YOsHID's cafe concept

いつかどこかでカフェを開くために。
Someday Somewhere, I open my own cafe.

35COFFEE

2011-02-27 | coffee beAn


沖縄でふたつ見つけたコーヒーの一つ、「35COFFEE」。
スリーファイブコーヒーと読むようです。その名の通り、サンゴのコーヒーです。沖縄らしいですが、何がサンゴ?まさか豆にサンゴが混ぜてある?サンゴでコーヒーを育てた??
サンゴは焙煎に使っています。その名も「サンゴ焙煎製法」。説明によると「焼きむらが無くコーヒー豆本来の美味しさを引出します」とのことです。それだけではなく、このコーヒーの売り上げの3.5%をサンゴの再生活動に活用していくのだそうです。

焙煎はサンゴですが、豆はブラジルとコロンビアとインドネシアのブレンド。沖縄で作った豆が欲しかったので最初は買おうか迷っていましたが、サンゴのためになるなら!と購入しました。200gで1050円。豆の状態はなく、挽いたもののみの販売です。



挽かれた状態なのではっきりわかりませんが、焙煎はミディアムとハイローストの中間ぐらいで、挽き方は中細挽きとなっていますが私の感覚では中粗挽き。パッケージを開けると、サンゴの香りが・・・しません。香ばしいコーヒーの香りです。

挽き売りの場合は自分で挽くより薄くなり、さらに粗く挽いている場合はサラッとしたコーヒーになる場合が多いので、一杯のコーヒーに対していつもより多い20gの粉を使います。

淡い期待を抱いていましたが、だめでした。お湯を注いでも全く豆が膨らみません。今まで粉のコーヒーを買って豆が膨らんだことがありません。粉にした分、劣化が早いのでしょうか。

まずはいつものように淹れてみます。
口当たりは優しく、コクが広がります。フルーティーなアロマで程よい酸味ですが、ボディはかすか。2口3口と進めていくと、若干の青臭さが気になってきます。ボディが弱い分、何かを口に入れると物足りなくなってしまいます。冷めた後にはさらに印象が弱くなります。日本のカフェや喫茶店によく出てくるようなサラッとしたコーヒーの感じですが、個人的には物足りません。



豆は挽いてあるので、挽き方を変えることはできません。そこで、お湯を注ぐ速度をできる限りゆっくりにします。すると少しボディが顔を出し、バランスが出てきました。もちろんですが、どのように淹れても磯の香りはしません。

豆の状態での販売がなかったのは非常に残念ですが、今それを進めているようです。豆販売に期待です。



35COFFEE
35 says SANGO in Japanese. SANGO means coral. There are a lot of beautiful corals in Okinawa. Corals are used when this blend coffee (Brazil, Columbia and Indonesia) is roasted and 35% of sales is spent for saving corals in Okinawa.
The company produce this coffee is at Okinawa-pref. They sell ground bean only. 1050yen/100g.
Of course I can't smell ocean. Normal coffee aroma. Grinding of this coffee is rough and roasting is between medium and high. So taste is weak for me. Good fruity flavor and well acidity but little body. I can't control taste because the coffee is already ground. The only way I can arrange it is to pour water slowly to draw body. The case I try this, I can taste much body. I hope they sell no ground beans.

Cafe Street @ Naha in Okinawa

2011-02-20 | café in Japan


仕事で沖縄に行ってきました。
世界中、どこへ行ってもできるのがカフェ&コーヒー探し。沖縄でも見つけました。

那覇市国際通りの公設市場から一本路地に入ったところにある「Cafe Street」さん。閉店間際の公設市場を出て、おもしろそうな路地に入ったところで出会いました。小さなお店が立ち並ぶ一角で、これまた小さなカフェを営んでいらっしゃるのは、大阪出身のこの男性。お店を開いて8年(6年だったかな?)になるそうです。

周りのお店がほとんど閉まっているところに燦燦と輝く灯り。国際通りを歩きつかれた足にオアシスです。

一度は通り過ぎたのですが、通り過ぎる時に横目でチラッとチェックしたらエスプレッソマシンが見えました。「あぁ、ちゃんとしたコーヒーが飲めそうだ」と引き返して席に着きます。

小さいお店ですが、メニューは充実しています。てっきりコーヒーはエスプレッソだと思ってオーナーに聞くと、エスプレッソもあるがコーヒーはドリップとのこと。コーヒーをオーダーします。



濃いめのコーヒーは、沖縄の濃密な空気と絡み合います。
コーヒー200円。超良心的な値段もさることながら、wifi を飛ばしてくれていて自由に使えるのも旅人に配慮した嬉しいサービス。お店の前に出たテーブル席に座れば、気分は異国のカフェです。

オーナーとの会話、まったりした時間、心休まるコーヒー。
国際通りを歩きつかれたら、ちょっと路地へ逃げてみてはいかがでしょうか。



You can find a cafe, Cafe Street near Kosetsu Ichiba at Naha-city in Okinawa. The price of coffee is reasonable, 200 yen. And you can use free wifi service.
There are a lot of sight seeing spots in Okinawa island. Kokusai-dori  is the most popular and busy street in Okinawa. You can find many interesting places there. When you get tired after walking so far, I recommend you to take a break at this cafe.

Bali Arabica

2011-02-11 | coffee beAn


近所の輸入食品店で買ったバリアラビカです。
焙煎が浅く、ミディアム~ハイローストです。パッケージを開けた時の香りも浅く草草したもので、味もけっこう酸っぱいかなと予想していました。

淹れてみると、予想通りの酸っぱさ。最初の一口目はよかったのですが、2口3口と飲み進めていくうちに、酸味が口の中に刺さっていきます。ボディもフレイバーもなく、これは失敗だなと思っていました。

しかし買った豆は200g。捨てるわけにはいきません。
そこで苦味が少しでも出るようにいつもより細かく豆を挽いて細中挽き程度にし、一回で使う豆の量も多めにしました。さらにお湯も慎重にゆっくり苦味が出るように細く注ぎます。

すると、あの酸っぱいだけだったコーヒーに適度な苦味が出てきました。苦味が出た分、酸味が抑えられ、酸味優先ですがバランスのとれたコーヒーになり、舌のピリピリもなくなりました。今まで酸味に隠れていたコクも出てきて、青臭さはフルーティーさに変身。飲みやすく、おいしいコーヒーになりました。グラスに入れておいたものを冷めてから飲みましたが、こちらも悪くない味でした。



同じ豆なのに、淹れ方ひとつでもこんなに性格が変わる。コーヒーってやっぱり奥深いです。




Bali Arabica
I dripped it with usual way first. But it was very acid and my tongue felt stinging. So I ground bean smaller and use a little more bean at one cup to make coffee more bitter. I poured boiled water slowly and carefully.
The second cup was much better than first one. Add bitterness and make less acidity. Well balanced. I smelled green on the first cup but it changed to fruity flavor.
Coffee taste can change by the way how to make it. It's amazing.

Morihiko Custom coffee

2011-02-04 | coffee beAn


北海道のカフェ「森彦」さんからブルーマウンテンを買ったとき、お試し用の豆が同封されていました。豆の種類はわかりませんが、カスタムコーヒーとラベルにはあります。後日森彦さんにメールで問い合わせてみましたが、「今月のコーヒー」のように季節モノだそうで、その都度豆の種類が変わるということでした。結局種類はわからずじまいでした。

ラベルには中煎りとありますが、ブルーマウンテンの中煎りとは明らかに深さが違います。私の感覚からいうと、深煎りフレンチローストぐらいはあるのではないかと思います。



エスプレッソ用の豆によく見るような光沢があり、きつい苦味が苦手な私は淹れる前から舌がピリピリしていました。正直なところ、期待はあまりありません。

パッケージを開ると、濃厚なアロマが広がります。

キツい苦味を予想して、豆はいつもよりほんのちょっと少なめを挽きます。この豆もブルーマウンテンと同様、ミルがスイスイ動きます。挽き終わった後の粉の残りも少ない。森彦焙煎の豆は不思議です。

豆を若干少なめにした以外はいつも通りで淹れます。豆のときから漂い続けているアロマをもう一度確認しながら、カップに移したコーヒーを口に運びます。

かなりの苦味を覚悟していたのですが、予想外にまったり。そして口の中いっぱいに広がるチョコレートのようなフレーバー。そして、コク。どちらもとてもしっかりしています。

予想を裏切るすっきり穏やかな苦味と、その強いフレーバーにびっくりしましたが、それ以上に、こんなにもコーヒーのキャラクターを引き出せる焙煎師がいるのかとカップ片手に朝から感動してしまいました。

最後にはやはり苦味が若干気になりましたが、このコーヒーにはそれ以上の感動がありました。

アロマとフレーバー全開のコーヒー。感動の豆でした。




When I ordered the Blue Mountain bean at Morihiko cafe, they gave me a bean of promotion. It names Custom coffee. I have no idea what kind of bean this is. I asked them it by email, and they said it is seasonal bean like this month bean. They send some kinds of bean to customer every month so that they don't know what I got, neither.
It looks like espresso bean. The package show it is medium roast. But I think it is French roast.
I unpacked it, I smelled strong aroma. It was continuing till I finished to drip coffee. Although I expected too strong bitterness that I don't like, the bitterness is sharp and gentle. And good chocolate flavor with deep body. I was very surprised at the taste as well as skill that Morihiko roaster can draw out a character of beans.