YOsHID's cafe concept

いつかどこかでカフェを開くために。
Someday Somewhere, I open my own cafe.

仕事のあと

2009-11-04 | TodaY's coffee


夕方から降り出した雨。
最近毎日雨が降ります。朝だったり、夜中だったり、夕方だったり。目が覚めると雨だったり、雨音で目が覚めたり、急に降ってきた雨で帰宅途中の車が渋滞していたり、気がつかなかったり。

すっきりしないながらも、抱え込んでいてもそれほど苦じゃないうつうつとした気分を抱きつついつものカフェに向かいます。

週末は座るところがなくなるほどにぎわう小さなカフェも今日は閑古鳥が鳴いています。たくさんお客さんがいてもにぎやかで気が晴れていいだろうし、少なくても静かにうつうつとした気分にじっくり向き合えるので、それはそれでいいものです。

カウンター席についてコスタリカとケーキをオーダーして本を開きます。

オーナーはいませんでしたが、いつもいるスタッフがサイフォンで淹れてくれたコスタリカは、オーナーが淹れてくれるものよりも苦味が弱く好みの味でした。彼女が淹れるコーヒーは落ち着いた味になることが多く、私にとってちょうどいいバランスになることがよくあります。今日のコーヒーもそんな一杯でした。落ち着いた彼女の雰囲気がコーヒーに表れているようです。



一緒に頼んだケーキは、アメリカンチーズケーキ。
「チーズケーキ」の部分はもちろんわかりますが、何が「アメリカン」なのかはよくわかりません。特にケーキに詳しいわけではないので、単に私が知らないだけで、何かしらの「アメリカン」な特徴がしっかり表れているのかもしれません。たとえば上に乗ったチョコとか、背中にまぶされたナッツのようなものとか、はたまた切り方とか。なぜ「アメリカン」なのかはあえて聞きませんでしたが、甘すぎず最後まで食べきれる飽きのこないものでした。

しばらく本を読んでいましたが、雨が一向に止む気配はありません。カフェに持ってきたうつうつとした気分をまたかばんに詰め直して帰る準備をします。でも、コスタリカ一杯分はカバンが軽くなったような気がします。