以前自家焙煎をして失敗しました。
それ以来、焙煎用の網と目を合わせないように生活していましたが、ストックの豆がなくなってきたので、(仕方なく)再度ハンドローストに挑戦です。
ずっと前に立ち読みして得た知識の破片を掘り起こすと、生の豆は薄皮を除くために、最初に軽く洗うとあったような気がします。あまり頼りにならない記憶ですが、とにかく豆をネットに入れて軽く洗ってみます。そしてその後、タオルを使って水分をよく切ります。
準備完了。
しかし、計りが壊れていたため、ちょっと豆が多かった気が・・・
前回は散らばった薄皮でコンロ周りがひどいことになることを恐れ半屋外でやってみましたが、風の煽りを受けて火力が安定しないという思わぬ事態に陥ってしまいました。今回は失敗したくありません。事後の大掃除覚悟でキッチンのガスコンロでトライです。
外は35℃を超える猛暑。そんな中、写真も撮らずコンロの火の前で網を振り続けます。始めて5分で腕が痛くなり、10分もすれば感覚がなくなります。振り続ける網と同じリズムで二の腕が揺れています。
二の腕を揺すり続けること40分。
そろそろいい色に変わったんじゃないかな?と握力が衰えた腕を置き、網のふたを開けてみます。すると、どうでしょう。薄く茶色くなってはいるものの、完成にはほど遠い状態。40分振り続けたにもかかわらず、この程度なんて・・・汗と涙が頬を伝います。
こうなったら、火力アップで挽回だ!!
…この展開って前回と同じ!?ということは、また半生焙煎のえぐい豆になってしまんじゃないのかな…
一抹の不安が胸をよぎり、それがどんどん膨らんでいきますが、それを振り払うように網と二の腕を振ります。
そして振り続けることさらに30分。
前回より深く煎たところでギブアップ。早速香りを確かめてみます。
…少し生臭い…
しかしそれは生の豆を触った自分の手のにおいだ!豆は大丈夫!とポジティブに考え、豆を保存用のガラス瓶に入れます。
後日、第2回目の自家焙煎豆を入れてみます。
豆が保存されている瓶を開けると、香ばしいコーヒーのアロマが!!という期待とは裏腹に、微妙に生臭さが漂います。危険です。非常(非情)に危険です。
ミルで挽いても、豆が硬い。挽き終えた豆からもコーヒーらしい香りはほとんどしません。
しっかり抽出できるよう細かく挽いてネルで淹れます。
完成したコーヒーを早速口に含みますが、う~ん、ビミョ~。
前回よりはまだましで、何とか無理すれば飲めるんじゃないかという、まさに微妙なコーヒーが完成しました。千里の道の二歩目です。
I tried to roast bean myself again. First, I wash bean roughly and dry it by towel. Then I start to roast in the kitchen. After shaking roaster for 30mins, I checked bean how it is. But, it wasn't enough yet. I shake roaster again. One hour after, finally I finished (gave up??) it. My roasting bean has no aroma, but little bit green smell. A few days later, I had it and it was better than the last one. But so far from satisfied coffee taste.