆は小ぶりで丸いのが特徴です。裏の説明書きには、タイ、ミャンマー、ラオスをまたぐゴールデントライアングルでハンドピックされたと書いてあります。値段は230バーツ(700円)ぐらいだったと思います。

もうひとつは、バンコクのショッピングモールのあるお店で買った「Phu Fa coffee」という豆です。



こちらはさきほどのより、ローストは深め。豆も大ぶりです。またまた裏書きを見ると、ナン地方の自然林でハンドピックされたと書いてあります。値段は140バーツ(400円)ぐらいだったと思います。



どちらも生粋のタイ産アラビカ種のようです。

このふたつ豆をマレーシアに持ち帰り、いつものカフェに持って行きました。そして、サイフォンで淹れてもらいます。

カフェのオーナーの話によると、どちらも豆は新鮮なほうだということです。しかし、サイフォンで淹れてもらったコーヒーは、どちらもあまりおいしくありませんでした。特に「Doi Tung」の方は、酸味が先に立って苦手な感じ。さらに味もフラットです。特徴なくどこまでもフラット。

結局両方の豆ともオーナーと半分ずつ分けることになり、はかりでオーナーが豆を仕分けました。すると、何と「Doi Tung」豆、内容量200gと書いてあるのに150g程度しか入っていないではありませんか。今さらクレームをつけることもできません。ひょっとしたら「g」は「グラム」ではなくて、何かタイで特有の単位なんじゃないかとあきらめることにしました。

それはさておき、うちに豆を持ち帰り、今度は我が家のマキネッタで淹れてみました。しかし、これもあまりよくありません。しからばと、今度はネルで淹れてみました。これは今までで一番のできでした。しかし、「Doi Tung」は相変わらずあまりおいしいものではありません。ライトローストが私にとってネックになっているのかもしれません。

一方、「Phu Fa」の方はネルで淹れると苦さの中にフルーティーさが出てきて、おいしいものになりました。値段もこちらの方が半額ぐらいなのでお値打ちです。

空港にはなかったので、探すのに少し手間がかかりますが、おみやげとしては「Phu Fa」に一票です。

Alex coffee

2009-11-18 | oversEas café


バンコク(タイ)チョンノンシー駅前にある「Alex coffee」。写真奥の茶色い壁がお店です。

朝6:30から開いているこのお店は、以前に登場した「TONGHUA」と同じように通勤途中のお客さんがターゲットのようです。駅に上がるエスカレーターの真横にへばりつくようにお店を構えていますが、小さいお店なので、注意していないとふらっと通り過ぎてしまいます。



狭い通路から中に入ると、やっぱり中も狭い。狭いですが、一応テーブルと椅子がふたつ用意されています。外の雑踏とは大違いで中は清潔感があり、とても静か。整然としていて、随所にお店のこだわりが見られます。そして、コーヒーの香りが店内に充満していて、狭くなければゆっくりくつろぎたくなるようなカフェになっていたはずです。しかし、今の狭いお店でもお客さんが落ち着いたときを見計らって、椅子に腰掛け、コーヒーを飲みながらお店の人とおしゃべりするのもいいかもしれません。



コーヒーは、他のバンコクのコーヒースタンドと同じように、ミルで一回一回豆を挽き、エスプレッソマシンで淹れてくれます。
このお兄さんが屋号にもなっているAlexさんかと思ってたずねたのですが、彼はAlexさんではないとのこと。Alexさんは、彼のボス?orボスの友達?なんだそうです。



小さいなりにもメニューは充実しています。しかもテイクアウト前提のためか、値段が安い。アメリカーノもカプチーノもラテも3バーツ(100円弱)です。
今日も私はアメリカーノをオーダーします。ここでもやはりミルクをどうするか聞かれました。やっぱりコンデンスミルク入りコーヒーはメジャーなようです。

ホテルに持ち帰り、朝のパンといっしょにアメリカーノをいただきます。そして、コーヒーを一口飲んで驚きました。このコーヒー、とてもおいしいのです。そんじょそこらのカフェにも勝るおいしさ。香りがよく、ボディーもきいています。少し冷めてもなお、香りが落ちることもなく、むしろ一層引き立っているぐらいです。
バンコクで飲んだコーヒーナンバー1は、このAlexさんじゃないお兄さんが淹れてくれた「Alex Coffee」に決定です。

バンコクに行って、いくつかのコーヒーを飲みましたが、コーヒースタンドというビジネスモデルはなかなか新鮮でした。注意して見るとそこかしこにコーヒースタンドはあるので、コーヒー文化がある程度根付いているのだと思います。そして、スタンドだからといって決して安物を売っているわけではなく、このAlexのように普通のカフェよりもおいしいコーヒーを出すお店がちゃんとあります。ひょっとしたら、売れるコーヒーの数が多いだけに豆も新鮮で、カフェよりもおいしい確率が高いかもしれません。
バンコクでコーヒースタンドというカフェの新たな可能性を見たような気がします。

UCC

2009-11-16 | oversEas café


バンコク(タイ)サイアムセンターエントランスホールにあるUCC直営店。

吹き抜けのオープンスペースにUCCの文字が見えました。白とグレーに統一されたテーブルやソファーが落ち着いた雰囲気を作ります。カフェの入口に今は使われていませんでしたがアイスドロップの器具やUCCの豆などが置かれています。それを眺めていると、店員さんが声をかけてきて、席へ通されました。



テーブル席、ソファー席の他にお客さん用にインターネットのつながるPCが4台並べられていました。私がソファー席に座った時も、旅行客とおぼしき西欧人がメールチェックをしていました。旅行者が多いだけにありがたいサービスです。

ちょうどお昼時だったので、まずは食べるものをオーダーします。このカフェは料理もなかなか充実していました。私の大好きなボンゴレがあったので、迷わずオーダー。食後にブラジルのシングルビーンをオーダーします。

待っている間に徐々にお客さんが増えてきました。場所柄か、旅行者だけではなくOL風の人たちも目立ちます。

そして、運ばれてきたボンゴレ・・・やってしまいました。マレーシアもそうですが、東南アジアでボンゴレを注文すると、あさりの代わりにローカルの貝、マレーシアではララといいますが、それが入っていることが多いのです。まさかタイ、まさかUCCではないだろうと思っていたのが大間違い。完全にララでした。ララはあさりよりも生臭さが強く、それ単体で食べるのはけっこうきついものがあります。試しにひとつ口にしましたが、やはりだめでした。残念ですが、全て除去します。

それはおいておいても、パスタ自体の味はそこそこ無難なものでした。食後に頼んだはずのコーヒーが、料理と一緒に持ってこられたのですが、改めて言うと食後のちゃんと淹れなおして持ってきてくれました。

私がオーダーしたのはブラジルで、その他にもブレンドやコロンビアなどもありますが、種類はそれほど多くありません。しかし、バンコクの短い滞在で唯一みつけたサイフォンで淹れてくれるお店です。味が楽しみです。



空のカップがテーブルに置かれ、サイフォンから直に注いでくれます。しかし、それほど香りは強くありません。香りだけでなく、口に含んでも口当たりが弱く、ボディーもありません。少し酸味ががっていますが、それも強くありません。味が濃いパスタを食べた後なので、薄く感じるのかもしれませんが、それでも全体的に物足りない感じです。

期待していただけに、残念なコーヒーでした。

TONGHUA

2009-11-15 | oversEas café


バンコク(タイ)チョンノンシー駅構内にある「TONGHUA」というコーヒースタンド。

どうしてもミスドが食べたくなって、前夜に買い込んでいました。ドーナツはあるけど、コーヒーがない。ということで朝起きてすぐにホテルのそばの駅にコーヒーを買いに行きました。
この辺りはオフィス街のようで、仕事に向かうOLたちがコーヒーを買うために列をなしています。改札口の真横にあるこのお店はテイクアウト専門で、お店も広くありませんが、アメリカーノやラテなどメニューは豊富です。小さいお店ながらも、店内にはちゃんと業務用ミルとエスプレッソマシンが置かれており、注文ごとに豆を挽いてくれます。お客さんがたくさんいるのに、いちいち豆を挽いていて大丈夫なのかなという心配は杞憂で、二人いる店員さんの手際はとてもすばらしいもの。無駄な動きがまったくなく、次々にオーダーをこなしていきます。



待つ間もなく、私の番が来ました。アメリカーノを注文して、写真を撮ってもいいか聞きます。すると、左手でエスプレッソマシーンに豆をセットしながら、笑顔でピース。手際の良さとサービスの良さに、感心しきりです。

アメリカーノをオーダーしたとき、ミルクは?と聞かれました。私はブラックをオーダーしましたが、私の前の人がオーダーしたものに、伸ばしたコンデンスミルクを入れていたので、ミルク入りをオーダーするとそうなったのかもしれません。他のカフェでもコンデンスミルクの缶を見かけたので、このミルク入りのコーヒーはバンコクではメジャーなのかもしれません。

メニューの大部分がタイ語で書かれていてよくわかりませんでしたが、推測するとアメリカーノ小20バーツ(50円ちょっと)、中30バーツ、大40バーツ。あてずっぽうでミディアムと言ったら通じて、30バーツを払ったので、おそらく合っていると思います。

コーヒーの味はもちろん合格点。お店の店員さんのサービスとともに大満足です。

Star Coffee

2009-11-14 | oversEas café


バンコク(タイ)MBK(マーブンクロウ)内にある「Star Coffee」。
「star」だけに☆がついています。「つのだ☆ひろ」みたいです。

バンコクのsiam(サイアム)駅周辺は大型ショッピングモールが連なっていてウィンドウショッピングをするにはもってこいなのですが、さすがに歩き疲れてきます。特にMBKはお店がひしめきあっている上に買い物客や観光客が多いので歩くのも一苦労。
いよいよ歩き疲れて腰をモミモミしながらエスカレーターに乗っていると、どこからともなくコーヒーの香りが漂ってきます。まるで狙い澄ましたかのよう。その香りに引き込まれるように立ち寄ったのが、エスカレーター横で待ち構えているこのお店です。

エスプレッソベースの定番メニューに加え、このカフェではアイスクリームも売っています。店内を見渡すと、アイスクリームをつついている人もけっこういます。私はのどが渇いていたので、今回はアイスコーヒーをオーダーします。お店の人が砂糖をどうするか聞いてくれるのがgoodです。少なめでお願いして席に着きます。



注文をするカウンターを中央に、左右に広がる店内にはアイスクリームをつつきながら井戸端会議に華を咲かせるご年配方々、私と同じように歩き疲れた西洋人、新聞を読むサラリーマン風のローカル、恋人を待っているのかじっと携帯の画面を見つめる女性などいろいろな人たちが集います。
巨大ショッピングモールだけにエスカレーター横で目に入りやすい位置にあるこのお店はちょっとした小休憩にもってこい。

ほどよい苦さのアイスコーヒーをちびちびと飲みながら、しばし行き交う人々の人間観察。

COFFEE SHOP

2009-11-13 | oversEas café


バンコク(タイ)のサイアムパラゴンというモール内にある「COFFEE SHOP」というコーヒーショップ。

旅行中、朝ごはんを食べるために入ったバンコク最初のカフェがここでした。このカフェ以外にもいくつかカフェが並んでいたのですが、バンコクのコーヒー事情が全くわからなかったので、「illy」のサインがある無難そうなこのカフェに入ることにしました。

フードコートの一角にあるため、お店はオープンスペース。開店直後だったために他のお客さんはいません。お店の名前はまったく潔いほど工夫が感じられない上に、店名がネオンで輝いているので少し心配になります。
けれど、テーブルやソファーなどはなかなかこだわったおしゃれなもので揃えられていて、全体的に落ち着いた雰囲気。ゆっくりくつろげそうな自分好みの空間です。いすに座って一安心。いすの座り心地も快適です。



いくらすいているとはいえ、一人だったのでソファーに腰かけるのははばかられたのでテーブル席にしましたが、ソファの座り心地もよさそう。ところどころのテーブルではびんに入った熱帯魚?金魚?メダカ?が泳いでいました。そんな細かいところにも気を遣っています。店名とは大違い。
びんに入った魚をぼんやり眺めるのも魅力的だったのですが、それに気がついたときにはほぼコーヒーを飲み終わっていました。残念。



さて、お目当ての朝食です。
エスプレッソ、カプチーノなどのおなじみのメニューがありましたが、やはり朝はアメリカーノで。あまりくどいものを食べたくなかったので、一緒にイタリアンツナロールというものをオーダーします。インテリアだけでなく、お店の人のサービスも心地いいものです。



アメリカーノは豆から挽いてエスプレッソマシンで淹れているので、確かなもの。期待通りの味でした。そして、イタリアンツナロール。一見しても、どのへんがイタリアンなのかは私にはよくわかりません。ですが、オーソドックスなツナサンドイッチの味、パンの歯ごたえときゅうりのシャキシャキした感じが個人的には大好きなものでした。

他にもショーケースにかわいらしいケーキやタルトが飾られていて心惹かれましたが、さすがにまんぷく。
アメリカーノやカプチーノが125バーツ(350円ぐらい)、ツナロール60バーツ(170円ぐらい)で、やや高めなんだろうなーと思いましたが、期待通りの朝食がゆっくり食べられたので大満足です。

Lintong and Icedrop

2009-11-08 | TodaY's coffee


いつものカフェはいつもよりお客さんが多く、普段座るカウンター席もいっぱい。でも、テーブル席がひとつあいていたので、そこに落ち着きます。

どのコーヒーを飲もうか、今日は迷う必要はありませんでした。というのも、席につくとスタッフの人が今日はこの豆はどうですかとお勧めを持ってきてくれたのでした。リントンというインドネシアの豆で、オーナーが昨日私好みの仕上がりにローストしていてくれたとのこと。それを断る理由はありません。

多くの客さんで注文がたてこんでいるようだったので、本を広げ気長に待ちます。しかし、本に集中していたらいつの間にかオーナーがコーヒーを淹れて持ってきてくれていました。そういえば、途中で一度挽いた豆を持ってきてくれたような。確か、荒目に挽かれていたように思います。



お勧めの豆だけあって、とてもいい香りが漂います。口に含むと、強いボディが先に広がってやや遅れて香り、酸味がやってきます。ボディーが強いですが、香りと酸味のバランスがよく、スモーキーな感じも少ないので後味はすっきりです。確かに私好みの味に仕上がっていました。いっしょに付け合わせられるクッキーともよく合います。

しばらくまた本に集中し、オーダーした二杯目はアイスドロップ。
今まで何度か試飲させてもらっていて、いつか飲んでみようと思っていたので注文してみました。ブラジル、コスタリカなどそれぞれの豆で作られたものがあり、どれにしようか迷いましたが、二人のスタッフに聞いて二人ともが好きと答えたガテマラのアイスドロップをオーダーしました。



カクテルグラスに凍らしたアイスドロップのキューブを入れ、さらにそこにシェーカーで氷とシェイクしたコーヒーを注ぎます。アイスドロップは、時間をかけてドリップしているため、味が濃厚。一口口に含むと、まるでワインのような香りが広がります。リキュールと言われても信じてしまうような味ですが、もちろんアルコールは入っていません。同じ豆でもドリップのし方でこんなに味が変わるんだと感心させられます。淹れたばかりのコーヒーのように香りはありませんが、その独特の味は癖になりそうです。

仕事のあと

2009-11-04 | TodaY's coffee


夕方から降り出した雨。
最近毎日雨が降ります。朝だったり、夜中だったり、夕方だったり。目が覚めると雨だったり、雨音で目が覚めたり、急に降ってきた雨で帰宅途中の車が渋滞していたり、気がつかなかったり。

すっきりしないながらも、抱え込んでいてもそれほど苦じゃないうつうつとした気分を抱きつついつものカフェに向かいます。

週末は座るところがなくなるほどにぎわう小さなカフェも今日は閑古鳥が鳴いています。たくさんお客さんがいてもにぎやかで気が晴れていいだろうし、少なくても静かにうつうつとした気分にじっくり向き合えるので、それはそれでいいものです。

カウンター席についてコスタリカとケーキをオーダーして本を開きます。

オーナーはいませんでしたが、いつもいるスタッフがサイフォンで淹れてくれたコスタリカは、オーナーが淹れてくれるものよりも苦味が弱く好みの味でした。彼女が淹れるコーヒーは落ち着いた味になることが多く、私にとってちょうどいいバランスになることがよくあります。今日のコーヒーもそんな一杯でした。落ち着いた彼女の雰囲気がコーヒーに表れているようです。



一緒に頼んだケーキは、アメリカンチーズケーキ。
「チーズケーキ」の部分はもちろんわかりますが、何が「アメリカン」なのかはよくわかりません。特にケーキに詳しいわけではないので、単に私が知らないだけで、何かしらの「アメリカン」な特徴がしっかり表れているのかもしれません。たとえば上に乗ったチョコとか、背中にまぶされたナッツのようなものとか、はたまた切り方とか。なぜ「アメリカン」なのかはあえて聞きませんでしたが、甘すぎず最後まで食べきれる飽きのこないものでした。

しばらく本を読んでいましたが、雨が一向に止む気配はありません。カフェに持ってきたうつうつとした気分をまたかばんに詰め直して帰る準備をします。でも、コスタリカ一杯分はカバンが軽くなったような気がします。