goo blog サービス終了のお知らせ 

YOsHID's cafe concept

いつかどこかでカフェを開くために。
Someday Somewhere, I open my own cafe.

Unir Coffee @ Hankyu department store in Osaka Umeda

2016-02-20 | coffee beAn

 

大阪梅田の阪急百貨店10階の一角にあるユニールコーヒーで、豆を買いました。10階に上がると、どこからともなくコーヒーのいい香りが漂ってきます。香りの先にこじんまりとした店舗があり、立ち飲み用のテーブルが数席用意されています。何種類か豆があったのですが、オススメ!と書いてあったインドアラクバレーC4と、ホンジュラスエルサウセを100gずつ購入。豆だけ買って帰るつもりが、豆を200g以上買うと好きなコーヒーが一杯無料になるという思いがけないサービスに出会し、マキアートを注文しました。 

 

 

あまりゆっくり味わう時間がなかったので急ぎ気味で飲んだのですが、これがなんとも美味しい。エスプレッソとクリームのマッチングが最高で、砂糖を入れなくても全く苦味を感じずにすっと飲めました。泡がしっかりしていて、最後までアートが崩れません。普段あまりエスプレッソベースのコーヒーを美味しいと思ったことがなかったので、これは目からウロコでした。この日使われていた豆は、確かグァテマラだと店員さんがおっしゃっていたように思います。

 

 

さて、肝心の豆です。家に帰って、早速コンテナに移します。いい香りが漂います。どちらも中煎りで、お店の人に聞くと、中挽きでいいそうです。どちらもV60で落とします。

まずは、インドのアラクバレー。すっきりとした豆の風味と抑えられた酸味が特徴的です。フルーティなー香りとチョコレートのようなビターさが入り混じっていて、フレッシュな豆の風味がありますが、青臭さはありません。さっぱり飲める軽い感じです。

 

続いて、ホンジュラスのエルサウセ。こちらもコンテナに移しましたが、欠点豆が続けて2つ、目に入りました。残念。

 

 

味はというと、これは絶品。私の大好きな味でした。口当たりは軽やかで滑らかですが、遅れてスモーキーな香りと苦味がやって来ます。ナッティーな苦味は嫌な感じがなく、酸味とのバランスが良くて、パンチがあります。インドとは違い、しっかりと味わいたい時に飲みたいコーヒーです。口に入れたときの香りと、後から追いかけてくる香りが異なり、2度楽しめるコーヒーです。

値段はどちらも800円ちょっとと決してお手軽な値段ではありませんが、納得の品質です。特にホンジュラスは、次に行ったときもぜひ購入したいコーヒーです。

 

 

I bought 2 kinds of bean, India and Honduras at Osaka Umeda Hankyu department store. The shop name is Unir Coffee. It is at 10th floor at Hankyu. If you buy more than 200g coffee bean, you can drink one cup of free coffee there. I ordered Macchiato. It was quite nice.

After I came back to my house, I made two coffee by Hario V60 dripper. India was light body and smooth taste with fresh flavor and acidity. Honduras had stronger body and nutty smoky flavor. It had good balance between bitterness and acidity. I love this taste.


Haiti by TOKADO

2014-07-21 | coffee beAn

しばらく忙しくてコーヒー豆をスーパーで買うぐらいしかできませんでしたが、ようやく久々の休みになったので、福岡県大野城市の豆香洞に行って、豆を何種類か買って来ました。
左がハイチで、右がコロンビアです。
やっぱり、ちゃんとした豆はいい。スーパーの量販品と比べるのもどうかと思いますが、香り、風味、全てにおいて違います。ちゃんとしたものはちゃんとしてます。

今回はハイチです。

焙煎は浅煎りです。浅煎りの豆は、生豆臭さが残っている場合があるのであまり買わないのですが、今回は試してみました。やや細かく挽いてお湯を落とします。お湯を注ぐととても早いペースで落ちていきます。
香りに独特のクセはなく、コーヒーらしいいい香りがします。
スッキリした飲み口で、口に入れた時に、「んっ、きつい酸味が来るかも?」と身構えますが、思ったほど酸味は来ません。苦味は弱く、ほのかに生豆の青々しさを連想する味が最後に感じられますが、青臭さではありません。どちらかというと、紅茶のようなフルーティーな風味です。
コーヒーの香りはしっかり持ちつつ、紅茶のようなサッパリした味の楽しめる豆でした。
あまり試したことのないハイチ。もう少し淹れ方を工夫すれば、かなり自分好みのコーヒーになりそうな期待が持てる豆です。
やはり、ちゃんとしたコーヒーは味も香りも豊かです。

豆香洞 Colombia

2014-05-10 | coffee beAn


コロンビアウィークの第三段は、福岡県大野城市にある豆香洞のコロンビアです。コロンビアスプレモナリーニョタミナンゴ。
これは全く次元が違いました。
焙煎はやや深めで、豆をミルで挽くとガリガリ感が少ない、柔らかい感じがします。深めの焙煎なので、やや粗めに挽きます。



挽いた途端にチョコレートのような甘い香りが漂います。豆12gで150ccのいつもの基準で落とします。
しあがったコーヒーは柔らかい甘さと優しい苦さ、そして深いコク。チョコレートのような香りが口いっぱいに広がるとても上質のコーヒーになりました。
コロンビアはしばらくご無沙汰していましたが、豆香洞コロンビアはお気に入りリスト入りです。

コロンビア compare two Columbia beans

2014-04-13 | coffee beAn

しばらく南米の豆から遠ざかっていましたが、久々にコロンビアの豆を買いました。先に買った豆がよく、なかなかいいコーヒーに仕上がったので、別の店ですが次もコロンビアを買いました。

左が近所の焙煎専門店のコロンビア、右が家から30分ぐらいの自家焙煎の喫茶店のコロンビアです。どちらも中炒りのフルシティーローストで、ちゃんと分けておかないと区別がつきません。ただ、右の店の豆は欠点豆が目立ちました。

どちらも少し粗挽きめに挽きます。個人的な好みですが、サイフォンで淹れると苦みが強すぎるコーヒーになるので、ペーパーかネルがオススメです。私はV60で淹れました。

 

しばらく南米の豆を買わなかったのは、ブラジルやコロンビアなどの特徴でもあるどしっとくる苦みが苦手だったからです。先に買った左のコロンビアも最初に淹れた時は苦みが強いコーヒーになってしまいました。次に淹れるときには、お湯の温度を少し落とし、若干ですがいつもより抽出量を増やしました。幸い豆が新鮮だったこともあり、苦みがおさまって苦みの陰に隠れていた深いコクが表れてくるバランスのいいすばらしいコーヒーになりました。

一方右の店ですが、いつもは新鮮な豆を売っているはずなのに、コロンビアはハズレでした。最初のコロンビアがよかっただけに、がっかりです。コロンビアは当たればとてもいいコーヒーになりますが、ハズレれば雑味と嫌な苦みだけのひどいコーヒーになってしまいます。豆がなくなるまでの1週間ほどはこのハズレのコロンビアを飲むことになりました。

コロンビアに限らずシングルビーンのコーヒーは豆の状態で当たりハズレが大きく出ます。同じ店でも当たりの時があったり、ハズレのときがあったり。常に新鮮な状態で、同じ条件の豆を出し続けるというのは、焙煎師にとって簡単なことなのではないのだと思います。

次はいついいコロンビアに出会えるのか・・・

 

I comapre two Columbian beans. The left one is I bought at professional roasting shop near my home. The other one is I bought at self roasting coffee shop. Roasting of two is almost same, high city roast. I made excellent Columbia coffee with left one, because the left bean was very fresh. And I made water temperature down to weaken bitterness. I know how I can make my favorite taste coffee. On the other hand, the left one is poor freshness. I have had terrible coffee till finish this bean.


Rwanda by Kanda coffee

2013-08-24 | coffee beAn

出張帰りの東京神保町。飛行機の時間が迫り急ぎ足だったのですが、一軒のカフェが目に入りました。通り際に中に目をやると、カウンターに並べられたコーヒー豆の入った瓶が見えました。10歩ほど進んでいる間に、うちの豆が今朝底をついたのを思い出してUターン。
カフェの名は、Kanda coffee。カウンター席と、いくつかのカウンターテーブルしかないこじんまりとした東京らしいカフェで、カウンター越しに焙煎機が見えます。ただ、焙煎機がある割には焙煎した時のような強いコーヒーの香りは感じられません。二人のお客さんは別々のカウンターテーブルに腰かけ、静かな音楽を聞きながら手元の本に目を落としています。
豆の販売はシングルビーンを中心に5、6種類。とにかく急いでいたので、目に入ったエチオピアとルワンダを100gずつ注文します。どの豆も100g530円。東京なら平均的な値段でしょうか。パッキングで少し待ちましたが、何とか帰りの飛行機に間に合いました。

さて、まずはルワンダ。豆は小さく粒が揃っています。しばらくチェーン店の豆しか買えなかったので、久しぶりのちゃんとした豆の質に嬉しくなります。焙煎はハイロースト。手びきミルでやや細かく挽きます。豆の質は良さそうだったのですが、鮮度はイマイチ。お湯を落としてもほとんど膨らみません。残念。あの焙煎機は飾りだったのでしょうか。
少し低めの温度のお湯を注ぎ、12gの豆から150ccのコーヒーを落とします。

とはいえ、さすがシングルビーンのコーヒー。汎用品のブレンドとは香りが違います。お店の説明には、ピーチのような香りと書いてありましたが、確かにフルーティー。口の中に広がるフルーツのような香りと、あとに残るほどよい酸味。喉を通ったあとも、複雑で深い味が楽しめます。口の中で転がすと紅茶のような香りと、わずかに豆の青さが感じられます。
この豆のポイントはただ一つ。えぐい酸味にならないように淹れることです。普段より豆を細かく挽き、お湯の温度を低く、ゆっくり細くお湯を注げばいい感じになると思います。
汎用品のブレンドにはないシングルビーンの豊かな味わいに久々に触れることができ、大満足でした。

IKEA coffee

2013-06-24 | coffee beAn


IKEAで買えるIKEAコーヒー。
ちょうどコーヒーが切れていて、しかもセールだったので、買ってみました。エスプレッソ用とドリップ用があり、ドリップ用をチョイス。ブラジル、ホンジュラス、グァテマラのブレンドでダークローストとのこと。原産国オランダ。



粉はかなり細かく挽いてあり、エスプレッソと見まごうばかり。
私の最近の標準、粉12gで150mlのコーヒーをV60で落とします。もちろんお湯を落としても豆は膨らみません。落ちてくるコーヒーはやはり濃そう。そして飲んでみても、やっぱり濃い。飲めなくもないのですが、楽しく飲めるものでもありません。どうしたものかと思案していると、横から「お湯入れれば?」とのひとこと。うーん、お湯で薄めるのか・・・。確かにSTBはじめ、コーヒーチェーンではエスプレッソを薄めてコーヒーを出している。しかし、何か抵抗がある。でも苦すぎるのは嫌だ。と、うだうだ考えることひとしきり。お湯を入れてみることにしました。
150mlにお湯を70mlぐらい。薄めたコーヒーは、意外にもイケました。香りと風味はそのままに、苦味だけが弱くなって飲みやすくなりました。
いつもはドリップ時の濃さの調整をコーヒーの落とす量で行っていましたが、注ぐお湯の量が増え、ドリップ時間も長くなると雑味が強くなったり、水っぽくなったりすることがありました。そう考えると、短時間で抽出してしまって美味しさがぎゅっと詰まったコーヒーを薄めて飲むというやり方もアリかもしれません。どちらが美味しいコーヒーになるか。これからいろいろ試していきたいと思います。ただし、薄める場合もお湯を入れすぎると水っぽくなってシャバシャバコーヒーになるのでご注意を。

Bali by Tashiro coffee

2012-12-02 | coffee beAn


いただきもののバリコーヒー。田代珈琲さんというところのもので、なかなか買えない貴重なものとの説明だったので、HPを見てみると・・・広告が多くゴチャゴチャしていてみるのをやめました。ひとつわかったのは、創業78年と、歴史があることでした。

いただいたのは挽いた豆が100gほど。焙煎は中炒りでやや粗挽きです。計量スプーン一杯12gで150ccほど落とします。豆は全く膨らみません。これまでネット経由で購入する豆で膨らんだ豆に当たったことがありません。

豆は膨らみませんでしたが、香りはとてもいい。一口口に入れると、・・・ん?二口目も、・・・んん?飲みやすくておいしいのですが、何ともとらえにくい味です。チョコレートのようでありながら、フルーツのようでもあり、ドスンとは来ない適度な甘い酸味。すっきりと味が消えてしまうかというと、そうでもなく長く口の中にとどまっているアロマ。カップから漏れる香りがとてもいいので、それがそのまま酸味とともに口の中に残っているのかもしれません。

何とも表現しがたいコーヒーでしたが、おいしいのことはおいしかったです。新鮮な状態ならどんな味なんだろうと期待してしまいます。


Hawaiian KONA from Las Vegas

2012-10-20 | coffee beAn



ラスベガスに行きました。
ABC martでお土産用に売っているコナコーヒーを見つけました。200gでいくらだったかな?正確な値段は忘れましたが、日本で買うよりかなり安かった記憶があります。



スタバに代表されるようにアメリカで焙煎された市販豆は基本的に炒りが濃い。このコナコーヒーもそうでした。エスプレッソを前提にしているからでしょうか。けれど、スタバの豆よりも砕けた豆や炒りムラのある豆は少なく、ある程度の品質が保たれていることがわかります。

深煎りなので、豆は細かく挽きます。量販品なので鮮度はなく、豆は全く膨らみません。
そのままいつも通りドリップすると、かなり濃く落ちるはずなので、やや薄目に淹れます。

それでも濃くなりました。しかし、チョコレートのような甘さ漂うフレイバーは満開。あとは嫌な苦みをどう抑えるかが問題です。
もう少し薄く淹れてみると、フレイバーはしっかりで、ほどよい苦みが残るおいしいコーヒーができました。

細かく挽いた豆12gで200ccのペーパードリップ。これを二人で100ccずつ分けると、ちょうどいいモーニングコーヒーになります。


illy缶

2012-09-30 | coffee beAn



アメリカに行った際に、処分品のilly缶を見つけたので、買いました。5ドル弱なので、400円しないぐらい。

今まで赤い帯のエスプレッソ用と緑の帯のディカフェは見たことがあったのですが、青い帯のドリップコーヒーメーカー用は初めて見ました。



ドリップ用にもかかわらず、やはり豆の挽きは細かい。いつも通りに淹れると、かなり濃いコーヒーに仕上がります。それでもうまーく調整してほどよい濃さにすると、香りとコクのあるおいしいコーヒーになりました。


Brazil CANARIO

2012-04-28 | coffee beAn

 

輸入食品チェーンで買ったブラジルカナリオ。

カナリオはカナリアの意味のようです。焙煎は中深煎りのシティーロースト。200gで600円台とお手ごろです。

中挽きぐらいに挽いて、ネルで淹れます。豆12g、抽出150cc。

コーヒーらしい香ばしい香りが漂います。しばらく酸味が強いコーヒーを好んで飲んでいたのですが、最近はまた苦味が強いほうにシフト。このコーヒーは苦味と酸味のバランスがとてもいいコーヒーで、ネルでもペーパーでもしっかり味が出ます。苦味の中にまろやかな甘い酸味が含まれていて、コーヒーだけ飲んでも、ケーキなどと一緒に飲んでもどちらでも楽しめます。久々にアタリのコーヒーに出会ったっていう感じです。

値段も手ごろなので、しばらくはまりそうです。

 

 

Brazil CANARIO

Bitterness and acidity are well balanced. 680yen/200g. Add this bean to my favorite coffee list.